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兼業FX p.116~p.117の説明

6月28日(金)

コメント欄に6/23に「1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX」PART3のダウ理論の説明につて、投稿を頂きました。
コメントは以下のようなものです。

>1日2回の…の本のp116〜117にかけて、
>7月11日高値12日安値のレンジとありますが、
>7月11日の高値を抜けてないのなら、
>安値は7月11日より過去のはずではないのですか?

私もコメントを頂いて直ぐにp.116から読み直しました。
確かに、上昇トレンドであれば、レンジの下限となる安値は必ず高値より過去にあります。
そして、この部分だけ読むと、確かにおかしな話になっていて、すぐにコメント欄で謝罪しています。

で、結論から申し上げると、p.116の2行目にある
「6月から上昇してきましたが」の部分と、
11行目の「ポンド円は上昇トレンドが終了し」の部分が
不要だったと思います。


これらの文言で、チャートが示す内容と、本文が一致しなくなり、混乱します。


以下この点を説明します。

まず、大前提として、このp.116からの記述は、p.112から始まる「トレンドの転換点で利確・損切りをする」という項目の中の説明です。
これは書籍なので、各項目でお伝えする内容を区別しています。

そして、当該項目でお伝えしようとしているのは、転換点がどこか、という話です。
そして、その解説として示す図-33では左からローソク足が上昇していますが、この左にある安値は見えていません。
つまり、7/11高値に対するレンジの安値は示されていません。

これは偶然ではなく、説明の都合上、わざと7/11より前の安値を出していません。
つまり、この部分を含んだ説明をしていないわけです。

その上で、現状は7/11高値を上抜けないので、7/11と7/12のレンジとしています。
7/11より前の情報がないので、この7/11と7/12のレンジからスタートすることになるわけです。

添付チャートでご確認頂くと、図-33は、空色で囲んだ部分だけを本書の図-33として表示しています。
gbpjpy d
7/11と日足でレンジとなる6/21が表示されないようにチャートを区切っています。

このようにすることで、この図-33は、7/11と7/12でレンジとなっていた相場が、7/12安値を下抜けて下落トレンドとなり、8/24に安値をつけ、その後、今度は8/15と8/24のレンジを上抜けることで反転し上昇する動きで、図-30や図-31で示した転換点の具体例として示していることがお伝えできるのでは、と意図していたものと思います。


ですが、ご指摘を受けて、このp.116から読んだり、図-33だけを見ると、私もすぐにはわかりませんでした
じっくり読み直し、自分の執筆意図と合せると、「6月から上昇してきましたが」と、「ポンド円は上昇トレンドが終了し」の文言で、まず上昇トレンドがあるように伝わってしまいます。
しかし説明している図-33では上昇トレンドの根拠は示していません。
この本文とチャートの矛盾で、この部分がわからなくなっていると思います。

そこで、チャートの通り、7/11の前の動きはわからないけれど、現在は7/11と7/12のレンジにある、というところからスタートし、7/11以前が上昇トレンドというチャートに根拠のない記述(11行目)を削除すると、ご理解頂けるのではないかと思います。

「チャート分析」でも書きましたが、図-30、図-31のような抽象解説図は簡単ですが、実際のチャートでそれに合うものを探すのはなかなか大変です。
そこで、今回のようにどこかの部分を切り取るのですが、もう少し慎重に執筆編集していれば、ご迷惑をおかけしなかったと思い、この点は大変申し訳ないと思っています。

ただ、一方で、著者にツッコミを入れられる方は、それだけチャートに精通してきたということでもあり、その点は自信を持っていただけるのではないかと思います。
そうした読者の方がいるということは、著者としても大変うれしく思っています。


今回のような拙著についての不明な点は、このブログで対応させて頂いていますので、今回のように、ちゃんとお伝えできていない部分や、表現が不適切な部分もあると思いますので、気になるところがあれば、お気軽にコメントを頂ければと思います。

お互いFX相場を楽しみましょう
・・・あ~、本を書くのって大変だなぁ...トレーディングの方がよっぽど楽かも
   でも、せっかく頂いた機会だから、いろいろ経験させて頂きます


ではまた

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スッキリしました。

田向さん こんにちは 

ろっきーです。

本だと紙面が限られていますし便宜上切り取らないといけないということですね。大変さが伝わりました。

追加で一つ質問なのですが、P117に7月から9月で大きな利益となったと書いてありますが、画像の紫のラインの2016/12/15高値と、黄色のラインレンジの5/10高値付近で抑えられている点は、実際のトレードにおいてどのように考えられたのかなど、差し支えなければ、相場観を解説していただけますでしょうか。



Re: スッキリしました。

ろっきーさん

こんにちは、
ご理解頂き、ありがとうございます。

さて、昨日の兼業FXの説明で添付したチャートですが、
よく見ていらっしゃいますね。

実は、この紫色で示した12/15高値と、橙色で示した5/10の高値は重要で、
最初は、今回のブログ記事にも細かく書いていましたし、週足チャートも用意していました。

ただ、アップする前に何度か読み直しているうちに、
そもそも、今回の図-33の不備の説明とは違う論点になってしまうので、
最終的に削除して、簡潔にしました。

この2つの高値に意識が行くということは、
チャート分析がかなりできているのだと思います。
この点については、改めてブログ記事にしますので、
そちらをお待ちいただければと思います。


ではまた

ご返信ありがとうございます。

田向さん

ろっきーです。

早速ご返信いただきありがとうございます。

削除されてしまったのですね。
おそらく私が一番興味ある内容です。

細かく書いてくださったということで楽しみにしています。

投稿していただけるまで自分なりにも考察してみます。

いつでも大丈夫ですので、お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。

Re: ご返信ありがとうございます。

ろっきーさん

ごめんなさい。
コメントを読んだまま、「承認」するのを忘れてましたv-12
知人に、承認待ちになってるよ、と教えらえて気が付きました。
失礼しました。

No title

田向さん、こんばんは。

ご丁寧にありがとうございます。

またよろしくお願いいたします。
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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信。
相場関連はツイッター(@maru3rd)をご覧ください。

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