危険なマーケット

6月22日(水)

前回のブログで書いたように、マーケットは明日23日の英国国民投票を控えて、非常に神経質ですし、危なくなってきています。
今月発売した著書では、ドル、円、ユーロ、ポンドなどの主要通貨は流動性があり、リスクが少ない旨をご案内していますが、今は違います。
先週から為替市場はもちろん、金融市場全体で流動性が低下しており、このタイミングでの取引はとても危険だと思っています。

私自身はこうしたどうなるかわからない場面で取引するつもりは全くありませんし、チャートもそれを示しません。
つまり、ここで取引をするということは、ギャンブルに近いことを承知のうえで取引する、ということになると思います。

昨年1月のSNBショックの時のように、流動性が枯渇している相場では、ストップロス注文も役に立たなくなることがあります。
つまり、ストップを置いていても、そこでは約定されず、口座資金を全て失った上、追証も発生する、ということが起こる可能性があるわけです。

この荒れた相場で利益を狙おうという人は、そうした覚悟をもって取引する必要があります。

日本の個人投資家はポンド円の買いポジションを大量に持っている模様です。
しかしポンド円の虹色チャート(日足)は、買いを示してはいません。
20160622 gbpjpy daily
一目瞭然で下向きの流れが続いており、今年はまだ上向きの虹は出ていません。

また著書でご紹介した、1時間足に3本の移動平均線を表示する初心者でもわかりやすい方法でも、
20160622 gbpjpy 1h
直近は、女性議員襲撃事件から残留派支持が増えてポンドが買われていますが、日足の21SMAを1時間足で示している504SMAが上値を抑えていて、引き続き下方向可能性があり、買うタイミングではありません。

ここでのポンド買いは、逆張りですから、上手く行けば大きく利益を得るかもしれませんが、そうしたことは確率的に低いので、私はやらない方法です。

前回のブログの通り、今週いっぱいはお休みモードで、マーケットを眺めつつ、ゆったりしたいと思っています。

さぁ、ここからが今年のメインイベントです。
どうなるか、しっかり見てみましょう。


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Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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