ドル円の93円ミドル

6月15日(土)

週末なので、これからテニス、そして日曜は父の日ですが、その前に。

私はこの気まぐれ更新のブログのほかに、twitterや、ディーラーズ・バトルで、自分の相場感や予測を書き、そして西原宏一さんのメルマガでは、DiNapoliチャートの分析を寄稿しています。

これらをお読みの方は、すでにご存じと思いますし、このブログの前回(6月8日)でもドル円の93円ミドルに注目していることはおわかりだと思います。

そして、今週は93.781まで下げました。

先週末にブログでも書いたように、ドル円は下方向の可能性を考えていたので、基本的にショート(売り)スタンスで、今週は大きく下げたので、良いトレードでした。

問題はここからで、93円台を付けてきたドル円が、さらに下げて行くのか、この93.78でほぼ38.2%戻しを完了して上昇に転ずるのかが来週の注目点になりそうです。

チャートはドル円の1時間です。
20130615 usdjpy 1h
下方向をイメージしていたので、火曜日に下向きの虹が出そうなところで売り、木曜日に93円台とつけたので、その後の戻りで利確しています。
ひとまず目標とされていた93円台に入ったことで、ここからは下げにくいかもしれないと、考えたからです。

私が見ているチャートは特殊ではありませんし、フィボナッチは誰でも引くことができ、当然マーケット参加者の誰もが意識できます。
特にフィボナッチの38.2%である93.56は誰でも引くであろうところですから、キッチリ93.56を付ける前に売っている勢力(私を含め)はそこに近づけは早めに利確を始めます。
このため、計算値の93.56まで下げない可能性もあり、木曜に93円台に突っ込みながら、勢いよく戻されてきた動きから、これらショート(売り)が利確している可能性を考え、私も利確しました。

ちなみに、そのフィボナッチはこれ。
20130615 usdjpy 1w fibo dinapoli
これはDiNapoliチャートですが、高値は5/22の103.722が明確なので、ここのポイント。 そして、これで見ると下値は9/13の77.12付近しかありませんし、多少違う下値をとってもこのころは77円~79円台ぐらいでしか動いていないので、フィボナッチ・リトレースメントの計算結果に大きな違いは出ません。
そうして計算した38.2%が93円ミドル付近となります。

ひとまず93円台になっているので、ここで下げ止まる可能性も考えていて、一方で月曜に急落する可能性も考えて、新規のドル円のショートは持っていますが、すでに建値ストップにして、もし月曜に下げれば儲かるし、もし戻されても損はない、という有利なゲームになっています。

93円台で止まる可能性の1つが、週足の一目均衡表です。
20130615 usdjpy 1w ichi
週足の一目均衡表を見ると、今回の下落も週足の基準線で止まっています。
この週足の基準線が38.2%のすぐ上にあり、基準線自体も上向きです。
また4/2~4/4の日銀・黒田バズーカ砲の異次元緩和前に下げ止まっていた安値が92円ミドル付近なので、ここを下抜けると、異次元前に戻ってしまうので、それはないのではないか、と思っています。

twitterや、ディーラーズ・バトルでは、日足の一目均衡表が三役逆転の下落トレンド入りを示していることを書いていますが、気になるのは遅行スパンが雲で止められている点です。
20130615 usdjpy 1d ichi
日足の一目均衡表は、転換線が基準線を下抜け、遅行スパンがロウソク足の下に出て、現在のロウソク足が雲の下に出て、3つが下落を示す三役逆転になっています。
ただ、遅行スパンが雲を抜けてこないと、戻されたり、不安定な動きとなることがあり、基本的には下方向を考えつつも、もしかしたら下げ止まるかもしれない、ということも考えてマーケットを見ています。

ちなみに、遅行スパンを止めている雲の下限は92.37にあり、ここは先ほど書いた4月の異次元緩和前の安値92円ミドルの下なので、4月の安値を下抜けないと、雲も下抜けできない、ということになります。
ただ、雲は火曜日には切れあがてきていて、火曜日の下限は93.11付近です。

このため、火曜日まではもみ合いつつも下げきらず、火曜日に一気に下抜けて下げて行くのか、または週明けに政府が何らかの対策を出して、火曜日の93.11の雲の下限を下抜けせずにドル円が上昇していくのかが注目されます。


いずれにせよ、ドル円の下落はいいところまで来ていますし、この下落は本格的な下落トレンドというより、大きな国策(アベノミクス)の円安の流れの中での調整局面である可能性が高いため、このドル円の93円台は慎重に行かないと、一気に上昇してショート(売り)は踏みあげられてしまう可能性があるので注意したいところです。


なお、今回のブログは、初心者の方にも丁寧に書いたつもりですが、もしわかりくいようなら、今週発売された西原さんの本、「30年間勝ち続けたプロが教える シンプルFX」を何度も、何度も読み込んではいかがでしょうか。
私も企画段階から制作のお手伝いをしましたが、正直、全くトレードをしたことがない、これからFXを始める初心者には難しいかもしれませんが、少しはトレードしたことがある人ぐらいの初級者が中級者となり利益が伸びるようになるには、とても良い本だと思います。

為替相場は世界一巨大な市場なので、私が儲かって、これをお読みの方が負ける、ということはありません。
私が儲かり、みなさんも儲かる、ということができる市場なので、数か月で儲かるとかではなく、数年かけて儲ける技術を身につける、ぐらいの気持ちで取り組むと良い結果が残せるようになると思います。


さて、梅雨の合間の貴重な週末なので、コートで大騒ぎして来ようと思います。
ではまた

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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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