8月の円高アノマリー

8月10日(金)

欧米の参加者が夏休みを取っているようで、マーケットは閑散としています。
昨日は日銀の金融政策決定会合でしたが、結果はゼロ解答
何もしないのですが、円が買われることもなく、誰も仕掛けてきませんでした。
この辺からも、みんな夏休みに入っていることがうかがえます。

日本にいて、特に会社勤めをしていると、夏休み=お盆休み となりがちですが、「お盆」なんてのは日本だけで、海外を中心とする為替市場では全く関係ありません。
逆にサマー・バケーションは、1週間以上、欧州では2週間や3週間取る人もいますから、夏は動きにくいと思った方がいいかもしれません。

ただ、8月は円高になるアノマリーがあり、2000年から2011年の過去12回の8月は円高(陰線)10/12、円安(陽線)2/12となっていて、圧倒的に円高になっています。

8月1日の始値は78円12付近なので、これより円高になる確率が高いということになります。

ただ、こうした確率だけでトレードすることはできないので、チャートを見てテクニカルを使って、いかにいいタイミングでポジションを持つかということに尽きると思います。
...今朝はtwitterに書いた理由で、短期で豪ドルを売っています。
   ただ大きな流れがは上ですし、閑散とした相場なので、早目にストップをコストに移動する予定です。

チャートを見ると、8月の夏休み入りに向けて、ポジション調整もあり、7月後半からマーケットの動きが変わってきました。
20120810 6pair4h
チャートはドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの4時間です。
少し縮小して、過去3週間がそれぞれ表示されていて、7月20日ぐらいからの動きです。

7月後半までは、下向きの虹が出ていて、ドル買い、円買い、ユーロ売り、という動きでしたが、そのあとは巻き戻しなども起こりつつ方向感がなくなり虹が乱れています。

やはり先週ののECB理事会や雇用統計を確認してバケーションに入った人が多いのかもしれません。
今週は少し動いてもそこからが続かず、参加者が少なさそうですし、マーケットも傾きにくくなっています。
このため、普通なら100pips以上動きそうなチャートの配置でも、50pipsも動かなかったりして、やりにくくなっています。

このような局面では、エントリーのタイミングが絶対に重要で、タイミングがずれると高値買い、安値売りになってしまう場合が多いと思います。

エントリーの上手い人は構いませんが、そうでない人は無理せず様子見するか、取引量を大幅に減らした方が無難だと思います。

来週はさらに動かない可能性もあるので、週越えポジションは持たず、また週越えさせられてしまうようなポジションも持たないようにしたいと思います。

8月のアノマリー通り、今年も円高になるのか注目ですが、今月の終値が78円10だったとしても、始値より2銭円高なのでアノマリーと一致ということになります。

円高アノマリーと聞くと、現在の78円から、76円、75円、もっと行くかぁと妄想してしまいますが、8月の終値が円高になる前に2円円安になるかもしれない、単にアノマリーだけで売ってたら途中の円安で損切りさせられるかもしれないことを考えておくことは大事だと思います。


アノマリーはアストロ程度に5%ぐら考慮する程度にて、やはりチャートをみて、現実がどうなっているかを分析するのが一番ではないでしょうか。

トレードしにくいときは、テクニカルを勉強しておくと、次の大相場で生きるかもしれません。
では、よい週末をお過ごしください

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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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