ドル売りとバーナンキ証言

7月17日(火)


連休はいかがお過ごしでしたか?
その日本の連休中だった昨日から、少しマーケットの流れが変わってきました。
大きな流れは、ドル買い・円買いで変わりませんが、短期的にはこれが巻き戻されている状況です。

クロス円の円売りは、ドルストレートのドル売りによるものと思われ、このドル売りからドル円は下げています。

このドル売りは今週の米国指標や今夜のバーナンキFRB議長の議会証言に向けて、これまでのポジションが調整されただけで、大きな流れが変わったとまでは思っていません。

ただ昨夜発表された米国小売売上高が弱く、2008年以来となる3か月連続減少となり、個人消費が冷え込んでいることが懸念されていて、GDPの7割が個人消費である米国ドルが売られているのかもしれません。

チャートは、ドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの4時間です。
20120717 6pair4H
ユーロドル、ユーロポンド、ユーロ円は一目瞭然で下向きの虹になっていて、ユーロ売りが続いてきたことが鮮明です。
一方、ポンドドル、ポンド円は下向きの虹に向かいつつありましたが、ユーロより早くポンドが買われる動きになっています。
ドル円は膠着しつつも下向きの虹になりつつあり、ここからもドル売りが見えてきます。


ただこれでこれまでのドル買いがひっくり返るかというと、そうは思いません。
ユーロに好材料は出ませんし、ポンドはLIBOR金利の不正操作疑惑がBOEにまで波及してきています。
欧州と英国がダメなら、ドルか円を買うしかなく、不美人投票ではありますが、ドル買い・円買い圧力は続くものと考えています。

よって、現在のドルストレートや、クロス円の戻りは戻り売りのチャンスと考えています。

チャートは同じ6ペアの日足です。
20120717 6pair1day
これを見ると虹のもっとも長いEMAである100EMAはどのチャートでも一番上にあり、乱れが出つつも下方向であることを示しています。

よって、ドル買い・円買いの動きが強く、今後もこの傾向は続くと考えています。

まずは今夜のバーナンキ議長の議会証言で、ここで緩和策に言及がないと、ドルは買い戻されそうです。
ただ、今週はこのバーナンキ証言のほかにもベージュブック(地区連銀経済報告)など米国指標が続くので、ドルの動きに注目だと思っています。


ではまた

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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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