円高の可能性

7月11日(水)

マーケットは方向感が弱い中、少し円買いドル買いに動いてきています。
ユーロ圏の不透明感が払拭できないことや、英国はLIBORの不正操作疑惑が大きくなっていますし、中国経済にも減速の懸念がでてきていて、マーケットはニュートラルからリスク回避のスタンスになりそうです。

そうした中、本日は6月19日~20日に開催されたFOMCの議事録が公開されます。
ここでQE3に関する議論がされているのかに注目されますし、その内容によってはドルが動きそうです。

また今日から日銀は金融政策決定会合を開催し、明日その金融政策が発表されます。
先週来日していたIMFのラガルドらから介入了承のようなアナウンスがありますが、これは大量の資金を出してくれる日本政府へのリップサービスでしょうし、もし過度な円高是正の介入を国際社会が了承するというスタンスならFRBやECBからこうしたコメントがないと意味がないでしょう。

決定会合で何らかの追加緩和策が出ることも期待されていますが、月末にFOMCがあることを考えると、日銀がここで手を打ってもFOMCによっては無駄になるので、たぶん何もやらない可能性が高いのかもしれません。

こうなると、ドル買い・円買いを止める要素がなくなり、円は買われる可能性が高いと思っています。

チャートはドル円とクロス円の4時間です。
20120711 Yencross6pair4h
縦破線は週区切り線ですが、先週ぐらいから虹は上向きから下向きに転換してきていて、下向きの虹が明確になってきているものもあります。

続いて同じものの1時間チャート
20120711 Yencross6pair1h
こちらはすべての通貨ペアが下向きの虹を描いていて、円買いに向かっていることがわかります。

私も昨日からユーロ円をショートしており、円は買われる動きが続きそうです。
注意すべきは今夜のFOMC議事録と明日のBOJ(Bank Of Japan)の金融政策決定会合ですが、既にfavorなので、損失は出ないようになっており、利を伸ばすだけです

ただ、ある程度以上の円高が進むと介入警戒も出てくる点は注意したいと思います。
計算によると、ユーロ円の目標は92円ぐらいになりますし、ポンド円も117円ぐらいになり、かなり下なので、一気には行かないかもしれません。

虹で方向をみつつ、丁寧にトレードしたいと思っています。


ではまた

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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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