テーマが見えない

4月16日(月)

マーケットはテーマになるものがなくなってきていて、方向感がつかみにくくなっています。
2009年12月から2010年のようにギリシャの債務隠ぺいのような大きく明確なテーマがあると、マーケットはその方向に一方的に動き、ポジションも取りやすいのですが、このところのマーケットはそうではありません。

欧州からはスペインの財政再建が難しそうとのニュースでCDSが上昇したり、中国景気に期待を持つとGDPが予想より低かったり、しかし米国経済指標が良さそうで堅調かと思うと雇用統計でネガティブ・サプライズになって再びQE3が期待されたり、消滅したり、日本の経常収支が赤字となって円売りになったものの、近頃は黒字化して円も売りにくかったり...

こうした方向感やテーマのないマーケットでは、何かのニュースで急激に動いたりするヘッドラインリスクもあり、虹で安心して順張りしたい私にはポジションを取りにくい状況です。

チャートは、久しぶりにドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの日足です。
20120416 6pair1day
この中で、比較的虹がハッキリしているのは右上のEURGBP
ユーロ売り、ポンド買いが明確です。

下段のドル円クロス円はこれまでの円売りが調整されており、サポート(ピンク罫線)に達しそうになっています。
このサポートを割れて下抜けて行くようだと、円売りの流れは完全に終わって、円はレンジになってしまうかもしれませんし、直近では円高に向かうかもしれません。
今年2月からの長期予測をあてている方の資料でも、ドル円の本年は85円から90円であまり上伸しないようなので、一本調子で円売りにはなりにくいのかもしれません。


先週の動きを見るため、この6ペアの4時間を見ます。
20120416 6pair4H
4時間では円は買われていて、このまま進めば円高方向に動きそうです。
一方、ドルも買われやすく、円買い・ドル買いになるのかもしれません。

マーケットのテーマや市場参加者が何に注目しているのかが見えにくいので、慎重に臨みたいと思いますが、明日の20時から西原宏一さんと和田仁志さんのセミナーが開催されます。
マーケットのプロがどのように情報交換しているのか、現在のマーケットのどこに注目しているのか、などマーケットのテーマについてのwebセミナーなので期待したいと思います。

虹がハッキリしない場合、テーマが見えにくい場合は、相場の転換期の場合もあり、こうした転換期から新たな相場に入れると大きく利益を得ることができるので、ここしばらくの動きは注目だと思います。

15分などの短い時間の虹を見つけつつ、トレードするのが良いかもしれません。


ではまた

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Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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