利下げはあるか?

2月9日(木)

ギリシャは、なんだかんだで合意しそうです。
しかし、いつも思うのですが、巨額の政府債務、巨大な公務員、手厚い公務員年金、過剰にいて決断できない国会議員など、税金を公の仕事についている人に供給している体制は日本もギリシャも同じような気がします。
思いっきり既得権益に切り込まないと、日本もギリシャと同じ道を辿りそうです。

ギリシャの金持ちが海外に資産を移すように、日本だけに投資するのはこれからは危険ではないでしょうか。
政府に頼らずに収益を得る方法を身に着ける必要がある、と思っています。

さて、マーケットですがユーロは上昇したものの、ユーロドルの1.33には厚い壁があるようで、上抜けできず、直近は少し下げています。

チャートはユーロ・クロスの4時間で、ここ数日これを出しているので比較すると面白いと思います。
20120208 EURcross 6pair4H
ユーロが急上昇していることは一目瞭然です。
特に左下のEURAUDでもユーロ買いとなっていて、豪ドルが売られ、AUDUSDも少し下げています。

ユーロはいずれも5EMAから外れ、買われ過ぎているので、この辺でもみ合ってさらに上昇するか、調整で下げるかの分岐点にあります。
4時間の虹の7本線は上向きなので、おそらく上方向と考えますが、詳細を確かめるために1時間でも見てみます。
20120209 EURcross 6pair1h
1時間足はzoomして少し長く表示していますが、ここでも虹が出ていて、調整されつつもユーロ買いを予想します。

ここで問題となるのが、本日のECB理事会

欧州はギリシャだけでなく、ポルトガルなど、悪い部分は次から次へと出てきます。
また、ギリシャ国債を保有するECBも民間と同様にカットに応じるとの報道もあり、これはECBの資本を痛めますから、ユーロ売り材料です。
こうした欧州の悪材料が今度も出ることから、もしECB理事会で、利下げの可能性を示唆するようなことがあると、ユーロは下げてしまう可能性が高まります。
...さすがに今日の利下げはないと思いますけどね

ユーロが買われ過ぎである点と、ECB理事会を控えていて、しかもそこで利下げが示唆される可能性が出ていることを考慮すると、今日はユーロがガンガン上がっていくとは考えにくいと思います。

おそらくユーロは様子見になりつつ、注目は今夜のECB理事会ではないでしょうか、
私もそれまでは、様子見しながら、もし動けばついていきたいと思っています。


ではまた

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
リンク
最新記事
プロフィール

田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
月別アーカイブ