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欧州の金融と財政

1月30日(月)

ユーロは上昇していますが、欧州は再び対立が始まっています。
ドイツは、財政再建が進まないギリシャに対し、EUの監視下でギリシャの財政再建を進める提案をEUに出しているようです。
ユーロ圏諸国が監視官を任命して、ギリシャ議会が再建計画に反した場合には拒否権を行使できる権限を与えるという案で、EUがギリシャの財政に直接乗り込んで行くという提案です。
当然ですが、ギリシャ政府は財政は自国で管理すべき!と反対しています。

今更ながらですが、ユーロは、金融政策はECBで行いながら、財政政策は各国でという、金融と財政が一体となっていない構造なので、こうした矛盾がでてきます。

マーケットは問題が起きると、こうしたユーロの持つ根本的な矛盾や不合理を攻めます。

ただ、為替市場は、株式や債券とことなり、交換価値の市場です。
ユーロ単体を売買しているのなら、ユーロは売れらる一方になると思いますが、為替は相対的です。
ユーロ・ドルではユーロとドルを天秤にして、強い方が買われ、弱い方が売られます。
ユーロは悪いのですが、ドルも緩和策を実施して売られやすく、ユーロドルは下げにくくなっていますし、先週水曜のFOMC後はドルが売られているので、ユーロドルは上昇する動きになっています。
...この辺が為替の難しいところでもあり、面白いところでもあると思います。

チャートはユーロ・クロスの日足です。
20120130 Eur ceoss daily6pair
縦破線は月区切り線なので、今年に入っても下げ続けたあと、上昇に転じているのがわかります。
ユーロは全般に買われていて、右上のユーロスイスだけがまだ下げ続ける動き。
このユーロスイスのスイス買いがどこまで行くのかも注目で、1.2を下抜けると大きく動くかもしれません。

この日足を見ると、直近のユーロドルは金曜に買われ過ぎているので、1.31ミドルから前半ぐらいまでの戻りはあるかもしれません。
ユーロドル、ユーロ円が大きく上昇しているのに、ほかのユーロクロスがそれほどでもないので、この上昇はドル売りや円売りによる部分が大きいのではないでしょうか。

ユーロは長期的には売られる方向を予想しているので、下がり始めたら売るスタンスで行きたいと思っています。

今日はまずEU首脳会議がありますし、金曜日は雇用統計です。
今週もマーケットを楽しみましょう
ではまた

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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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