ドルからユーロへ
1月5日(木)
昨夜はスペイン政府が銀行の融資支援をIMFに要請している、という報道でユーロが急落。
スペイン政府は否定しましたが、こうしたユーロ・ネガティブなヘッドラインで動いてしまう、ユーロ・ベア(弱気)なマーケットになっています。
ユーロドルは新年の上昇をすべて帳消しにして、行って来いになってしまいました。
私は年初のリスクオンの動きから、ドル売りの動きでユーロドルはもう少し上昇するかと思ってましたが、そうはなりませんでした。
ここでの反省点は、マーケットの主眼がドルではなく、ユーロだということ。
ドルストレートで見る癖がついているせいか、ユーロクロスを比較するという視点が抜けているようで、当面はドルからユーロに注目を変えた方が良いのかもしれません。
そこで、ユーロクロスを比較してみます。

チャートは
EURUSD、EURJPY
EURAUD、EURGBP という配置の各4時間足です。
こうしてみると、一昨日のユーロドルの上昇だけが突出していて、ユーロ円もこれに影響されて少し上げていますが、ザッと見でも
虹は下向きの流れで、ユーロが売られていることは明白です。
...こうした比較や大きな動きを見るのに
虹は便利です
まだ新年第一週で流動性が低いのかもしれませんが、これだけユーロクロスが売られている状況ですから、年初のユーロドルの動きの方が異端だったのかもしれません
...金曜の雇用統計まではマーケットが薄い可能性もあり注意したいところです
ただユーロドルに関しては、4時間の
虹が乱れてきているので、昨年末の安値を下抜けて行かないと、しばらくはレンジになってしまうかもしれず、方向感がなくなるのではないかと思っていて、安心して売るのも難しい気がします。
年が変わっても、ユーロ不安は払拭されるはずもなく、ギリシャの本格的なデフォルトが予想される中、ユーロ・クロスの動きも注視する必要がありそうです。
ではまた
昨夜はスペイン政府が銀行の融資支援をIMFに要請している、という報道でユーロが急落。
スペイン政府は否定しましたが、こうしたユーロ・ネガティブなヘッドラインで動いてしまう、ユーロ・ベア(弱気)なマーケットになっています。
ユーロドルは新年の上昇をすべて帳消しにして、行って来いになってしまいました。
私は年初のリスクオンの動きから、ドル売りの動きでユーロドルはもう少し上昇するかと思ってましたが、そうはなりませんでした。
ここでの反省点は、マーケットの主眼がドルではなく、ユーロだということ。
ドルストレートで見る癖がついているせいか、ユーロクロスを比較するという視点が抜けているようで、当面はドルからユーロに注目を変えた方が良いのかもしれません。
そこで、ユーロクロスを比較してみます。

チャートは
EURUSD、EURJPY
EURAUD、EURGBP という配置の各4時間足です。
こうしてみると、一昨日のユーロドルの上昇だけが突出していて、ユーロ円もこれに影響されて少し上げていますが、ザッと見でも

...こうした比較や大きな動きを見るのに


まだ新年第一週で流動性が低いのかもしれませんが、これだけユーロクロスが売られている状況ですから、年初のユーロドルの動きの方が異端だったのかもしれません

...金曜の雇用統計まではマーケットが薄い可能性もあり注意したいところです

ただユーロドルに関しては、4時間の

年が変わっても、ユーロ不安は払拭されるはずもなく、ギリシャの本格的なデフォルトが予想される中、ユーロ・クロスの動きも注視する必要がありそうです。
ではまた
