ドルからユーロへ

1月5日(木)

昨夜はスペイン政府が銀行の融資支援をIMFに要請している、という報道でユーロが急落。
スペイン政府は否定しましたが、こうしたユーロ・ネガティブなヘッドラインで動いてしまう、ユーロ・ベア(弱気)なマーケットになっています。

ユーロドルは新年の上昇をすべて帳消しにして、行って来いになってしまいました。
私は年初のリスクオンの動きから、ドル売りの動きでユーロドルはもう少し上昇するかと思ってましたが、そうはなりませんでした。

ここでの反省点は、マーケットの主眼がドルではなく、ユーロだということ。

ドルストレートで見る癖がついているせいか、ユーロクロスを比較するという視点が抜けているようで、当面はドルからユーロに注目を変えた方が良いのかもしれません。

そこで、ユーロクロスを比較してみます。
20120105 EUR4pair4H
チャートは
EURUSD、EURJPY
EURAUD、EURGBP という配置の各4時間足です。
こうしてみると、一昨日のユーロドルの上昇だけが突出していて、ユーロ円もこれに影響されて少し上げていますが、ザッと見でも虹は下向きの流れで、ユーロが売られていることは明白です。
...こうした比較や大きな動きを見るのに虹は便利です

まだ新年第一週で流動性が低いのかもしれませんが、これだけユーロクロスが売られている状況ですから、年初のユーロドルの動きの方が異端だったのかもしれません
...金曜の雇用統計まではマーケットが薄い可能性もあり注意したいところです

ただユーロドルに関しては、4時間の虹が乱れてきているので、昨年末の安値を下抜けて行かないと、しばらくはレンジになってしまうかもしれず、方向感がなくなるのではないかと思っていて、安心して売るのも難しい気がします。

年が変わっても、ユーロ不安は払拭されるはずもなく、ギリシャの本格的なデフォルトが予想される中、ユーロ・クロスの動きも注視する必要がありそうです。

ではまた

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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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