ユーロは正念場

12月5日(月)

今週は何と言っても9日(金)のEU首脳会議が注目されます
ドイツのメルケル首相はユーロ防衛のためには、各国の財政に踏み込むため、EU条約の改正が必要と主張していますが、これにはユーロに加入していない国を含むEU27カ国のすべてが合意しなければなりません。

しかし、すでに英国首相は懸念を表明していますし、27カ国すべてが合意するのは簡単ではないでしょう。

EU首脳会議で何ら進展がなければ、ユーロは再び1.30を割って下へ行く可能性が高いと思っています。


しかし本日は月曜日でまだ東京時間です。
先週のFRB、ECB、BOE、SNB、BOJ、BOCの6中銀によるドル供給支援の発表で、マーケットは少し落ち着いており、急上昇していたLIBOR1カ月ものも、少しだけ下げました

チャートはLIBORの1カ月ものです。
20111205Libor1.jpg
金曜日はわずかに下げています。
これがさらに下げる(ドル売り)か、一時的なものかに注目しています。

このドルとユーロの動きをユーロドルの1時間チャートでも見てみます。
20111205eurusd1h.gif
青罫線は金曜の高値で、青破線罫線の先週の高値を金曜日に越えて更新しました。(ドル売り)
しかしその後ユーロドルは下落し、全日の安値を下抜けていて、金曜の安値はピンク罫線
ただ、先週の安値はずっと下の赤罫線で、6中銀によるドル供給支援発表で急上昇した分、まだ本格的に下げてはいません。

1時間チャートに虹はなく、方向感が定まらず、手を出せない状況です。

4時間チャートも見てみます。
20111205eurusd4h.gif
1時間チャートと同じ位置にラインを引いていますが、先々週の高値と安値を緑罫線で示しています。
こうしてみると、先週は大きく動いた先々週の高値を安値の範囲の動きで、週足で見れは方向が定まらず、1時間でも虹が出ていないのも納得です。
そしてこの4時間チャートでも虹はなく、ラインが乱れて方向感がありません。

こうした点からもマーケットは金曜日のEU首脳会議に注目しているようで、今週はあまり動かないかもしれません。

小さな動きで慌てて乗ると、一気に戻される可能性が高くなっているので、要注意だと思っています。
まずはユーロがどうなるか、正念場になる週だと思っています。

ではまた

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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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