ユーロの動き

11月18日(金)

欧州財政危機はギリシャ、イタリアからスペインに広がりつつあります。
昨日入札されたスペイン国債の調達は不調で、目標上限に届きませんでした。
このためスペイン国債の利回りも7%に接近、またイタリア国債もECBが買い支えているようで、事実上は7%を越えているようです。
ただ昨夜のマーケットはこれを材料にユーロが売り進められる...ともならず、方向感が弱まっています。
...方向感がないと、ポジションを持っても、早目に逃げることになってしまいます。

ただ、来週に向けては少し動き出すかもしれません。

チャートはユーロドルの1時間で今週の動きが表示されています。
20111118eurusd1h.gif
月曜日に下げてから水曜・木曜と小さなレンジで方向感がありません。
当面はこのレンジの上限(ピンク罫線)か、下限(赤罫線)のどちらをブレークするのかにかかっていそうです。
虹の流れからすれば、下方向の可能性が高いのですが、水曜・木曜と下値が伸びずにいるので、昨日の高値(青罫線)を上抜ける動きになると、週末ということもあり今週のポジションを閉じる動きから、上方向に戻す可能性もあると思っています。
新規の売りは下値を明確に抜けてからの方が良さそうです。


続いてはユーロ円の1時間チャート
20111118eurjpy1h.gif
こちらも上のユーロドルとほぼ同じチャートで、ユーロ売り、ドル買い・円買いのうごきであることがわかります。
ということは、こちらも同様ラインに注目で、安値(赤罫線)とレンジの上値(ピンク罫線)に注目しています。


マーケットは強いテーマがなくなりつつあり、また来週は米国財政問題の議会通過期限(23日)があり、ドル売りに向かう動きもありそうで、こちらがフォーカスされると、ドル売りになりユーロ売りは弱まるかもしれません。

ユーロ圏諸国の財政問題は、ずっと続いていて少し食傷ぎみです
この辺で、ネタが欧州から米国に移る可能性もあるので注意したいと思っていますし、もしユーロからドルにフォーカスが変わると、他のドルストレートやクロス円も流れが変わるかもしれないので、週末要因も踏まえ要注意と思っています。

では、また来週

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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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