方向の見極め

11月7日(月)

ギリシャは野党を含めた大連立でこの財政危機を乗り切ろうとしているようで、先週の国民投票で世界中が大騒ぎした問題は解決に向かいつつあります。
しかし、ギリシャという国や国民に対する不信感も世界中に広がり、さらにユーロへの不信につながりそうです。

そしてユーロ不信は、イタリアをターゲットになりつつあり、これを回避するためイタリアはIMFを入れることでマーケットの攻撃をかわそうとしているようです。

また先週金曜日は米国雇用統計の発表があり、9%台の高い失業率が変わりませんし、雇用も大きくは伸びていません。 このためQE3の可能性がくすぶり続け、潜在的なドル売りが続きそうです。

このようなユーロ不安と、ドル売りの思惑で、マーケットは方向感がなくしています。
このところのマーケットは、方向感のない中、欧州などで何か起こると一気に動くが続かない、という動きが多いように思え、大きな流れはつかみにくいのかもしれません。

チャートは、ドル・円・ユーロ・ポンドの主要4通貨の組み合わせ6ペアの4時間です。
20111107 6pair4H
ユーロドル、ポンドドル、ユーロポンド
ドル円、ポンド円、ユーロ円、という配置で、ほぼ先週1週間の動きが出ています。

左上のユーロドルはパパンドレウ発言で急落、その後少し戻して方向感はありません。
中上のポンドドルも虹は乱れて方向感なくなっていますが、強いて言えば上方向でポンド買いかもしれません。 このポンド買いは右上のユーロポンドでのユーロ売りポンド買いによるものかもしれず、ユーロよりはポンドという選択があると思います。
またポンドは今週木曜日にBOEが金融政策を発表するので、これに向けて動いたりポジション調整がでるかもしれず注意したいところです。
下段は円の動きですが、先週月曜日の回遊介入で円売り方向で虹は上方向。
しかし、本来は円が買われやすい状況ですから、介入期待の円売りは危険だと思っています。
政府は今回8兆円か9兆円も使っており、前回同様、1回で終わりという可能性も高く、マーケットが介入はなさそうとなれば、円高が進行していきそうです。


まずは月曜日なので、先週のギリシャ騒動をどのようにマーケットが消化するのかを見極めていきたいと思います。
方向感がなく動きにくい相場の後は、どちらかに傾く可能性も高く、このときに逆になっていると大きく損をしてしまいそうです。
私はトレンド・フォローなので、大きな動きが出たら乗りたいと思います。

ではまた

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Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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