FXのコスト

6月2日(木)

FXだけでなく、何かを新たに始めようと思えば、それなりの経費が掛かるものです。
テニスを始めようと思えば、ラケットやシューズを買うでしょうし、ゴルフでも、音楽でも同様に費用が必要です。

特にFXは、お金を得る手段を身に付けようというものです。
いわば、収入を得られる資格や、技術を身に着けようとするわけですから、当然それなりの費用がかかります。

ところが、これをケチっちゃうんですよね

どうせ、損をするリスクがあるんだから、余計な費用はかけたくないとか、そもそもお金が不足してるから、FXで利益を得ようと思っているのかもしれんが、実は、FXはもっとコスト(経費)がかかります。

いまはFX会社の無料のセミナーや、このブログのように無料のサービスがいっぱいあるので、これで勉強できると思いがちですが、そうとも言えません。

私は週末テニスプレーヤーですが、youtubeの動画を見ただけで上手くはなりませんし、やはり実際にコーチについて習うのが一番です。
...ちなみに、ここ数年はこのコーチ

自己流は結局お金をかけていないようで、トータルでは一番無駄な出費をしていることになりかねません。

これをFXに当てはめると、損失をという形でマーケットにコストを払うことになりますし、基本を学ばずにいると、マーケットに払う額が増えることになります。

かと言って、情報商材をお勧めしているわけではありません。
何事も自分で考えて学ぶことが、大事だなぁ、と痛感していて、これはFXも同じだなぁ、と思うわけです。

目先のコストを惜しむことで、結局トータルではもっと費用がかかることがあるので、この辺はよく考えた方がいいですね。


ではまた


波乱の2週間!

6月13日(月)

週末に出た英国の世論調査や、フロリダでの銃乱射事件で、月曜のオープンからマーケットはリスクオフで、円買いとなっています。
週初めのアジア時間にもかかわらずリスク回避への動きになっており、これが欧州時間でも続くかが注目されます。


しかし、なんといってもここからの注目は、今週6/14-15のFOMCと、6/15-16の日銀決定会合、そして来週6/23の英国国民投票です。


マーケットは特に英国国民投票を控えてとても神経質になっており、これらのイベントに向けて、参加者も取引を手控えるようになって、おそらく流動性も低下していくでしょう。
この先、どうなるか予想がつかない状態なので、「わからない相場は様子見」するのはプロでも当たり前です。
「わからないのにポジションを取る」ということは、丁半博打をしているのと同じだからです。
となると、流動性が低下し、少しのことで大きな値動きになる可能性が高まり、アブナイ相場となりそうです。

今日13日から2週間、私自身は事実上休暇状態になると思います。
もちろん相場は毎日見ています。
いつ何が起こってマーケットが傾くかわからないからです。
これまで通り相場についてツイッターなどで書くこともあるでしょう。
チャートの形によっては、短期のデイトレで小額取引をするかもしれません。

しかし、、基本的には休暇と思って、ゆっくり本を読んだり、友人や親族と過ごしたり、テニスをしたり、となるのではないかと思っています。
というか、そうしたメンタリティーでいたいと思っています。
(...もし一緒にテニスをしよう、という人がいたら、ご連絡下さいね

私は素人で金融機関出身のトレーダーではないので、素人の特権である「休む」ということをこうした危なさそうな場面で選択したいと思っています。

自分の資金が大きく減らなければ、チャンスはいくらでもあるのが、世界最大の市場である為替市場の素晴らしいところです。

もしかしたら大きく儲かるかもしれないけど、予想外の動きで損をするかもしれないところで、わざわざ無用なリスクを取る必要は全くありません。

ただ、東京も梅雨入りしてしまったので、外でのテニスはなかなかできないかもしれないのが残念なところです。
やはり太陽の下で、気持ちのいい風に吹かれながらプレーするのが一番なのですが、インドアでのプレーが増えそうです。

現在のチャートは、虹が出て大きな流れができているものもありますが、私は懐疑的です。
為替の値動きにはボリュームが反映されていません。
市場参加者が減っていても値動きだけではわからないのが為替市場のチャートです。

ということは、市場参加者が少ない中でできた流れは、お休みしていたより多くの参加者が市場に戻ってくると、一気にひっくり返される可能性もあります。(逆に加速する可能性もありますが

これから2週間の大きなイベントが終了し、市場参加者の動きが固まってきた今月後半ぐらいになると、市場参加者も増え、本来の大きな流れができてくるのではないでしょうか。
そうした取引ボリュームを伴った、大きな流れができてから、その流れに乗ることにしたいと思っています。

ではまた


危険なマーケット

6月22日(水)

前回のブログで書いたように、マーケットは明日23日の英国国民投票を控えて、非常に神経質ですし、危なくなってきています。
今月発売した著書では、ドル、円、ユーロ、ポンドなどの主要通貨は流動性があり、リスクが少ない旨をご案内していますが、今は違います。
先週から為替市場はもちろん、金融市場全体で流動性が低下しており、このタイミングでの取引はとても危険だと思っています。

私自身はこうしたどうなるかわからない場面で取引するつもりは全くありませんし、チャートもそれを示しません。
つまり、ここで取引をするということは、ギャンブルに近いことを承知のうえで取引する、ということになると思います。

昨年1月のSNBショックの時のように、流動性が枯渇している相場では、ストップロス注文も役に立たなくなることがあります。
つまり、ストップを置いていても、そこでは約定されず、口座資金を全て失った上、追証も発生する、ということが起こる可能性があるわけです。

この荒れた相場で利益を狙おうという人は、そうした覚悟をもって取引する必要があります。

日本の個人投資家はポンド円の買いポジションを大量に持っている模様です。
しかしポンド円の虹色チャート(日足)は、買いを示してはいません。
20160622 gbpjpy daily
一目瞭然で下向きの流れが続いており、今年はまだ上向きの虹は出ていません。

また著書でご紹介した、1時間足に3本の移動平均線を表示する初心者でもわかりやすい方法でも、
20160622 gbpjpy 1h
直近は、女性議員襲撃事件から残留派支持が増えてポンドが買われていますが、日足の21SMAを1時間足で示している504SMAが上値を抑えていて、引き続き下方向可能性があり、買うタイミングではありません。

ここでのポンド買いは、逆張りですから、上手く行けば大きく利益を得るかもしれませんが、そうしたことは確率的に低いので、私はやらない方法です。

前回のブログの通り、今週いっぱいはお休みモードで、マーケットを眺めつつ、ゆったりしたいと思っています。

さぁ、ここからが今年のメインイベントです。
どうなるか、しっかり見てみましょう。


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プロフィール

田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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