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トレンド転換のパターン

5月1日(日)

日本はゴールデンウィークですが、明日月曜は再び円買いでスタートするかもしれません。
金曜は106円前半で終わっているので、GW中に106円割れもありそうです。

4/28の日銀金融政策決定会合は、結局据え置きでドル円は111円台から106円台まで5円急落。
そろそろ底値とか、Bloombergの記事で買っていた人は痛手を被った人もいると思います。
またFXを始めてまもない初心者の方は、「売り」(ショート)で入るのが得意ではないので、下がったところと買おうと思っていたかもしれません。

日銀の発表前には、いろいろな人が、これ以上の円高はマズイから日銀が動くとか、選挙が近いから政府が動くとか、いろいろ考えますが、それが当たる場合もあれば、当たらない場合もあるでしょう。
相場の先行きがわかる人はいませんし、上がるか下がるかの決め打ちは、上か下かでギャンブルしてるようなものです。

私は自分が素人なので、あくまで市場の流れに従うことにしています。
それが虹色チャートです。

ドル円の日足を見ると、
20160501 usdjpy daily
どう見ても下ですね。
今月は戻す動きにもなっていましたが、それでもまだ下方向が強いことに変わりなく、結局は29日に4月の安値を更新しました。

日銀が介入したり、政府がアクションを起こすと、ドル円が一気に円安に向かうと考えるかもしれませんが、そんなことが起こった事実はありません。
下のチャートは、2012年に民主党・野田内閣が総辞職し、総選挙で安倍政権が誕生したころの動きです。
20160501 usdjpy 2012
日本では珍しい政権交代でありながら、それでもV転換にはなりません。
民主党政権時代にすでにドル円日足は膠着状態になって虹が乱れて方向感がなくなっています。
こうした方向感がない状況、つまり相場が円買いに傾いていない状況があるからこそ、その後のアベノミクスで大きな円安に動いていく事ができます。

これは他の場面でも同様です。
20160501 usdjpy 2014
ドル円相場は2013年にもアベノミクスの息切れ感があり、長く膠着していましたが、このときは再び上昇に向かいました。

このように過去のチャートで値動きを見ると、現在106円台にあるドル円が一気に120円とか150円に上昇することは、考えにくくなります。 なぜなら、その前のこう着状況がないからです。
ここから5円か10円ぐらいの上昇や下落を繰り返す膠着状況があれば、大きく動くかもしれませんが、当面はそうではありません。


この先注目は5月のサミットで、G7各国が円高による日本経済悪化を懸念して協調介入するかもしれない、とも考えられますが、75円に円高が進んでいった時だって、日本経済に良くないからといって、円高が止まることはありませんでした。
これ以上円を買ったら日本がかわいそう、と思う人がマーケットにいるわけがないのです。

FXは相場なので、どちらに動くかは世界中の市場参加者の考え次第です。
その世界中の参加者は、私たちのような日本人ではないし、日本のことを良く知らない人もいっぱいいるのですから、自分が日本を知らない外国人で、利益追求するためにはどうするか、という視点だけで相場を見た方がいいのではないでしょうか。

などど、思う連休中でした。

ではまた
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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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