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Hello,Janet!

9月23日(月)

相変わらずですが、久しぶりの更新です
今日は日本が休日ですし、昨日のドイツ連邦議会選挙後の動きを見るためポジションもなく、ゆったりしています。
...実は昨日のテニスで疲れている、というのもあります


さて、先週のFOMCは、FRBの量的緩和第3弾(QE3)の縮小開始(テーパリング:Tapering)が、マーケットでは織り込まれていて、問題はその額が100億ドルなのか200億ドルなのか、というレベルが注目されていました。

しかし、実際は、QE3(Quantitative Easing program 3)に変更はなく、毎月850億ドルの資産買い入れが継続され、テーパリングは始まりませんでした。

当然ながら、マーケットはテーパリング開始をほぼ100%織り込んでいたので、その後は混乱しつつ、流れは大きく変わった可能性があります。

思い返すと、5月22日の議会証言でバーナンキ議長がQE3を縮小する可能性に言及してから、出口政策に向かい、さらにはゼロ金利からの脱却を目指す可能性のある米国に今後は資金が流れ込むだろうと思われ、私も、今年は米ドルを買う年、だと思ってました。

ところが、今回のFOMCでテーパリングを開始しなかったため、事態は大きく違ってきそうです。

まずスケジュール的には来月のFOMCでは議長会見がなく、このため来月のテーパリング開始はないのではないか、と思われています。
そうなると、次に議長会見のあるFOMCは12月。
そのころには、バーナンキの後任議長が決まっているはずで、その最有力は現在副議長のジャネット・イエレン(Janet Yellen)です。

経済学者イエレンさんはハト派で知られ、雇用を重視していると言われているので、FRBが出口に向かうのも雇用市場を見ながら、かなり慎重になる可能性があります。
...ちなみに、ジャネットのご主人(ジョージ・アカロフ)も経済学者で
   彼は2001年にはノーベル経済学賞を受賞しています。 すごい夫婦ですねぇ。


こうしてみると、単純にドルを買えばいいとは言えなくなってきているような気がしてきます。

そこで、ユーロドルの週足を見ると、今年は1.27~1.37でしか動いておらず、方向感がありません。
20130923 eurusd weekly
虹は少し上向き(ドル売り)ですが、まだ方向はハッキリしていません。

2011年から2012年にかけては1.49から1.20まで大きく下げましたが、これはユーロ圏の債務問題によるもので、ドルが買われたというよりユーロが売られた部分が大きいと思います。

そうなると、ユーロが落ち着いてきた今年はレンジになっていて、リーマンショック後からのFRBの緩和政策が大きく転換してきている、とは言えないのかもしれません。


こちらは月足。
20130923 eurusd monthly
月足を見ると、2001年から2007年までは上昇してドル売り。
そして2007年のリーマンショックで1.60から下げる動きとなっていますが、月足の虹はハッキリせず、方向感がなくなっています。

これは現在のドル円の日足と似ていて、このユーロドルの月足では、2001年から2007年までの大きな上昇の後の調整が続いている、ということかもしれません。


そのドル円の日足をみると、上昇が長かった分、もう少し調整が続きそうです。
20130923 usdjpy daily
ドル買いになりにくいとなれば、ドル円上昇は円安要因しかなくなり、昨年から今年5月までのような上昇は、たぶん、ないのではないかと思われます。

ドル円も103円から93円の大きなレンジの中にあり、直近は98円100円や98.50~100.50ぐらいの範囲。


大きく相場が傾いた後は、その期間と同じぐらいの期間で調整が入りやすいことを考えると、ドル円もまだ調整が続くのではないかと思われます。


ただ、FRBの議長が交代すると、それに伴ってマーケットが動くこともあります。
今回、ベン・バーナンキ議長の後任が、ローレン・サマーズだった場合には大きくドル買いに動いたかもしれませんが、彼は辞退してしまったので、おそらくジャネット・イエレンが議長に就くのではないかと思われますし、彼女は10月の講演をキャンセルしたので、オバマ大統領からの指名が近いのかもしれません。

いずれにせよ、今後はジャネットの言動にも注意する必要がありそうです。

唯一気になるのは、彼女が67歳で、59歳のベンから交代するには少し歳が取っている点。
これを考えると、まさかのバーナンキ続投、ということもあるのかもしれません。
なにしろ、市場の思惑と全く違い、テーパリングをしなかったこともあり、マーケットの予想とは全く違うことが起こったりするので、やはり、勝手な思い込みや、妄想は避け、あまり長期で考えず(妄想せず)、せいぜい週単位ぐらいでマーケットを見た方がいいのではないかと、改めて思ったりしました。

今後のジャネットの動きに注目したいと思います。
日々のマーケットについては、ツイッターをご覧頂ければと思います。


ではまた




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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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