クロス円

4月2日(月)

昨日から日本は新年度となり、日本の証券やファンドなどはこのあと新年度の資金で取引が始まるかもしれません。
4月4日(水)ぐらいから動きが変わるかもしれないので、注意したいと思っています。

特に注目しているのは円の動き。
特にクロス円は円買いになる可能性があると考えています。

チャートはユーロ円の日足です。
20120402eurjpy1day.gif
2月14日で流れは円売りが決定的になりましたが、直近は上がり過ぎで調整されると思われます。
その理由の1つは虹のラインの間隔。
最短の5EMAと10EMAの間が狭まってきて、勢いが弱まり、上値が伸びないことを示しています。
またMACDはプライスが上伸しながら、MACDは逆に下がっている逆行現象=ダイバージェンスが起こっています。
日足でダイバージェンスが起こっているので、大きく調整される可能性があると思いますし、今朝の上昇も先週の高値で抑えられています。
このまま先週の高値を越えられずにいると、下げる可能性が出てくるので注意したいと思っています。

また同様の動きはポンド円でも現われています。
チャートはポンド円の日足ですが、これもユーロ円と同じような動きです。
20120402gbpjpy1day.gif

気になるのは、直近の値動きで、円売りが強いと値段での調整(=下落)ではなく、時間調整(=しばらく膠着)になる場合もあり、そうなると大きくは下げないかもしれません。

それでも上昇が弱まっていることには変わりないので、クロス円の買いは手を出しにくいと思っています。

またチャートは出しませんが、豪ドル円は下げる動きにもなってきていて、ここか崩れると、クロス円は一気に調整されて、下落するかもしれません。
その豪ドルは明日RBA(オーストラリア準備銀行)が金融政策を発表するので、ここで利下げなどがあると、クロス円下落の引き金になるかもしれないと思っています。

4月に入り、海外は第2四半期入り、日本は新年度入りで、少し落ち着いてから、新たな局面が来るかもしれないので注目したいと思っています。


ではまた

円はレンジ相場

4月3日(火)

昨日はクロス円が下落しました。
なお、お詫びですが、昨日のブログのチャートに出ていたMACDは標準的(12,26,9)ではなく、ディナポリ(8,17,9)のものでした。

近頃、ディナポリを検証しているので、ついこちらのMACDを表示されてしまいました
このディナポリについては4/25(水)CyberAgentFXでの西原さんのセミナーで紹介されますが、標準よりサインが早いのが特徴です。
ただ昨日のポンド円、ユーロ円のダイバージェンスは標準的MACDで見ていながら、添付するチャートのMACDの表示を間違えたので、書いた内容としては違っていないと思っています
...まぁ、ユーロ円、ポンド円は十分、儲かりましたしね


さて、クロス円ですが、虹は上向きにも関わらず下げる動きになりました。
私はポンド円を133円、ユーロ円を111円で売っていたので、昨日はラッキーでした。

虹が1時間も4時間も上向きなのに売った理由は、今日のタイトル通り、レンジだからです。

チャートはドル円・クロス円の4時間で縦破線が週区切り線なので、ここ3週間の動きです
20120403 YENcross4H
青罫線赤罫線は週単位で見た高値と安値のレベルで、円はこの範囲で動いていることがわかります。
ただ、右側の豪ドル円とカナダ円は下方向に少しブレイクしています。

このため、昨日のブログに書いたように、月曜のオープンからクロス円は上昇しましたが、先週の高値で抑えられていましたし、この先週の高値は先々週の高値付近で抑えられています。
2月14日から円売りの動きになっていましたが、上値が抑えられた状況が続いていたので、月曜の朝に上にトライして上抜けなけれは下げるでしょうし、MACDはダイバージェンスしているので、先週の高値の上にストップをおいてショートしたわけです。
...その後は前の1時間足の高値にストップと移していくので、戻ったところで決済されました。

またこのようにクロス円はレンジになっているため、下値を追うことはありません。
昨日のディーラーズ・バトルtwitterで書いたように、戻り始めたらサッサと降りています。
...その後、今朝はもう一段下げましたが、すぐに戻されています。


ドル円は84円25が上抜けずに現在調整されていて、これと共にクロス円も調整されていますが、ドル円がここを上抜けて行けば、クロス円も再び上昇方向と考えています。
レンジがどちらに動き出すかに注目しています。


さて、昨日5分足でも虹は機能するのか、というご質問を頂きました。

ここからは今日のマーケットとは関係なく、またちょっと長いので、お時間のある方だけ、どうぞ


ご質問のお答えとしては、機能するかもしれないし、しないかもしれない...です
ちょっとイジワルかもしれませんが、マーケットに100%はありません。
もし100%確実な動きを予想できるなら、それが年に1回でも、そこに大量の資金をつぎ込めば、確実に大儲けできるわけで、そんなサインはどこにもありません

同様に、虹も機能することもあれば、機能しないこともあります。
なので、重要なのは、もし思ったように動かなくてもすぐに損切りしたり、損にならないうちに撤退することです。
ご質問の方は21時~24時しかトレードできないということでしたが、自分に相場が合わせてくれることは絶対にありません
となれば、自分が相場にあわせるしかないのです。

これはトレード時間を広げろ、ということではなく、その3時間にチャンスや得意パターンが来なけれな手を出さない、ということです。
当然、毎日3時間マーケットを見ていてもチャンスは少なくなるでしょう。
でもだからと言って、自分が儲けたいと思って無理にマーケットに入れば負ける確率が高くなります。
そして損をすると、取り戻すのが大変です。
...30%の損失を取り戻すには43%の収益を上げなくてはなりません。
   このためファンドなどは資金を30%減らすと解散してしまう場合もあるくらいです。

少し脱線しましたが、5分足でも虹は出るので使えるかもしれませんが、短い時間なので虹が消えることも多く、利幅は少ないことが多いと思います。
もちろん、理想としては、5分の虹が継続して、15分でも虹になり、1時間も虹になり...というように拡大するのが理想ですが、その拡大の中でも5分にすれば波があります。
まずは自分で検証してみることが大事で、誰かがこれが使えると言ったから儲かる、というものではないと思います。

相場の世界で儲かる人と、儲からない人の差は、知識と経験だとディナポリは言っています。

これから始める方は、デモで3か月以上勝ち続けられるようになったうえで、1000通貨など少額からトレードする方がいいと思います。
...もちろん資金が潤沢で、1千万ぐらい消えても構わない人は、10万通貨でどうぞ
   ホントにアッというまに資金は消えていきます

また羊飼いさんブログの記事で紹介されたメルマガで、プロの視点を勉強するのもいいと思います。
このメルマガで大儲けしている人が記事なっていますし、私も読んでいますが、多い日は1日に7件くらい情報が来ますし、お勧めです。

マーケットは厳しいところですが、努力を裏切らないところでもあります。
何年かかっても相場でリターンをえる技術を得ようと努力する人には報いてくれると思いますので、自分のペースで続けることが大事だと思っています。
一攫千金を狙う人は投資には向かないかもしれません


ではまた

方向感がない!

4月4日(水)

昨夜のFOMC議事録でマーケットはドル買い。
このためクロス円は方向感なく動き、私は昨夜85.40でAUDJPYを売っていましたが、今朝薄利で決済されていました まぁ、逆方向へ動くことを期待していたポジションなので、仕方ありませんし、損していないのでまぁヨシでしょう

FOMC議事録ではQE3関連の議論があるかと期待されていて、ドルが売られる気配もあったのですが、結果は逆で株価は下落。
いや~、マーケットはわかりません

そこで近頃注目していたドル円とクロス円を見てみます。
チャートは1時間なので、縦破線が日付区切り線で過去4日分ぐらいの動きです。
20120404 YENcross1H
虹がないどころか、上下に振られていて、まったく方向感がありません。
1時間である程度の方向感がないと、直近は手を出せないことになります。
...虹色勉強会でもお話した典型的な手を出さないマーケットになっています。

2月からの円売り相場は終わってしまった可能性があります。

ではドルはどうなのか、こちらも1時間足でドルストレートを比較してみます。
20120404 dollar 6pair1H
こちらも一目瞭然で、虹がない
右上のポンドドルは上向きでしたが、乱れてきたところで今回のFOMCで一気に反転してしまい、しかもまだ下向きは虹ではありません。
ドルストレートも円と同様に方向感がなく、マーケットはこのあとのテーマを求めているのかもしれません。

アストロでは、今日までが水星逆行で乱れる相場で、今日から水星が順行に戻るので、このあと来週あたりからマーケットは動きが出てくるかもしれません。

今週は今日ECB理事会がありますし、明日はBOEの理事会、そして金曜は雇用統計。
大きなイベントが続くので、ここでマーケットの方向感が出てくると、トレードしやすくなると思って期待しています。

わかりにくいマーケットには手を出さないのが一番で、もし手を出すなら、いつでも逃げられるポイントで入らないとエライことになります。

日本はまだ新年度早々なので、焦らずに新年度の資金を大事にしていきたいと思います。


ではまた

円買い

4月5日(木)

私がブログで方向感がない、と書くと動き出すことがよくあり、アノマリーかと思う時期もあったくらいなのですが、今回も、動き出しました

スペインの国債入札が低調だったため、欧州の財政問題が再び注目されることとなり、マーケットはリスク回避的になっています。
こうした場面では、ドル買い・円買いとなりやすいのですが、ここまで大きく売られてきた円が買い戻されるきっかけとなったようで、円買い・円高方向に動いています。
...このため日経平均はあっさり1万円を割り込みました。
   やはり為替が動いて、株が動く、ようです。
   マーケットの規模が全然違うので当然かもしれません。

チャートはドル円とクロス円の日足です。
日足なので縦破線は月区切り線になり、2月中旬からの動きです。
20120405 YENcross1day
日足の虹は乱れて、上昇ではなくなっています。
青罫線はこれまでにも何度か出した先週や先々週の高値で、ここで抑えられてきました。
特にドル円は84円25で抑えられ、クロス円もドル円が上伸しないころから上値が抑えられています。
そして赤罫線はこの2週間か3週間の安値サポートで、ここ数週間はこのブログでも書いたようにレンジになっていましたが、この赤罫線を下抜ける動きが出てきています。
このため、ドル円クロス円は下方向で、円買いになりそうです。

ただ、ここまで円売りされたには、それなりの理由があったわけで、例えば、貿易収支の赤字、経常収支の赤字、LNG購入によるドル買い、輸出企業の業績不振による円買いの縮小など、ですが、これらが解決しているわけではありません。

このため、今後一方的に円高に進むとも考えにくく、まずは先月の安値(ピンク罫線)付近が目安になると考えています。ここをクリアに下抜けて行くようだと、欧州不安が拡大するとか、別のテーマが必要になるのではないかと考えています。

ただ注目は、右上の豪ドル円
これだけはすでに先月の安値を下抜けていて、豪ドルの下落が目立ちます。
豪ドルは83円ぐらいまでの下落を算出しており、ここまではショート・スタンスで現在も売っています。

この円買いの動きが昨日のスペイン国債入札不調による反応に過ぎないのか、これまでの円売りの巻き戻しで本格的に下げる気配なのか、ここに注目しつつ、しばらくは円の動きを追いたいと思います。


ではまた

流動性低下

4月6日(金)

本日は感謝祭(イースター)前の金曜日=Good Friday でキリスト教圏はお休みです。
このため、オーストラリア・ニュージーランド・スイス・欧州・英国などがお休みで、ほぼマーケットも開店休業状態。

今夜は雇用統計が発表されますが、マーケットに人がいないので、流動性が低い中で大きく動いてしまうか、全く動かないか、極端になりそうです。
ここはお休みした方が良さそうに思っています。

その流動性低下が昨夜のユーロスイスに現れていたかもしれません。
ユーロスイスはジワジワ下げてきていましたが、SNB(スイス国立銀行)は1ユーロ=1.2スイスフラン以上のスイス高は容認しない、として徹底介入を示唆していましたし、昨年はこのSNBの介入を狙ってユーロスイスはよくトレーディングされてました。

チャートはユーロスイスの1時間です。
20120406eurchf1h.gif
1.2000にピンク罫線を引きましたが、昨日はここを一瞬ですが割り込んでいます
...私が読むメルマガでは、また1.2030付近の時に割り込む危険性が配信されてました

SNBが死守すると宣言しながらも、一瞬とはいえ、割り込んでしまったのは、やはりマーケットの流動性が低く値が飛んだのだと思います。
...そのあとの急上昇はSNBの介入でしょう

こうした流動性が低下したマーケットでは、SNBでさえ止め損なうわけで、私たちのようなアマチュアでは、今日も予想外のストップがついてしまうとかが起こりやすいと思っています。
想定したストップレベルが意味をなさなくなってしまうと、トレーディングはできないので、こうした点から今日の東京時間以降は事実上週末入りだと思っています。

値が飛ぶので一気に儲けられる、と考える参加者もいるでしょうが、これはギャンブル的ですし、少なくとも虹を使うトレーダーはそういう場面ではトレードしないと思います

虹で方向を確かめておき、あとはエントリー探しに集中するのがいいと思っています。


では、良い週末をお過ごしください

ユーロスイスの動き

4月9日(月)

本日はEaster Monday で、欧州をはじめ主要国(キリスト教国)はお休みです。
金曜も Good Friday でお休みでしたが、日本と比べ祝祭日の少ない欧米では、こうした連休を楽しみに家族で休暇を過ごしたりするようです。
この4連休があるため、先週はその前の水曜・木曜の動きがピークでした。
また金曜の雇用統計は、参加者が少なく流動性の低いマーケットで、予想外の結果がでて動いてしまいました。
もちろん、私は危なさそうなので手を出していません

そうした動きの中で注目なのが、ユーロスイスの動きです。
スイスの中央銀行・SNB(スイス国立銀行)は、1ユーロ=1.2スイスフランを死守すると言っていましたが、木曜に急落して1.2に来ましたし、金曜日もほぼ1.2まで下げています。

チャートはユーロスイスの1時間で縦破線は日付区切り線です。
20120409eurchf1h.gif
このチャートはFXDDですが、木曜に1.1995(赤罫線)まで下げていますが、インターバンクでは1.2で止まっていて割れてはいないそうです。

ただ、重要なのはこれだけ下攻めされている点と、そこでSNBが介入しながらも大きく上にあげられていないという点だと思っています。

つまりSNBは1.2で介入しているようですが、押し上げようとはしていないので、イースター明けに参加者が増えてくると、このレベルは決壊してしまうかもしれません。

SNBは以前も1.5?か1.6?ぐらいを死守すると言っていましたが決壊し、介入で大赤字になり、スイス国会で問題になったことがあったはずです。(違ってたら、アドバイス下さい


yenspa2
現在発売中(3/16発売)のYenSpa!4月16日号では、座談会に参加させていただき、ユーロスイスについて少し話していますので、ご興味があれば、ご覧ください。
...今年の動きというテーマだったので、こんなに早く1.2に来るとは思っていませんでした


本日も流動性が低くなっていそうで、マーケットは実質明日以降に動きが出そうです。
どのペアも重要ポイント付近にあるものが多く、この後、流れが変わる可能性もあるので、マーケットに流動性が戻ってから、多数派がどういう動きになるのか注目したいと思っています。

本日は月曜なので、ForexRadio YEN蔵のMondayFXが、あります。
YEN蔵さんは今日が誕生日です
お時間のある方、U-StreamのLIVEで、そうでない方もメッセージを送って頂ければと思います。

またYEN蔵さんは金曜日にラジオ日経の夜トレに出演されて雇用統計をライブ放送していたので、今回の雇用統計の話をしてくれると思います。

ではまた

円の動き

4月10日(火)

昨日のディーラーズ・バトルで書いたように、円は買われ過ぎで一度戻す動きになっています。

本日は日経新聞が「2月の金融緩和効果を見極めたいとして、10日に開く金融政策決定会合では緩和判断を見送る公算ながら、4月27日に開く次回会合では追加緩和に踏み切る可能性がある」と報道。
これで円が売られる動きになっています。

ただ昨日発表の2月の国際収支は経常収支、貿易収支ともに黒字となり、これが続くと円が買われる動きになりそうで、円の動きはやや方向感を失いつつあります。

チャートは先週木曜日(4月5日)にも出したドル円・クロス円の日足で、縦破線は月区切りです。
Yen Cross
先週の通り、円売りの動きは先週の安値(ピンク罫線)に接近していますが、ここまで下がる前に大きな抵抗帯があり、ドル円・クロス円はここを下抜けるか、止められて上昇するかの分岐点にありそうです。
もちろんこの抵抗帯を下抜け、ピンク罫線も下抜けると、円買い継続となり、再び円高に向かいそうですが、現在はどちらも微妙な状況にありそうで、手を出しにくくなっています。

まずはこの後の日銀の金融政策で何が出るのかに注目したいと思います。
日銀のアクションによっては、再び円売りに動きつつ、ドル円・クロス円はレンジになってしまうかもしれません


ではまた

円買い

4月11日(水)

昨日午前の円売りは、ダマシの結果となり、結局は円買いが加速。
今朝、このブログを書いた時点ではもしかしたら円売りになるのか?とも思ってましたが、日銀が金融政策を発表すると円買いへ動き出し、ディーラーズ・バトルやtwitterで書いた段階では円買いになっていました。

チャートはドル円・クロス円の4時間です。
20120411 YENcross4h
先週から虹は下向きで円買いの動き。
ドルストレートに方向感がないなか、円買いが顕著なので、先週からこのブログでも円の話題が多いと思います。

私はトレンドフォローなので、方向感がハッキリしているものに乗ることになり、虹やその他でその方向を探ります。

こちらのチャートは同じものの日足です。
20120411 YENcross1day
日足の大きな流れも下向きになりつつあり、直近の安値(ピンク罫線)を下抜けると、大きく下げる可能性があると思っています。

先ほどディーラーズ・バトルにも書きましたが、ドル円は戻っても81円までで、下方向に80円割れの可能性が高いと考えています。
ただ、80円は心理的節目でもありますし、オプションなどもあると思うので、少し時間がかかるかもしれませんが、方向としては下で、この80円をブレイクするかに注目しています。

しばらくは円買いで、戻り売りのスタンスが効率良さそうです。


ではまた

円の動き

4月12日(木)

円買いの動きが一服しつつも、ドル円が81円10付近を明確に上抜けて、円売りに向かわないうちは、まだ円買いスタンスで、ドル円・クロス円は戻りを売りたいと思っています。

チャートはドル円・クロス円の4時間で、約3週間の動きを示しています。
20120412 YENcross4hzoom
USDJPY、EURJPY、GBPJPY
AUDJPY、NZDJPY、CHFJPY という配置です。

どれも虹は明確に下向きで、円買いになっていることを示しています。
同時に出しているボリンジャー・バンドでも、流れは下向きでミドルライン(21SMA)も下をむいています。

直近は虹の20EMA、ボリンジャー・バンドのミドルライン(21SMA)に戻るうごきで、ここからさらに大きく上昇していくようだと、円買いは一旦様子見になりそうで、注目しています。

こちらは同じチャートの1時間です。
20120412 YENcross1h
1時間足では、ボリンジャー・バンドのミドルラインは上向きで、ロウソク足も上側に来ていて、上昇しそうですが、まずは昨日の高値を上抜けないと、上には行けません。

ドル円の81円10付近は昨日のディーラーズ・バトルでも書いたようにレジスタンスがあり、昨日はドル円がここを上抜けできず、クロス円もここで止められています。

ただ、この6ペアの中では下段のAUDJPY、NZDJPYの戻りが大きく、リスクアセットである豪ドルが戻していることを考えると、今週前半に欧州不安要因で起こった円買いは一旦終了するのかもしれません。
この後のオーストラリアの失業率や、明日の中国GDPがポイントになるかもしれませんが、予測不能なので、やはりチャートに沿ってエントリー・ポイントを探したいと思っています。


ではまた

ドルの動き

4月13日(金)

マーケットの方向が定まらない理由の1つは、ドルの方向感が定まらないことかもしれません。
米国景気の改善と、不安要素でのQE3期待でドルは売られたり買われたり...

チャートはドルストレートの日足で、昨年末からの動きです。
20120413 dollar 6pair1day
だいたい今年に入ってから動きが変わり、その後は広いレンジになっています。

ただ、左上のUSDJPYと、下中のAUDUSDは大きな流れの転換かもしれず、注意したいところです。
ドル円は、2月の白川発言から円売りが明確でしたが、3月で息切れして大きく戻しています。
しかし今週の安値の80円50付近が底堅く、ここを下抜けないと、これ以上の円高はないのかもしれません。
80円50や80円にはオプション・バリアもありそうで、注目しています。

一方、豪ドルは3月頭から崩れていて、中国経済の先行き不安があると、豪ドルは売られてしまいます。
リスクアセットとして金融市場のリスクに敏感に動いているので、直近の豪ドル買いはこの後発表される中国GDPがかなり良いという情報がリークしているとの噂もあり、中国指標に注目が集まります。

レンジはどこかで放たれるので、このあとドル買いに向かうのか、ドル売りになるのか、大きな流れを見極めたいと思っています。


ではまた

テーマが見えない

4月16日(月)

マーケットはテーマになるものがなくなってきていて、方向感がつかみにくくなっています。
2009年12月から2010年のようにギリシャの債務隠ぺいのような大きく明確なテーマがあると、マーケットはその方向に一方的に動き、ポジションも取りやすいのですが、このところのマーケットはそうではありません。

欧州からはスペインの財政再建が難しそうとのニュースでCDSが上昇したり、中国景気に期待を持つとGDPが予想より低かったり、しかし米国経済指標が良さそうで堅調かと思うと雇用統計でネガティブ・サプライズになって再びQE3が期待されたり、消滅したり、日本の経常収支が赤字となって円売りになったものの、近頃は黒字化して円も売りにくかったり...

こうした方向感やテーマのないマーケットでは、何かのニュースで急激に動いたりするヘッドラインリスクもあり、虹で安心して順張りしたい私にはポジションを取りにくい状況です。

チャートは、久しぶりにドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの日足です。
20120416 6pair1day
この中で、比較的虹がハッキリしているのは右上のEURGBP
ユーロ売り、ポンド買いが明確です。

下段のドル円クロス円はこれまでの円売りが調整されており、サポート(ピンク罫線)に達しそうになっています。
このサポートを割れて下抜けて行くようだと、円売りの流れは完全に終わって、円はレンジになってしまうかもしれませんし、直近では円高に向かうかもしれません。
今年2月からの長期予測をあてている方の資料でも、ドル円の本年は85円から90円であまり上伸しないようなので、一本調子で円売りにはなりにくいのかもしれません。


先週の動きを見るため、この6ペアの4時間を見ます。
20120416 6pair4H
4時間では円は買われていて、このまま進めば円高方向に動きそうです。
一方、ドルも買われやすく、円買い・ドル買いになるのかもしれません。

マーケットのテーマや市場参加者が何に注目しているのかが見えにくいので、慎重に臨みたいと思いますが、明日の20時から西原宏一さんと和田仁志さんのセミナーが開催されます。
マーケットのプロがどのように情報交換しているのか、現在のマーケットのどこに注目しているのか、などマーケットのテーマについてのwebセミナーなので期待したいと思います。

虹がハッキリしない場合、テーマが見えにくい場合は、相場の転換期の場合もあり、こうした転換期から新たな相場に入れると大きく利益を得ることができるので、ここしばらくの動きは注目だと思います。

15分などの短い時間の虹を見つけつつ、トレードするのが良いかもしれません。


ではまた

円買いになる?

4月17日(火)

昨日は月曜の東京時間から円買いになるという珍しい展開でした。
ただ、何か明確な理由があったわけではなく、おそらくスペインの財政問題による漠然として金融不安感かもしれません。
NYダウも13000ドルを回復できずにジワジワ下げていますし、明確なサインはないものの、マーケットでは「なんかイヤな感じ」になっていそうです。

理由はどうあれ、マーケット参加者の多くが同じようなセンチメントになれば、相場はうごいてしまいます。
ニュースがガセネタでも、「それもあるなぁ」と思われるニュースならマーケットは反応してしまうのと同じです。
マーケットの集団心理は値動きに大きく影響していると思います。

さて昨日の動きですが、ディーラーズ・バトルで書いたように、クロス円がもう一段下げるとは思えず、NY時間は取引しませんでした。

チャートはユーロ円の1時間です。
20120417eurjpy1h.gif
金曜の夜から虹が出て下落。
その後1度は売られ過ぎで戻りましたが、戻りが十分ではないと思いましたし、5EMAが20EMAにまで戻していたのでさらに一気に下げるとはおもいませんでした。
ただ、虹は依然として下向きなので、売りスタンスに変わりはありません。

ドル円は80円ぐらいまで下げる可能性があり、79円後半はサポートされると思っているので、この辺まではクロス円も売っていいと思っています。

ただ、ドル円が79円を割れるようになると、円が全面高になりそうで、その場合のクロス円は大きく下げるので、そうなればクロス円を売りまくると思います。

チャートはドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの日足です。
20120417 6pair1day
上段のユーロドル、ポンドドルに方向感がなく、下段の円は円売りから転換してきています。
円の動きが調整なのか、本格的な円買いへの転換なのかはわかりませんが、しばらくは円の方が動きが読みやすいのでこちらでトレードしています。

こうしたマーケットの動きや、市場参加者のセンチメントなど、をFX会社のニュースとして提供しているのが情報ベンダーと言われる会社で、GI24やFX WAVE MarketWinなどですが、このGI24を提供しているグローバルインフォの社長で元シティバンクの和田仁志さんが、元同僚の西原宏一さんとセミナーを開催されます。

現在のようにテーマが見えにくいマーケットで、何がテーマになるのか? 市場のテーマはなにか? という話をされるようなので、とても参考になると思っています。
ご興味のある方は、こちらの CMC Markets Japanのサイトから無料の申し込みができますので、ご参考になれば


マーケットが何で動いているのかわかりにくいので、深追いせず、タイミング重視でのトレードがいいと思っています。

ではまた

円売りへ

4月19日(木)

昨日は体調不良でお休みしました。
かなり疲れが溜まっているようで、ブログは明日もお休みするかもしれません。

さて、知らない間に、マーケットは円売りに。
火曜日のセミナーでグローバルインフォの和田さんが裏話としてお話されていましたが、日本の参加者があまり見向きもしない日銀ですが、海外では注目されているようです。

昨日から今日にかけての日銀からの発言もあり、円は再び売られる方向へ動いています。
チャートはドル円とクロス円の4時間です。
20120419 YENcross4Hzoom
縦破線が週区切り線なので、過去3週間ぐらいを示していますが、下向きの虹は乱れて、徐々に上向きになりそうです。
先週の火曜か水曜あたりで円買いは収まってきています。

その動きは虹色チャートの下に出しているMACD(12,26,9)にも現われていて、ずっとマイナス側だったのが、直近はプラス側に出てきています。

日銀は27日の決定会合で何かやる!と思われており、来週の27日に向けて円は売られる動きになりやすいと思っています。

私自身はチト体調不良なので、今週はトレードはしないと思いますが、流れは円売りになるのではないかと思っています。
但し、海外勢は原発が全機停止し、貿易収支が赤字という2点を前提としている部分もあり、今朝の貿易収支は赤字でしたが、大飯原発の稼働問題によっては、円売りが止まるかもしれません。

円売りスタンスで押し目を買うのがいいのではないかと思っています。


ではまた

円売り継続

4月20日(金)

緩やかながらも円売りが継続しています。
チャートはドル円・クロス円6ペアの1時間です。
20120420 YENcross1H
下段左のAUDJPYと中央のNZDJPYは方向感が弱くなっていますが、残りの4枚はすべて右上がりに虹が現われていて、円が売られていることがわかります。

前回、2月14日の日銀・金融政策決定会合からは、どんどん上値を買っていく状態で上昇しましたが、今回は白川総裁の発言などがありつつも、そこまでの動きにはなっていませんが、緩やかに上昇しています。

ただ、たまに20EMAを割り込む動きもあり、この辺が上昇力の弱さで、下げ圧力がかかると、一気に落ちてしまいますが、逆に考えるとここが押し目になりやすいかもしれません。

相場が反転するときは50EMAが節目になることも多く、AUDJPYやNZDJPYを見ると、この50EMAにロウソク足が絡むことが多くなり、方向感がなくなってきています。

昨日書いたように来週の決定会合に向けて円は売られやすいと思いますが、来週はFOMCもあるので、日米の金融当局で駆け引きかもしれません。

今日は週末なので、注意したいのと、日本はGWを控えているため実需は実質来週しか円買いする機会がありません。 このため、今日を含めた来週の早いうちに今年度最初の円買いが出やすく、または出ていてドル円・クロス円の上昇が抑えられているのかもしれません。

虹のチャートを見つつ、深追いせずに、違うと思ったら損のないところでサッサと撤退して細かなトレードがいいのではないかと思っています。


新年度入りして1カ月です。
私のように疲れが溜まっている方もいると思いますので、リラックスがいいと思います。
ガムを噛んだり、柑橘系のフルーツはストレス軽減になるそうですし、何より十分な睡眠が大事なので、わかりにくい相場は早く寝てしまいましょう

では、素敵な週末を

フランス大統領選挙

4月23日(月)

日本時間の今朝にかけて投開票されたフランスの大統領選挙では、現職のサルコジが2位となり、トップの社会党オランド氏との決選投票が5月6日に行われることになりました。
...大丈夫か?サルコジ!

フランスの政治状況に関心があるわけではないのですが、これまでの欧州危機をそれなりに抑えてきたのはメルコジと言われたドイツ・メルケル首相と、フランス・サルコジ大統領だったので、このサルコジが抜けてオランドに代わると、欧州危機への対応がどうなるのかという不安が出てきそうです。

マーケットはこうした不安定な状況を嫌いますから、状況によっては、フランス売り=ユーロ売り、になるのではないかと思っています。

チャートはユーロドルの日足です。(縦破線は月区切り線)
20120423eurusd1day.gif
虹がなく、ユーロドルに方向感はありません。
1.2970付近から1.35のレンジになっていて、この1.35はかなり強い抵抗帯があるため、下方向の可能性が強いと思いますが、ドルもQE3期待などがあり買われる要素が少ないため、レンジになっているのかもしれません。

こうなると、逆に欧州でマイナスの要素が増えると、ユーロ売りからユーロドルが下落、という可能性がありそうです。
また今週は25日(水)にFOMC、27日(金)に日銀の金融政策決定会合があり、特に決定会合では何らかの緩和策が出されるのがマーケットのコンセンサスで、このため円は売られていますから、どうなるのか注目です。

この辺の今週のマーケット情勢は、本日17時30分からU-StreamでLIVE放送されるフォレックス・ラジオ YEN蔵のMondayFXでどのような見方があるのか、情報を探したいと思います。

先週は、円売り、ドル売り、の動きになりましたが、これが続くのか
欧州の政治問題から少し変化が起きるのか、注目していきたいと思います。

先週のCMCマーケットのWEBセミナーでもあったように、マーケットのテーマがハッキリしないときは、様々な要因で動きやすく、それほど大きなインパクトのないことでもマーケットが動くきっかけに使われるので、こうしたヘッドラインや動くネタになりそうなことには注意しておきたいと思います。


ではまた

金融政策week

4月24日(火)

今週は日米の金融政策が発表される週となり、マーケットはどう動くのか模様眺めで流動性も下がっているかもしれません。
このため、ヘッドラインで動いてしまい振られやすい状況になっています。

まず今週は今日明日でFOMCがあります。
今回は政策金利の発表のみならず、今後の経済状況・金利政策の見通しも発表されますし、最後にはバーナンキ議長が会見して質疑応答します。
ここでの発言やFOMCでどのような議論があったかに注目が集まるでしょう。
通常は議事録で見ることが直後にわかるので、明日25日(日本時間26日早朝)は要注意だと思います。

マーケットは4月6日の雇用統計でNFPが予想20.5万人増に対して、12万人増にとどまったことがネガティブ・サプライズとなり、弱気転換してきて、QE3の催促もありそうですが、ここでQE3をやればインフレを加速しますし、米国ではガソリン価格が上昇するでしょうから、結局経済を冷やしてしまうことになりかねません。
すでに2014年まで異例の超低金利を継続すると発表しているので、逆にここを早目に終了させる場合がある、というような発言が出たら、先行き経済への安心感が提供されるかもしれません。


一方、日本は27日に日銀の金融政策決定会合があります。
市場のコンセンサスは5兆円から10兆円の追加緩和で、前回見送ったので、今回は絶対にやりそうです。
そもそもBOJは2月14日の決定会合でCPIを前年比1%増にするまで緩和を継続すると言っていますが、同日27日に発表されるCPIが1%を超えることは考えられず(おそらく0.1~0.3%ぐらい?)追加緩和が必要とされる土壌があります。

こうした状況でドル円は動きにくく、昨日は81円をわずかに割り込む場面もありましたが、予想通り81円台で推移しています。

チャートはドル円の日足です。
20120424usdjpy1day.gif
上昇の虹は、とっくに崩れていますが、現在は50EMAでサポートされるかどうか、というレベルです。
ここがサポートされていれば、再び円売りの可能性もありますが、終値ベースで下抜けて行くようだと、直近の安値80円20付近が意識されます。
ただ、それでも50EMAを下抜けるようなら、79円台ぐらいの下落はあると思っています。

今週は日米金融当局の動きに注目が集まっており、日銀が予想通り追加緩和し、一方でFRBがQE3を実施しないか、超低金利を早く終了させる可能性を示すなら、円売りが加速しそうです。

私は俊敏にトレードできるタイプではないので、わかりやすい相場だけ手を出したいと思っています。
そうでなくてもリスクがあるマーケットで、勝てる自信がない場面でトレードするなど自殺行為です
なので、わかりにくいときは休む、自信があるときだけトレードするスタイルを守りたいと思います。
...それでも負けるときはあるのですから


ではまた

ドル売り・円売り、ですが...

4月25日(水)

昨日からマーケットはドル売り・円売りとなっています。
おそらく、今夜のFOMCでのQE3などの緩和策への期待と、金曜日のBOJ金融政策決定会合での追加緩和への期待からドルも円も売られているのではないでしょうか。
...私も昨夜からクロス円をロングしています。

ただ、このブログやディーラーズ・バトルで書いているように、私はFRBが当面QE3を行うとは考えておらず、このドル売りは一時的になるかもしれないと思っています。

マーケットは期待などの参加者心理で動きますが、実際の金融政策がこれに大きく左右されるとは思えませんし、天下のFRBならなおさらです

また金曜日の決定会合でも出されるであろう緩和策がすでにマーケットで伝えられており、発表後は円売りではなく、円買いになってしまうかもしれません。

チャートは、いつものドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせの6ペアに、AUDUSD、AUDJPYを加えた8ペアの1時間足です。
20120425 8pair1H
ユーロとポンドの上昇で動いているように見え、またここに出していませんがスイスも買われています。
こうした欧州通貨が買われて、ドルと円が売られていますが、このドル売り、円売りが続くなら、虹のライン構成で出遅れているドル円や豪ドル円に上昇余地がありそうです。
...EURUSD、EURJPY、GBPUSD、GBPJPYは虹の配列ですが、他はまだです。


しかし、これが続かないと考える理由は4時間を見るとわかります。
同じチャートの4時間足です。
20120425 8pair4H
ポンドの上昇(ポンド買い)だけが明確で、ほかは方向感がありません。
1時間足で見たドル売り・円売りも、4時間で見れは決定的ではなく、一時的な動きなのかもしれません。
そう考えると、今夜のFOMCや金曜のBOJに向けての動きである可能性も強くなります。

もちろん、こうした金融政策発表後にさらに動きが加速する、ということもあるでしょうし、現在のマーケットで買っている人はそう考えてポジションを取っていると思いますが、大きなイベントで市場の思うとおりに行くとは考えにくいです。
...私のロングはすでに損のないところにストップをおいています。

またこのポンドの上昇は、本日のGDP発表に向けての動きかもしれず、これが弱いと買い上げられたポンドは一気に売られる可能性があり注意したいところです。

今夜のFOMCから、明日はRBNZ、明後日がBOJと金融政策発表が続くので、昨日書いたように今週後半は金融政策weekになっています。

相場が振られやすいので、変なタイミングで入ってしまうと、ストップだけ取られるということになりかねないので、これから入るなら慎重に、できれば無理せずに様子見した方がいいかもしれません。


こうした直近の相場展望も含めた西原宏一さんのwebセミナーが、本日19時30分からサイバーエージェントFXでありますので、申し込まれている方はお忘れなく

ではまた

買い回転

4月26日(木)

昨夜のFOMCでは、QE3に言及なく、「異例の低金利を少なくとも2014年遅くまで継続することが正当化される」とのコメントにとどまりました。
やはりQE3期待は持たせつつも、欧州などで大きなクラッシュが起きた時に備えて伝家の宝刀はとっておきたい、ということでしょうか。

長らく日本のゼロ金利に慣れてしまっている日本人には感じにくいかもしれませんが、現在のFFレート0.00%~0.25%は、FRBにとって異例の低金利で、これを2014年遅くまで継続することが正当化されるというだけで、十分緩和的な政策だということかもしれません。

こうなると、次の注目は明日に日銀・金融政策決定会合になり、明日まではドル売り・円売りが継続しそうです。

ドル売り・円売りとなると、欧州通貨やオセアニアが買われやすく、クロス円の上昇が見込まれます。

チャートはユーロ円の15分です。
20120426eurjpy15m.gif
15分なので一昨日から昨日にかけての動きをピックアップしています。
昨日もチラッと書きましたが106.90付近で買い、ディーラーズ・バトルにクロス円の上値が重いと書いたあたりの107.40付近で締めました。

クロス円はドル売り、円売りで上がると思いますが、昨日のブログで書いたように、どんどん上に向けて上がるとは思っておらず、決定会合までの間で買い回転させるつもりです。

こうしたスタンスなので、昨日はポンド円を買って、現在もキープしています。
チャートはポンド円の15分です。
20120426gbpjpy15m.gif
131.25付近で買って、昨夜のうちにストップを建値にしてFOMCを迎えましたが、ストップにかからずキープされています。

マーケットは明確な方向感が出にくく、ハッキリとした強い流れになってこないので、15分の虹が出始めるタイミングでトレードして、30pipsから50pipsが取れればいい、というスタイルでトレードしています。


本日でチェルノブイリ原発事故から26年になりましたが、昨日現地政府は永久に立ち入り禁止とするエリアがあることを表明しました。
おそらく、福島でも同じことが起こると思われ、また5月5日から現在唯一稼働している北海道の泊原発が定期点検で運転停止するため、5月6日には日本のすべての原発が停止します。
これは国際的なニュースになる可能性があり、原発停止⇒LNG輸入という円売りシナリオになるかもしれません。

逆に言うと、政府が大飯原発を稼働させるようになると、この円売りの巻き戻しで一気に円高になる可能性もあり注意したいところです。


こうしたこともあり、長くポジションを持てないので、しばらくはクロス円を買い回転で、下がったら買い、上がったら売るを繰り返しつつ、大きな流れがどうなるかを見て行きたいと思います。

本日は20時からYEN蔵さんのwebセミナーがありますので、この辺の事情を伝えてくれるかもしれませんね。


ではまた

日銀発表で円買い?

4月27日(金)

本日の注目は言うまでもなく、日銀の金融政策決定会合。
ここで緩和策がでることがマーケットのコンセンサスとなっていて、その規模が小さいと円買いになるかもしれません。

アホな政治家は、2月の決定会合で日銀が緩和策を発表したところ、これまで巨額の介入をしても上げられなかったドル円レートがみるみる上昇し、株価も1万円を回復、したのを見て、日銀が緩和すれば円高が止まって、株価も上昇する、と思っているようで、日銀にはものすごい政治圧力がかかっているようです。

私も永田町の端っこで仕事をしたことがありますが、彼らは役人と同じで、税金を上げることでいつでも収入を増やせると思ってますし、それを省庁の上でさらに分配するのが政治家の仕事だと思ってる時代遅れの人が多いようです。
何しろ、自分の力で働いたことがない人たちなので

北欧のように、行政職(大臣や政務官などね)で実際の業務を議員と兼務しない人は、無給に近い報酬でいいのではないかと思いますし、特に都道府県市町村議員は当然そうすべきだと思いますが、自分たちで自分たちの報酬を下げるようなことはしませんねぇ


さて、大幅にズレてしまいましたが、これまでは日銀の緩和策で円売り、というシナリオがありそうでしたが、ここに来てチャートは円買いの可能性も示してきています。

チャートはドル円とクロス円の4時間で、ここ1週間の動きです。
20120427 YENcross4H
円安に向かうなら、上方向に動くはずですが、実際は徐々に下に向かってきています。
虹のラインも、ポンド円とカナダ円だけは100EMAが下で支えていますが、ほかは100EMAが上にあり、さらに直近の動きを示す5EMAが100EMAをクロスして下を向いているものもあり、徐々に円買いに動いています。

さらに同じチャートの1時間を見てみます。
20120427 YENcross1H
1時間チャートはご覧のように虹はなく、よほどのサプライズがない限り、ここから上向きの虹にはなりにくいでしょう。
この円安になるサプライズとしては、大幅な緩和策や少し長めの国債を買い取るなどですが、日銀は発行する日銀券を越えて買い取りをすることはできない規定(法律)のはずなので、こうしたサプライズ緩和は難しいのではないでしょうか。

また、欧州では今朝、S&Pがスペインの格付けを2段階引き下げました
ムーディーズやフィッチも引き下げると、ユーロは再び混乱するかもしれず、ユーロ円は下げやすくなりますし、リスク回避的な円買いにもなりかねません。


グローバルインフォの和田さん(元シティバンク)によれば、日銀の決定会合は、何もない場合は12時45分が平均終了時間だそうで、これを越えるとマーケットは何かあると構えるようです。

ただ、3月13日のように14時過ぎまで発表がなく、マーケットは絶対にやる!と82円51まで上がっていながら、結局何もないため失望で81円台に急落することもあります。

GW前ですし、日銀の発表がどんなものか、またそれを欧州がどうアクションするかを見極めた方が良さそうです。


来週はゴールデンウィークですが、コメント欄に後半ヒマになりそうな人もいるようなので、もしかしたらオフ会でも企画するかもしれません。
私のtwitterか、このブログの左側にあるtwitter欄をチェックして頂ければと思います。


では、楽しい連休をお過ごしください
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プロフィール

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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