ドルとユーロ

3月1日(木)

昨夜は欧州と米国の金融当局の動きがユーロとドルを動かしたようです。
ECBLTRO(long-term refinancing operation )を実施して、5295億ユーロを市場に提供。
いわば、FRBQE2と同じで、市場はマネーでジャブジャブです。
こうなるとユーロが売られるのですが、一方でドルもQE3期待があり、買われにくい展開で、どちらかに傾きにくいと考えています。

しかし、昨夜はFRBバーナンキ議長の議会証言があり、QE3に具体的に言及しなかったとのことで、ドルが売りがしにくく、売られるユーロと、売られにくいドルでユーロドルは下落、というところでしょうか。

チャートはユーロドルとユーロクロスの4時間足です。
少しズームしていて、縦破線が週区切り線なので、この2週間ぐらいの動きが出ています。
20120301 EURcross6pair4H
右上はユーロスイスなので、これだけは虹が下向きですが、そのほかは概ね虹が上を向きで、先週の上昇が目立ちますが、直近は乱れてきている状況です。
虹は美しく7本並んでいないものの、流れは上向きなので、ここからさらに大きく下げていかなければ、まだ上方向の可能性も残っていると思っています。

チャートは同じユーロの1時間足です。
20120301 EURcross6pair1H
こちらはどれもラインが乱れていて、虹とは言えない状況です。
昨夜のユーロ売りが急激だったので、上向きだった虹は大きく乱れていますが、この1時間が下向きに虹が揃って来れば、ユーロ買いは終了で、下げる可能性が高いと思っていますが、まだどちらとも方向感が定まらない状況で、手を出せません。

特に昨日の動きはユーロの月末要因の可能性もあるので、昨日の動きだけでユーロ売りには傾けないと考えています。

ECBもLTRO2で、QE2まで来たFRBに追いついてきました
各国が金融緩和競争しているので、さらなる緩和策が出ると売られ、また緩和期待が萎むと買われ、ドルとユーロはこうした中で綱引きしており、こうした場合には動きは急激になりやすいと思います。

こうした転換点や、方向感が定まらない場面で虹は基本的にお休みを示唆していますが、どうしてもトレードしたい人は、動き出して早目に乗るか、ある程度動いてしまったら見送るか、が大事です。
迷いながら悪いタイミングで入ってしまうと、高値買いや安値売りさせられそうなので、こうした方向感がばらついているときは要注意で、虹がそれを教えてくれます
...トレードで中途半端は一番アブナイですから

今週は月初ですが雇用統計の発表がないので、このあとは静かかもしれません。
ひとまずLTRO2という大きなイベントが終わったので、この後のマーケットの動き、ドルとユーロの動きを見定めたいと思っています。


ではまた


動きにくい

3月2日(金)

月末の29日(水)に大きく動いてしまったので、昨日はあまり動きませんでした。
本日も第一金曜日ですが、雇用統計はなく、このため静かな相場になりそうです。


チャートは、久しぶりに、ドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの1時間足。
縦破線が日付区切り線なので、火曜日の後半からの動きが示されていて、やはり水曜日(29日)に大きく動いたことがわかります。
20120302 6pair1H
EURUSD、GBPUSD、EURGBP
USDJPY、GBPJPY、EURJPYという配置です。
このサムネイルのまま拡大しなくても、上段中央のポンドドルと下段左のドル円、そして中央のポンド円には虹がかかっていることがわかります。

それ以外は、パッと見でも虹が乱れていて方向感がありません。
スキャルピングとかができる方は、こうした局面でもトレードするのだと思いますが、その場合は利益が少ないので枚数を増やすことになり、やられた場合は損が大きくなります。
スキャルパーの方はそうしたテクニックがあるのでしょうが、私にはできないので、「待つのも相場」と考えて見送ります。

では、ポンドドル、ポンド円、ドル円を見てみますが、チャートを拡大するとわかりますが、虹は出ていますが、5EMA10EMAの間隔がほかのラインの間隔に比べて狭く、上値が伸びにくいことがわかります。
長期のラインを見ると、ライン幅も一定で上向きなので、大きな流れは上昇ですが、緩やかに、ゆっくりと上昇しているわけで、急激な上昇が望めません。

この状態はMACDではMACDとシグナルが接近している状況と同じで、勢いがないので、手を出さずに様子見した方がいい状況です。
...昨日はGBPUSDを買いましたが伸びないので降りました。

ただ大きな流れは上方向なので買いスタンスを維持しつつ、エントリーのタイミングを探る、という状況です。

上値が伸びないかもしれないので、下げた場合は下げ止まりを確かめてから買いエントリーが良さそうですし、現在買いポジションを保有していれば、ストップを徐々に上げたり、建値にしておいて、損を少なくすることが大事だと思います。

今日は金曜日ですが大きなイベントもなく、静かに終わるかもしれません。
...相場は、そう毎日こちらに都合よく動いてはくれません

シナリオを用意したり相場感を持つなど準備して待ち、チャンスが来たら乗る、というのが大事だと思っています。


週末は雛祭りですね。
ではまた

イベント週

3月5日(月)

今日は午前から出かけるので、少し早目です

今週は経済イベントや政治イベントの強い1週間になりそうです。
日本の政治は為替マーケットに全く影響を与えませんが、国際政治は影響を与えることがありますし、金融政策もある意味では政治色があると言えるかもしれません。

まずおさらいで、週末までの動きをドル・円。ユーロ・ポンドの4通貨の6ペアの4時間足でみみてみます。
縦破線が週区切り線なので、約2週間の動きを見ています。
20120305 6pair4H
先週は中盤からユーロが売られる動きで、ユーロドルは下落、ユーロポンドも下落。
しかしこれはユーロ売りだけでなく、ドル買いも働いていて、ユーロドルの下落だけでなく、ポンドドルも下げていますし、ドル円は上昇しています。

マーケットは木曜日に書いたように、FRBのQE3期待と、ECBによるLTRO2の金融緩和競争に注目していて、木曜日の議会証言でFRBバーナンキ議長がQE3に言及しなかったことから、ドルが買われる動きになっています。

一方、円は現在最弱通貨となり、売られていて、ドル円だけでなく、ポンド円、ユーロ円も上昇。
ただここでもユーロ売りがあるので、ユーロ円は下げる気配があります。
円については木曜日の経常収支が注目されています。


こうした状況で今週は金融政策や選挙などのイベントと、金曜には雇用統計が控えているので、これらを考えると、週初からどちらかに傾くとは考えにくく、ユーロドルなども下落も止まるのではないかと思っています。
...思ってだけで、たたの妄想かもしれないので、マーケットの動き出せば従います


まず、本日は、このあとロシアの大統領選挙の結果が出てプーチンが大統領に復帰するはずです。
そして中国では国会にあたる全国人民代表大会が開催され、今年の主席交代に向けた動きがあるかもしれません。
また中国は金曜日に経済指標ラッシュなので、ここで発表される数字を踏まえた動きがあるかもしれません。

火曜日は米大統領選の山場の1つ、スーパーチューズデーで、大統領候補が絞られてきます。

各国金融政策当局の動きとしては、火曜日にRBA(Reserve Bank of Australia)、木曜日は集中日でBOE(Bank of England)、ECB(European Central Bank)、BOC(Bank of Canada)が政策金利や金融政策を発表し、ここでさらに緩和策がでると為替市場は動くと思われます。

この辺は本日夕方からのフォレックス・ラジオYEN蔵さんの見解を聞いてみたいところです。
中東情勢も緊迫してきていますしね。


そして最後が雇用統計


上のチャートでも4時間の虹が乱れてきているものは、要注意で、こうしたイベントを控えた時で方向感がはっきりしていない通貨を取引すると、思わぬ動きをしたりしますし、さらに参加者が取引を手控えて流動性が下がっていると、その振れ幅が大きくなり、思わぬ損切りをさせられてしまうかもしれません。

ただ、木曜からドル買いに傾いてきつつもあるので、この動きが本格化するのかには注目しています。
虹に従い大きな方向を見つつ、短い時間も見て動きを確かめることが大事だと思っています。


ではまた


ギリシャのCACに注目

3月6日(火)

今週は木曜日の各国金融政策の発表に加え、ギリシャのCACがあり、昨日のブログで書いたようにマーケットはどちらかに傾きにくいのかもしれません。

チャートはドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの4時間です。
20120306 6pair4H
上段のユーロドルと、下段のドル円は、ちょうど反対の動きをしていて、これがドルの動きを示しています。
マーケットはこれまでのドル買いが一旦休止して方向感に迷いがでてきており、ここからどう動くかが注目です。
すでに虹はみな乱れているので、これが再び虹が出る方向に動くのか、それとも逆に向かうのか、見定めるタイミングのようです。

その乱れの原因と考えている木曜のBOE、ECBの金融政策ですが、今回、特に話題なのはギリシャのCAC
昨夜のフォレックス・ラジオ MondayFXでもYEN蔵さんとだいまんさん、そしてU-Streamに参加していた投資家の方とで話が盛り上がったのも、このCACの話題。

ギリシャの債務交換が順調に進むのか、CAC発動や発動にも満たないほど同意が少なくデフォルトになったCDSが支払われるのか、大きなマネーが動くので、いやがおうにも注目されます。
もし債権者の一部が債務交換に同意しないでデフォルトとなった場合、ギリシャのCDSが支払われるのかとか、そもそも債務交換を前提に構築されているEUのギリシャ救済策はどうなるのとか、未知の領域なので、だれも確信をもってポジションを持てないのかもしれません。


こうした不安要素から、マーケットはドル買い・円買いになりやすいと考えていて、4時間の虹は大きく乱れる可能性もあると考えています。
ユーロ買いや、リスクアセットの豪ドルは買いにくく、徐々に下げていますし、この辺からもドル買い・円買いに向かう可能性があるのかもしれません。

わからない相場でポジションを持つのはギャンブルになってしまうので、虹のラインを見極めて、長期も短期も含めたマーケットの主流が動く方向が定まるのを待ちたいと思います。

今朝は寝坊して、その後ランチ・ミーティンが入っていて更新が遅くなりました。
RBAの金融政策発表にも乗り遅れましたが、そもそも経済イベントでポジションを取るタイプではないので、まぁ、いいかぁ、ということにします


ここからの欧州市場の動きに注目したいと思います。

ではまた

ギリシャが焦点

3月7日(水)

昨日は再びギリシャに焦点が集まりました。
ロイターによれば、国際金融協会(IIF)の極秘文書では、ギリシャが無秩序なデフォルトとなった場合、1兆ユーロを越える損害が出ると警告しており、スペイン・イタリア・ポルトガル・アイルランドにも追加支援が必要になるとのこと。

こうした情報もあってか、昨夜はユーロが売られ、リスク回避でドル買い・円買いとなりました。
...私はユーロドルを売りましたが、クロス円を売った方が効率が良かったようです
   昨日の配信された西原さんのメルマガでは、86.78でAUDJPY売りとあり、
   ユーロドルを売るより、これに乗った方が儲かってました

チャートはユーロドルとユーロクロスの4時間です。(縦破線は週区切り線)
20120307 EURcross6pair4H
4時間足で見ると、先々週はユーロ買いで上昇し、先週から下げる動きになってきていますが、虹が下向きに転換したわけではありません。(右上のEURCHFは別ですが
ユーロドルは大きく下げていますが、その下にあるユーロオージーはそれほど下げておらず、ユーロ売りが強かったと言うより、ドル買い・円買いだったと思われます。
...ユーロ下落相場ではユーロオージーが売られ続け、豪ドルは買われ続けました。
   このユーロオージーが大きく下げておらず逆に豪ドルが売れれているので、
   やはり買われ過ぎたドル・円・豪ドルなどが巻き戻されたのではないでしょうか。


となると、昨夜のディーラーズ・バトルで書いたように、先々週、先週と戻りもなく上昇した円売り・ドル売りがこのギリシャのニュースで調整されたのではないでしょうか。

そうした意味では、現在ユーロショートにしていますが、反転する可能性を意識しつつ、ストップをこまめに移動させながら(トレイルストップでもいいのですが)反転に備えています。

ギリシャ問題が再び注目され、巨額損失が発生する可能性などからリスク回避的になっています。
8日が回答期限となっているギリシャの債務交換や、20日の国債償還ができない場合の損害が大きく伝えられていますが、その割にユーロが全面安にはなっていません。
この辺からも、上がり過ぎたものが調整されたのであって、まだ本格的なユーロ売りにはなっていないと考えています。
ユーロが本格的に下げるなら、1.30を下抜けて行く必要があると考えており、私のユーロショートはこの手前を目標に置きつつ、ストップを引き下げてきています。
1.30を下抜けなければ、再び1.38ぐらいとのレンジになるかもしれず、ユーロショートのスタンスを維持しつつ、今後の動きに注目したいと思っています。

ではまた

今夜の欧州に注目

3月8日(木)

本日はECB理事会とギリシャの債務交換があり、欧州に注目が集まりそうです。

ギリシャの債務削減交渉にあたっているIIF(国際金融協会)によれば、債務削減に同意しているのは額面ベース現在4割
日本時間の明日早朝が期限なので、これで9割が同意するのか、大丈夫なのかと気になります。
ギリシャ政府は75%未満なら債務削減手続きをしない方針を示しており、こうなるとデフォルトになる可能性が高くなります。

チャートは昨日同様にユーロクロスの動き、1時間足です。
20120308 EURcross6pair1H
1時間足では、虹が乱れていて、月曜日から書いているように本日の結果待ちで方向感がありません。

ただ、債務削減交渉は債権者が積極的に同意しにくい条件ですし、ダルビッシュのメジャーリーグ移籍の時にも書いたように、期限ギリギリまで交渉をするのが欧米流のようなので、同意する方向でギリギリまで粘っているのか、同意する気がないのか、この辺が読めません。

ギリシャがデフォルトするか、債務交換で生き返るかは、欧州には大きな問題なので、これが決着しないとユーロはどう動いていいかわからないので、手を出しにくくなっています。
また、この問題は金融市場全体にも関わり、リスクオンになるのか、リスクオフになるのか、で動きにくくしています。

今夜のフォレックス・ラジオは、18時30分から伝説のディーラー大倉たかしさんがゲストなので、この欧州の問題について貴重な意見が聞けると思っています。


いずれにせよ、今夜のECBの動き、ギリシャの動きに注目したいと思います。

ではまた

円の動き

3月9日(金)

今夜は米国・雇用統計で1カ月で最も注目される指標発表ですが、今週は昨日のギリシャ債務交換が焦点だったので、よほどサプライズがない限り大きく影響しないかもしれません。

昨日はディーラーズ・バトルで書いたようにドル売り・円売りの動きとなりました。
...15分の虹で、EURUSD1.317L→1.3250だけ取引しました。
   
チャートはドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの4時間です。
20120309 6pair4h
縦破線が週区切り線なので、今週の動きを振り返ります。
ギリシャの債務交換などでリスク回避の動きとそれに便乗したドル売り円売りの調整が入り、週前半は下げる動き。そして後半(昨日ですが)は「結局はギリシャはデフォルトさせないだろう」という楽観と、調整終了で再びドル売り・円売りとなってきました。

このチャートで見ると特に下段の円の動きが大きく、私のあまり好きでないクロス円の方が利益が大きかったようです。
火曜の下落局面でクロス円は大きく下げましたが、私はユーロドルを売っていましたし、昨日の上昇局面でも下げた分クロス円が大きく上がったのですが、またユーロドルを買ってしまい、値動きの幅が小さいうえ、円建てだとさらに減ってしまうドルストレートを取引していたので、少し効率が悪かったかもしれません。

相場では値動きの方向を予測するだけでなく、通貨の選択も重要なので、この辺がまだまだ修行しなくてはなりませんね。

修行と言えば、昨日はフォレックス・ラジオにおじゃまして、RCIのスペシャリスト大塚亮さんにRCIについて教えて頂きました。
現在発売中の月刊FX攻略.comにも解説を書かれているので、読んでみようと思っています。

さて、今夜は雇用統計ですが、好結果が予想されていますし、昨夜のBOEやECBでもサプライズはなく、注目は本日15時(日本時間)のギリシャ債務交換の結果だと思っています。
ここでCACが発動され、CDSが支払われるのか、同意が集まるのか、またその影響がどのようにマーケットに出るのかがポイントで、欧州序盤に注目だと思っています。

ただ、円はずっと円売りが続いていて上向きの虹が出ていましたが、先週前半と同じように、今週も調整されましたが、こうした調整の動きが頻発してきて、高値が更新できなくなってくると、4時間の大きな虹も上値が押さえられ転換の可能性を示してきます。
まだ円は売られる動きになりそうですが、来週あたりは動きが変わるかもしれず、また日銀の金融政策決定会合もあるので、この辺は注目だと思っています。

また、チャートからは円売りがさらに続きそうですが、ひとまず金曜なので手じまいの動きにも注意したいところですね。

では、素敵な週末をお過ごしください

明日は要注意?

3月12日(月)

金曜日はドル買いの動きとなり、ユーロドルは木曜の上昇を全部取り消す動き。
米国雇用統計が好調だったこともあり、QE3期待が後退、ドルが買われたのかしれません。

チャートはドル円とクロス円の日足です。
20120312 YEN6pair4h
虹は上向きで、円売りの動きになっていますが、直近の高値(青罫線)を上抜けずに少し下げる動きが出てきていて、上値が少し重くなってきています。

ここを順調に上抜けて行けば円売り継続でわかりやすいのですが、直近は直近の安値(ピンク罫線)付近まで下げる可能性があると思っています。

今週は火曜日にFOMCがあり、米国の金融政策が発表されますが、ここで本格的にQE3期待が後退すると、ドルが買われやすく、ドル円は上昇しますが、クロス円はドルストレートの下落により、下げる可能性があると考えています。
その下げるメドがピンク罫線付近。

日銀も本日から金融政策決定会合を開催しており、火曜日は日銀も金融政策を発表します。
現在の円安は先月2月14日の日銀の動き(白川バレンタイン)から始まっているので、調子に乗ってさらに円安誘導するのか、注目されます。

私はあまりアストロは気にしませんが、本日16時42分から水星が逆行し、明日13日火曜日は、ボイドタイムが広くあったりして、要注意日なのかもしれません。
これに日銀とFOMCが重なる上、セントラル短資で西原宏一さんのセミナーもあり、西原さんのセミナー中は相場が動くというアノマリーも一部ではささやかれています

今週は火曜日の金融当局の動きと、それによるドルと円の動きに注目したいと思っています。


ではまた

円の動き

3月13日(火)

今夜にFOMCを控えてか、マーケットは方向感がありません。
また昨日から日銀も金融政策決定会合を開いており、本日さらなる緩和策が出ると円売りは止まらなくなりそうですが、さすがに2か月続けてはないでしょう
ただ、先月14日の決定会合から円売りが加速していて、ヘタな政府の為替介入より、朴訥な白川さんのバレンタイン・プレゼントの方がマーケットには大きく効いています

チャートはドル円と円クロスの日足です。
20120313 Yencross6pair1day
昨日のブログで出したものと同じもので、その後1日動きましたが、やはり直近の高値(青罫線)と安値(ピンク罫線)の範囲で収まっていて、ハッキリしません。

ただ、大きな虹の流れは上向きなので、ここから上がり始めれば買いだと思っています。
...そう思いながら昨夜はAUDJPYをショート。やはり下がらないので薄利で決済

では上がり始めるかを1時間で見てみます。
20120313 Yencross6pair1h
こちらはまだ虹になっていませんが、上段のポンド円、豪ドル円がまだ弱いものの、他は上方向に動きそうです。

このあと昼過ぎの日銀の金融政策の発表までは動きにくいかもしれませんが、ここで再び緩和策を提供すると、本日は大きく円安に進む可能性があるので、注目したいと思います。

ただ、本日はFOMCもあり、ここでQE3を期待させるようなことがでると、ドルは売られ、ドル円下落。
場合によってはクロス円も大きく影響されるかもしれません。
が、それは本日深夜なので、今日のところはFOMCを意識しないでもいいかもしれません。

また昨日書いたようにアストロ的には、水星が逆行中で、しかも本日は午前3時29分から15時53分までが広めのボイドタイム
ボイドタイムは「日常生活において特に注意すべき時間帯で、しばしばミスを犯したり、後にボイドタイムで取った行動を見直すことになる時間帯」とのことから、投資に向かないとされていいて、前2時間ぐらいから要注意だそうです。
...昨夜下げていたAUDJPYはこの時間から上昇になりました


いずれにせよ、白川さんがホワイトデー前に再びマーケットのプレゼントを出すのか、注目したいと思います。

ではまた

リスクオン!

3月14日(水)

FOMCではQE3に言及せず、それでもNYダウは13000ドルを越え、本日は日経平均も1万円を超えてきました。

マーケットは欧州問題が片付いて、リスクオン
ドル円は83円台に乗せてきました。

チャートは円とスイスフランの動きです。
20120314 JPY CHF 6pair4h
USDJPY、EURJPY、GBPJPY
USDCHF、EURCHF、GBPCHFという配置で、いずれも4時間です。

ご存知の通り、円は1か月前から上昇に転じていますが、ここに来てスイスフランも売られているようです。
逆にドル、ユーロ、ポンドが買われ、マーケットはこれまでのリスク不安、リスク回避姿勢から、本格的にリスクオンになってきているのかもしれません。

押し目なく上昇しているので、どこかで調整は入りそうですが、当面は円売り、スイス売り、ドル買いという動きでしょうか。

この数年買われてきた円とスイスが売られる流れになると、マーケットは大きく流れが変わりそうなので注目しています。

ではまた

ドル買い円売りスイス売り

3月15日(木)

ギリシャ問題が片付きつつあり、NYダウは13000ドル台を固め、マーケットは楽観に傾いてきています。
ドル円は押し目もなく上昇していますし、株の上昇も勢いが弱まらず、「押し目買いに押し目なし」という状態。
ただ、ここまでくると、乗り損ねた人が一気に買いに向かいやすく、そうして急騰すると急落するリスクがあるので気を付けたいところです。

チャートはマーケットの恐怖心理を表すとされるVIX指数の日足です。
20120315 vix daily
現在15付近で、昨年後半の40台がウソのようです
特に3月に入って、ギリシャ問題が決着してくると急激に下がっていて、数日前のブログに書いたようにマーケットは楽観的になり、株価上昇、円売り、スイス売りになっています。

リスクオンで株が買われるので、債券から株に資金が流れ米国の債券価格は下落、利回りが上昇。
ドルの利回りが上昇なのでドルが買われる動きになっています。

しかし、行き過ぎれば戻されるのが相場

チャートはVIX指数の週足です。
20120315 vix weekly
現在のレベルは過去にも何度かつけたVIX指数としてはかなり低いレベル。
気になるのはこのレベルに着た後は急騰することが多いということです。

急騰の理由はいろいろあると思いますが、楽観的になって2階に駆け上ったらハシゴが外されてしまい急落、という感じでしょうか。
過熱感で上昇しているときに、大きな冷や水がかかると一気に下げてしまうので、注意したいですし、私は売りも準備したいと思っています。
...特に豪ドルが下がっているのが気になります。

チャートは円とスイスフランの動きの1時間です。
20120315 JPY CHF 6pair1h
昨日のブログで円売り、スイス売りと書いたように、昨日の円売り・スイス売りも強く、今も急騰しています。
ここでも勢いがあり過ぎるのが気になるところで、何か起こると急落するので注意したいですし、水星も逆行中です


ドル買い、円売り、スイス売りのマーケットですが、なにかネガティブなニュースが出て急反転する可能性についても意識しておきたいと思っています。


さて、ここから宣伝ですが、先日、YenSPA!のトレーダー座談会に参加させて頂きました。
元大手銀行の為替ディーラーで現在はヘッジファンドを立ち上げた鷹鳩さんと、こちらも有名な三空さん、そしてなぜか私
そんな場に呼ばれることはなかったので、好奇心だけで参加してきましたが、明日発売になります。
数ページですが、ご興味のある方は是非


スイスは本日SNBが金融政策を発表するので、ここで何かあると大きく動くかもしれません。
チャートから見るとスイスフランはまだ売られる余地があり、スイスクロスはまだ上昇しそうです。
一方、円はドル円の85円50が当面のレジスタンスですし、85円付近を目標としている人が多そうなので、84円台ぐらいからは上値が重くなりそうで警戒したいところです。
このレベルからの買いは高値つかみになりそうで注意したいと思っています。

こうした話は今夜18時30分からのフォレックス・ラジオでゲストの小林芳彦さんのお話を聞きたいと思っています。


ではまた

ドルと米国金利

3月16日(金)

昨日はここまでのドル買いが調整される動きとなりました。
NYダウは2007年12月31日以来の高値になっており、リスクオンで株に資金が向かっています。

チャートは2年債の金利の動きです。
20120316 us treasury 2y Yield
安全な債券市場から、リスクを取る株式市場に資金が流れるため、債券価格は下落、金利は上昇。
この金利上昇とともに、為替市場はドル買いになってきていましたが、直近は下げていて、昨夜はドル売りになりました。
...手抜きでマークしていないので、拡大しないと見にくくです
   この2年債はドル円との相関が強く、2月まではレンジ、その後上昇。

今週はずっとドル買い・円売りの動きで、ドル買いしたくても押し目もなく上昇する動きでしたが、やっと少し調整されて、ここから再びドル買いに向かえば、押し目になりそうです。

チャートはドル円の1時間足で、今週月曜日からの動きです。
20120316 usdjpy1h
一目瞭然の虹です。
火曜の押し目を買うか、あとは虹が完璧に出ているので、どこで買っても上がっていく、という状況ですが、なかなか買いにくいですよね。
昨日は東京時間から虹が崩れたので、ここからは方向感なく手を出せなくなっています。

ユーロドルの1時間では
20120316 eurusd1h
ここでも火曜が戻りのポイントでした。
現在も少し戻していますが、当面は昨日の戻り場面でも上抜けなかった1.3120付近(ピンク罫線)を上抜けるかに注目しています。
ここを上抜けできなければ再び下方向で、現在は一目均衡表の日足では、ちょうど雲の薄いところにあり、ここを下抜けると大きく下げる可能性がありますし、虹は週足も下向きで、日足は調整中なので、やはり下抜けに期待しています。


もうひとつ、昨夜のフォレックス・ラジオ 為替で大儲けに出演されていた小林芳彦さんや、元グロナスー銀行の斉藤秀樹さんら、元インターバンク・ディーラーのみなさんが注目するドルスイス。
ドルスイスはドルの動きの先行指標として見ているようです。
20120316 usdchf1h
ドルスイスもドル円と同様のチャートで火曜が押し目になりつつもずっと虹がでていましたが、昨日は乱れています。


ここから再びドル買いに向かうようだと、乱れた虹がまずは虹の順番に並び、それからその7本が広がり始めると、美しい虹が再び描かれます。
まずは7本が順番通りに並ぶかどうかに注目ですが、週末の金曜日でもあり、ここまでのドル買いが調整される可能性もまだ残っていることから、昨日同様に今日も様子見になるかもしれません。

私は個人投資家で、インターバンクやヘッジファンドのような巨額な資金でマーケットに影響を及ぼすことができないので、マーケットの多数派の動きを虹で確かめ、エントリー・ポイントを熟慮してその方向についていく、というのが一番リスク少なく、利益を追求できると思っています。

まずは昨日よりさらにドル売りが進むのかに注目しています。
直近の相場観や分析は随時ディーラーズ・バトルに書いているので、ご興味があればこちらもどうぞ


では、良い週末をお過ごしください

ドル買い継続

3月19日(月)

先週末はこれまでのドル買いが調整される動きとなりましたが、これは反転ではなく、調整だと思っています。
また本日は、あれだけ荒れたギリシャの国債償還があり、世界中のギリシャを信用しない多くの人は、もしかしたら、万が一、ギリシャの国債償還で何か起こるかもしれないという危惧は持っているハズで、そうなると、やはりドル買いポジションを取りやすいと思っています。

チャートは、金曜日にも出した、米国2年債の金利です。
20120319 us treasury 2y Yield
木曜から少し下げましたが、週末時点で下げ止まっているのがわかります。
こうなると、ドル売りの動きは一段落で、先週木曜からの動きは調整だったと考えられるのではないでしょうか。

チャートはユーロドルの1時間です。
20120319 eurusd1h
金曜日に上昇しましたが、ディーラーズ・バトルで書いたように、1.32手前で上昇が抑えられています。
ここは先週火曜日につけた高値(ピンク罫線)がある部分ですし、1.32にはオプション・バリアもあるのかもしれません。

ただ、1時間の虹は上向きなので、上方向に進む可能性も高いのですが、ドル買いになるという考えと、1.32手前に先週の高値がある点、そして1.32にはバリアがあるかもしれない、もし上抜けてもストップは狭い、という4点を考慮して、金曜日にショートしました。(逆張りですね

ユーロドルは1.35~1.30のレンジになってきていて、木曜日は1.30の下抜けにトライしましたが、おそらくここにもオプション・バリアがあったようで、下抜けできませんでした。


こうしたオプションは、ヘッジファンドや銀行など大手プレーヤーが使っているので、金額も大きく、当然マーケットの動きにも影響します。
FX会社が配信してくれるニュースやメルマガなどでこうした情報が出ていたりしますが、基本的には相対取引でオプションは契約されているので、私たちにはわかりにくいものです。

その辺の話は、3月21日(水)の西原さんのセミナーで、解説してくれるはずです。
元ゴールドマン・サックスの荻野金男さんと2人でお話するので、リアルなマーケットの話が聴けると、期待しています。
...ただ、CMCのセミナーはコンプライアンスが厳格なので、申し込み手続きがかなり面倒です
   どうやって申し込み画面に進んだらいいのか、わかりにくいのですが、
   苦労しても申し込む価値があると思います

また、先週、木曜日のフォレックス・ラジオ 為替で大儲けにゲスト出演されていた、元ドレスナー銀行の内藤さんも現在はご自分で為替取引をされていて、オプションなども使いながらトレードされているようです。

私たちのような個人投資家もリスクヘッジするためにオプションを知っておいて損はなさそうですね


ではまた

ドルの動き・円の動き

3月21日(水)

これまでドル買いのマーケットでしたが、直近は少しドルが売られています。
これがドル買いの調整なのか、流れが変わりつつあるのか、注目しています。

チャートは米国2年債の金利です。
20120321 us treasury 2y Yield
直近は一旦足踏みしましたが、再び上昇を始めており、ドルが買われる可能性が高まっています。

確かにドル円ではドル買い・円売りなのですが、他の組み合わせでは必ずしもドル買いでない動きもあるので、単純にドルを買えばいいのか迷うところです。

チャートはドルストレート6種の日足です。
20120321 dollar 6pair1day
一目瞭然で、上段中央のドル円だけは虹になっていて、ドル買い・円売りが明確です。
ただ、他のペアでは日足は虹になっておらず、方向感に迷いがあることがわかります。
ユーロドルはドル売りユーロ買いになっていますし、豪ドルではドル買い・豪ドル売り。
特に上段左のユーロドルと、上段右のドルスイスで虹が乱れており、単純にドル買いではないように思っています。

通貨ペアにより動きが違うので、ドルストレートでも、細かく見る必要がありそうです。

一方、こちらは円クロスの6ペアの日足。
20120321 Yen cross 1day
一目瞭然で虹が出ていて、右肩上がり。
円売りが鮮明です。

こうなると、ドルストレートより、ドル円やクロス円で、円売りスタンスの方がわかりやすそうでう。
ただこれは日足なので、押し目を買った方がいいので、円が少し買い戻された後、再び円売りになるところで参入するのが良さそうです。

ドル円は2007年の124円から2011年の75円まで円高基調だったので、これが巻き戻されるとなると、かなり続くはずです。
以前の、円を売ってれば誰でも大儲け、という時代が来るかもしれませんが、そのためには、円以外の通貨の金利が上がることが重要で、まずはドル金利の上昇がこの動きかもしれません。
円の金利が上がることは当面なさそうなので、他国通貨の金利動向や金融政策に注目したいと思います。

ではまた

テーマは何?

3月22日(木)

どうもマーケットの動きがハッキリしません。
ギリシャ問題が一応の決着をして、20日の債務償還も問題なかったようでひとまずテーマから消えていき、2月の白川さんのバレンタインで円売りになりましたが、これもそろそろ賞味期限
ドル金利に注目があたっていますが、これもずっと上がり続けることもなく、一方向には動きにくいかもしれません。

このところは中国の景気減速や昨夜のポルトガルの話題で少し動きましたが、「今のマーケットはコレ」といったテーマが見つかりません。

そんな中で少し流れができそうに考えているのが豪ドルです。
豪ドルはリスクアセットですし、中国や世界景気の影響を受けるので、もし中国が減速すると大きく下げるかもしれません。

チャートはAUDUSDの4時間でここ2週間~3週間の動きです。(縦破線は週区切り線)
20120322 audusd4h
4時間で見ると2月末の1.08ミドルからずっと下げる流れで虹も下向き。
現在の底は1.0420付近で、ここを下抜けていくのか注目です。
RBAも金融緩和の余地があると言っており、豪ドルは下方向の可能性が高いと思っています。

チャートはAUDJPYの4時間。
20120322 audjpy4h
こちらは円売りの動きで上昇していましたが、直近の中国景気やポルトガル懸念で下げてきています。

本日は日本2月の貿易収支が発表となり、予想外に黒字転換しましたが、これで円売りが弱まるようだと豪ドル円はさらに下げるかもしれません。
現在87円台ですが、86円ぐらいまでの下落はあるかもしれないと思っています。


ただ、最初に書いたように、マーケットのテーマが定まらず、どちらか一方に動いていないので、しばらくはどの通貨ペアも方向感がないかもしれません。

深追いせず、小さくても確実に取るトレードの方が良さそうです。

ではまた

調整か、リスクオフか

3月23日(金)

昨日はディーラーズ・バトルで書いたように豪ドルが下落。
ここで注目していたのは、日足のMACDのダイバージェンス。
20120323 audjpy1day
黒線で示しているように、プライスは上昇(右肩上がり)なのに、MACDは下落(右肩下がり)になっていました。
ただ、日足なので、すぐには落ちないと考えていましたが、中国のPMIが悪かったことをきっかけに急落。

クロス円はあまり好きではないのですが、西原さんのメルマガでは、水曜から豪ドル円を売っていましたし、私もこのチャートや1時間なの他のチャートを見て、昨日87円台で売り86円割れ手前で決済しました。
相変わらず、このメルマガはとても強い判断材料になります

ただこの豪ドルの下落でクロス円も下げる展開になり、マーケットは方向が読みにくくなっています。
豪ドルに関しては、直近の日足安値(ピンク罫線)を下抜けなければ、再び上昇の可能性があると思っていますが、当面は下げれば売るスタンスです。


この動きが、これまでの円売り相場の調整なのか、中国や欧州不安からのリスク回避の前兆なのか、見極めたいと思います。


チャートはドル・円・ユーロ・ポンドの4通貨6ペアの4時間で、今週の動きを見ます。
20120323 6pair4h
下段の円の崩れ方がすごく、一方で他はそれほどでもありません。
中国の景気後退懸念や、ポルトガルが追加支援を要請する懸念などがありますが、いずれもまだ具体的ではありませんし、直近の問題でもないので、材料としては続くかどうか微妙だと思っています。

上段のユーロドル、ポンドドル、ユーロポンドは虹が乱れて集束してきており、方向感が定まりません。
7本線が集束すると、そこからどちらかへ大きく動き出す可能性が強いので、相場が転換することもあり、どうなるか注目してます。
昨日はディーラーズ・バトルに書いたように、ドル買いになると考えて、ユーロドルを売りましたが、下がらないのでコスト手前で決済しました。

最後に昨日急騰した円の動きもみておきます。
20120323 YENcross4h
ドル円とクロス円は虹を描いて上昇していましたが、水曜がピークで急落。
この原因は昨日(木曜)の豪ドル円の下落で、豪ドル円は今週に入ってから虹が乱れてきていて、予兆があったのですが、水曜から大きく崩れました。
昨日のブログでも書いたように、86円付近まで下げると予想していましたが、少しオーバーシュートして安値は85円80付近でした。


今日は週末なので、ここからどう動くかですが、特に指標もなく、静かに終わるのでないかと思っています。
もちろん、再び豪ドルが下げるかと、クロス円が下げるとか、ドル買いになるとか、サインが出れば取引しますが、昨日動いた分、あまり動かないかもしれません。

日本の年度末も近いことから、円買いになりやすい点に注意したいと思っています。


では、良い週末をお過ごしください

消費増税と円の動き

3月26日(月)

今週は日本の年度末が控えており、先週から崩れた円の動きに注目しています。
また今週中には野田政権が消費増税を閣議決定する、とも伝えられており、こうした動きを世界がどう評価するのかも円の動きに影響しそうです。

また昨日から欧州や英国、スイスも夏時間となり、1時間早くなったので、欧州勢の入る時間も早くなると思われるので注意したいと思っています。

チャートはドル円とクロス円の4時間です。
縦破線が週区切り線なので、先週の動きが表れています。
20120326 YENcross4H
先週水曜日から円買いに動き、ここまで押し目もなく上昇してきたドル円、クロス円は一服した形になっています。
チャートを見ると、金曜日の安値が下ヒゲになっていて、ここから上昇しそうですが、虹は乱れているので、まだ買いとは思えません。

またチャートは出していませんが、1時間では上値が抑えらえていて、3月末での円転の動きがあるのかもしれません。

東京時間は円のマザーマーケットなので、2月14日以降の動きのように東京市場でも円が売られると本格的上昇となりやすいのですが、今週は量は減ったものの輸出の円買いが起こるかもしれず、安易な買いは注意したいと思っています。

この3月末の動きが重要ポイントで、ここでも円安に動くのであれば、今年は本格的に円安に転換する年になるかもしれません。

消費税増税も日本の財政や経済に大きく影響すると思われるので、このニュースを市場参加者がどう判断するのか注目しています。

この辺のファンダメンタルズは本日のフォレックス・ラジオYEN蔵さんやだいまんさんの話を聞いてみたいと思います。

また、FXプライムに口座をお持ちの方は、水曜日20時からに西原宏一さんのセミナーが口座会員限定で開催されます。 本山華子さんとともに会員の方の質問・疑問に答える形なので、知りたかったこと、疑問に思ってること、アドバイスなどがあるのではないかと思います。


では、今週もマーケットを楽しみましょう

マザー・マーケット

3月27日(火)

円が動き始めました。
昨日のブログで、再び円売りに戻るには、円のマザーマーケットである東京市場で動き出すことが重要と書きましたが、昨日からクロス円主体に円は売られ始め、今朝はドル円も動いてきています。
...昨夜配信されたシンプルFXでは、クロス円買いが書かれています
   もちろん、のんびりの私はまだ乗れてません

チャートはドル円とクロス円の4時間で、縦破線は週区切りなので先週からの動きがわかります。
20120327 YENcross4H
昨日と同じ6ペアのチャートなので見比べて頂くと、さらにわかりやすいと思いますが、ドル円クロス円は先週の安値(ピンク罫線)を底に上昇してきており、ここが押し目になったかもしれません。


もう少し細かく見るために1時間も見てみます。
20120327 YENcross1H
昨日の欧州時間からクロス円は順調に上昇し、まもなく虹を描きそうになってきています。
ただドル円はドル売りにもなっているので、出遅れていて、マーケットはドル売り、円売りのリスクオンになってきているようです。
今週が日本の年度末週である点を考えると、東京時間に実需の輸出勢の円買いが持ち込まれそうで気になるところですが、一方で電力会社など輸入勢も円売りしていると思われ、この辺の力関係が気になります。

このあと5月には日本の原発は全部停止することになっており、その先には夏の電力需要があることを考えると、電力会社は大量の化石燃料を買わざるを得ませんし、また本日の毎日新聞の記事を見ると、今後も原発の再稼働は国民世論としては難しそうなので、輸入勢の方が強いのかもしれません。
...原発再稼働のために火力をセーブして一部で停電、というシナリオは勘弁ですが
   そうならないように私たちも節電と時間差充電しましょう


さて、今日は少しブログ更新が早いので、この動きが東京の仲値に向けての動きかもしれませんが、昨日の欧州から動き出している点が重要だと思っていて、国際市場では円売りが再開してきているのではないでしょうか。
これにマザーマーケットの動きが加われば、円売りは加速しそうですし、ドル円はこれまで抑えられていた84円25を上抜けできるかが注目です。

また本日は20時からYEN蔵さんが渋谷で生セミナーを開催されます。
当ブログをお読みの方も参加されるようですし、まだ空いているかもしれないのでお時間があればどうぞ。


私はもう少しクロス円が上昇してきたら、買いを考えたいと思っています。


ではまた

円の動き

3月28日(水)

先週までは円売りのマーケットでしたが、月曜日のバーナンキ発言からドルの動きがメインになり、マーケットのテーマが交代しているかもしれません。

円売りの時は、米株が上昇し債券が売られ米国金利が上昇。
これによるドル買いと、日本の円売りでドル円、クロス円は上昇しており、クロス円主体で動いていることもありましたが、ここのところ少し違ってきているかもしれません。

チャートは昨日も出したドル円とクロス円の4時間で、少し縮小して過去3週ぐらいが見えるようになっています。(縦破線は週区切り線)
20120328 YENcross4H
4時間の虹は乱れていますが、虹の7本線はまた上方向に見えます。
しかし直近の高値(青罫線)と安値(赤罫線)を引くと、直近の高値(青罫線)は先週や右下のドル円では先々週の高値となっていて、そこから上に伸びていません。
一方、直近の安値(赤罫線)は先週金曜の安値でここがひとまず押し目だったのですが、ここから上伸しないと、円は崩れる可能性があるかもしれません。

直近の高値を上抜けできるのか、注目なのですが、日足を見ると、まだ上に行きそうに見えてきます。

チャートは上と同じものの日足で、昨年末からの動きが表れています。
20120328 YENcross1day
これを見ると、2月に上昇に転じてきたことが明確で、日足の虹はまだ上方向に向っており、多少の調整はしつつも、高値を更新するのではないかと思っています。
ただ、先ほども書いたように崩れるチャートにも見えるので、トレードは慎重にした方が良さそうですし、日本の年度末、世界の第一四半期末で、水星も逆行中、となれば用心に越したことはありません。

ドル円・クロス円は昨日思ったほど調整されず、しかし直近高値を越えることもできず、という状況だったので、まずはもう少し調整で下げてから上がるのを待ちたいと思っています。

昨日はポンド円が動き出したところで、132円50付近で飛び乗りましたが、伸びきらず薄利で決済しました。
ドル円・クロス円は昨日の安値を下抜けるようだと、少し調整されそうなので、この辺の動きを注視したいと思っています。


ではまた

ドルと円

3月29日(木)

3月末が目前となり、日本は年度末でもあるので、円の動きが気になります。

チャートはドル円の4時間です(縦破線は週区切り線)
20120329usdjpy4h.gif
直近の高値安値に罫線を引いていますが、先々週の高値(青罫線)と先週の安値(赤罫線)の間で方向感がなくなってきています。

円は売られる方向なので、上昇すると考えていますが、先々週まで6週連騰していることを考えると調整されてもおかしくありません。
...このため先週は下げて週足は陰線になりました。

今週のドル円はこの先週の範囲にあるわけで、ここが陽線で終わるのか、陰線で終わるのかが大きなポイントだと思っています。
もし今週も陰線となり、先週の安値(赤罫線)を下抜ける動きがあると、円の調整はもっと深くなりそうです。

ドル円4時間の虹は、先々週から崩れていて、先週の下げも予想されましたし、今週はさらに7本線が乱れて方向感がありません。
これはマーケットがドル円は手を出すなをサインを送っていると思っています。
もちろん、リスクテイカーは先週の安値下にストップして買うというのもあると思いますが、それでもまずは1時間の7本線が虹の配列にならないと、無理だと思います。
...現状のドル円1時間は7本線が集束して方向感は全くありません


ドル円が上昇しないので、ドル売りなのかというとそうでもありません。
チャートはユーロドルの4時間です。
20120329eurusd4h.gif
これも直近の高値安値に罫線を引いています。

ユーロドルの4時間も虹は乱れています。
4時間の5EMAと10EMAが接触すると、1時間ではもっと大きく乱れているので、私は手出しを控えるようにします。
虹の方向性はドル円より明確に上向きですが、直近の乱れが一時的なのか、ここから本格的に乱れるのかの見極めが大事になると思っています。
...私は上に行くと思って、昨日1.3340Lしましたが、1.3380を上抜けできず、建値撤退です。
   利食いを1.3380に置いたのですが届かず建値となり、残念



今月号と来月号の月刊 FX攻略.comには、個人投資家が重視すべき3点を挙げて、再来月まで3回に分けて書いています。
ここで大事なのは①方向性②タイミング③資金管理で、ご興味のある方は本誌をお読みいただければと思いますが、虹を見ると大きな方向性を間違えることは少ないと思いますが、問題はタイミングです。
マーケットで利益を得たり、損を少なくするためには、エントリーのタイミングがとても重要で、私はここに注力しています。
...ちなみにFX攻略.comでは、4月7日にセミナーが開催されるようです。
   先日出版されたマネ~るだけのFX術に書いている個人投資家の方が講師をされるようです。
   この本をお読みで、ご興味のある方はどうぞ!


あ、少し話がズレました
タイミングの重要性ですが、逆にタイミングがつかめれば、虹の乱れを利用した大きな流れの逆張りだが、短い流れでは順張り、ということができるようなります。
...その分リスクは高くなりますので、不慣れな方にはお勧めしませんが


現在のように様々な要因で円やドルの動きが少し乱れているときこそ、慎重に、そしてそれが次への動きの準備と考えるといいかもしれません。

私は週末にテニスをしていますが、いいショットを打つためには、いい位置に入ることと、テイクバックしておくという準備が必要になります。

FXはエントリーするまでが全てで、ポジションを持ってしまったら後からできることはほとんどありません。
慎重にしっかり戦略を考え、熟慮断行でトレードするのが良いと思います。

ではまた

日本の年度末

3月30日(金)

明日で日本の平成23年度が終了。
日本は政府の予算年度も4月~3月ですし、多くの企業が3月決算だったりするので、この3月末が過ぎると、来週から新年度で社内レートが変わるとか、様々な変化があったりして、少し動きが違ってくるかもしれません。

今週はこうした日本の年度末と欧米の四半期末を反映した動きだったかもしれません。
それは利益確定の動き。

円やドル、ユーロの動きが戻されたりしたのは利益確定などの動きだったかもしれません。

やはりこうしたわかりにくい時は手を出さないのが一番だと思います。
そう言いつつ、今週もいくつかのトレードをしましたが、マーケットと合っておらず、損はしませんが、利益もほとんど出ていません。
虹でトレンドに乗る私としては、大きく動き出しそうなところや、大きな流れに乗るのが一番のようです


さて、チャートは久しぶりにドル・円・ユーロ・ポンドの4時間です。
20120330 6pair4h
EURUSD、GBPUSD、EURGBP
USDJPY、GBPJPY、EURJPY という配置。
上段左と中央のドルストレート、EURUSD、GBPUSDは虹が乱れつつもラインは上向きで、ドル売りの流れがあることがわかります。
一方下段のドル円とクロス円はラインがグチャグチャ
先週くらいから円売りの流れが弱まって方向感がなくなってきていることがわかり、手を出しにくくなっています。

今週、私はこのドル売り継続の動きから、何度かユーロドルを買ったりしていますが、上伸できずに建値付近で決済されることが多く、損をしていないのでエントリー・タイミングは悪くないと思いますが、虹が乱れているところで入っているため、トレンドが弱く、思ったようにトレードできていません。

今週は海外のヘッジファンドやトレーダーにとっては四半期末で、この第一四半期をプラスで終われると、この先のトレードもリスクを取れるようになるので、やりやすくなるでしょうし、その意味では期末に無理なポジションは取らなかったと考えています。
そうすると、来週からはマーケット参加者が増えて、相場は動きやすくなるかもしれません。

4月4日(水)までが水星の逆行期ですが、この辺を過ぎてマーケットが落ち着いてきたら、虹も明確になりトレンドが出てくるのではないかと思っています。

過去トレードを振り返ると、トレンドが出ているときは「天才ちゃうやろか」と思うほど、思ったように動いて大きく儲かるのですが、虹が乱れてくると「ありゃ~、やはり才能ないなぁ...ショボン」となってしまいます。
それでも今週のようにエントリーで間違わなければ大損しないで済むのですが、エントリーを間違えると、逃げられず、損切りさせられてしまいます。
月刊 FX攻略.comの連載コラムにも書いていますが、トレンドとエントリーのタイミングがとても大事だと考えています。また資金管理も大事ですが、これは7月号のコラムになると思いますので、ご興味のある方は是非


来週から日本は新年度ですし、私の会社も新年度になります。
気分も新たに、楽しむ心を忘れずに、マーケットに向かいたいと思います。

では、よい週末を
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プロフィール

田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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