新年のマーケット

2012年
1月4日(水)

新年 あけましておめでとうございます。
今年も虹色FXブログをよろしくお願い致します。

さて、昨日のディーラーズ・バトルで書きましたが、まず豪ドルが上昇し始め、リスクアセットの豪ドルが上昇することから、マーケットはリスクオンの動きとなり、ユーロ、ポンドも上昇しました。

しばらく、年末年始休暇でブログを書いていなかったので、まずはドル・円・ユーロ・ポンドのメジャー・カレンシー4通貨の組み合わせ(6ペア)の4時間チャートで年末年始の動きを確かめてみます。
20120104 6pair4H
チャートの縦破線が新年の区切りですので、ユーロドルやポンドドルは2012年になって上昇していることがわかります。
ただドル円は下落していて、全体にはドル売りの動きになりました。

ユーロドルやポンドドルは年末に急激に下げた分を全部埋め合わせるようなチャートになっていて、今週の経済指標や新年相場へ向けてのポジション調整、ショートカバーかもしれません。

そこで直近の動きを見るため、同じチャートの1時間も見てみます。
20120104 6pair1H
縦破線は日付区切りなので、ほぼ2012年になってからの動きを反映しています。
この1時間で見ると、ユーロドル、ポンドドルといった上昇ペアも、虹の先端部分である赤のラインとオレンジのラインが接近して、上値が伸びて行かないことを示してきており、ここから買い参入するのではれば、まずは昨日高値を越えてからか、押し目を確認してからが良さそうです。

このように4時間と1時間など複数のチャートを確認することは、マルチ・タイム・フレームと言われ、トレードをする際には誰もがこのような複数時間で相場の方向やエントリーのタイミングを計っていると思います。
...詳細は1月25日サイバーエージェントFXでの西原宏一さんのセミナーで解説予定です。


昨年のマーケットや、ユーロの状況を考えると、気楽にリスクオンが継続するかは疑問なので、虹でマーケットの動きを確かめつつ、状況に合わせたトレードをしたいと思っています。

私はチャートのみこのmt4を使っていますが、初心者の方でまだmt4に慣れていない方には、今夜22時30分からラジオ日経でmt4の特番があります。
U-Streamではラジオなのに動画が見れますし、ラジコを使うと、PCでラジオ放送を聞くことができます。
ご興味のある方は、ぜひ

まだ2012年相場は始まったばかりなので、昨夜の動きが行き過ぎたポジションの調整やショートカバーなのか、2012年の新たな動きなのか、見極める必要があると思っています。
...もちろん、小さな動きでも取れる相場は取りにいきますが

今週は昨夜のISM製造業景況指数、明日のISM非製造業とADP全国雇用者数、そして金曜日には雇用統計があり重要イベントの週です。

新年と共に相場の動きが変わることもよくあるので、マーケットを確かめつつ、相場の変化をどう見つけるかなどは先のラジオ日経でヒントがあるかもしれません。


新年に合わせて、ブログのデザインを変えてみました、いかがでしょうか
では、本年もよろしくお願い致します

ドルからユーロへ

1月5日(木)

昨夜はスペイン政府が銀行の融資支援をIMFに要請している、という報道でユーロが急落。
スペイン政府は否定しましたが、こうしたユーロ・ネガティブなヘッドラインで動いてしまう、ユーロ・ベア(弱気)なマーケットになっています。

ユーロドルは新年の上昇をすべて帳消しにして、行って来いになってしまいました。
私は年初のリスクオンの動きから、ドル売りの動きでユーロドルはもう少し上昇するかと思ってましたが、そうはなりませんでした。

ここでの反省点は、マーケットの主眼がドルではなく、ユーロだということ。

ドルストレートで見る癖がついているせいか、ユーロクロスを比較するという視点が抜けているようで、当面はドルからユーロに注目を変えた方が良いのかもしれません。

そこで、ユーロクロスを比較してみます。
20120105 EUR4pair4H
チャートは
EURUSD、EURJPY
EURAUD、EURGBP という配置の各4時間足です。
こうしてみると、一昨日のユーロドルの上昇だけが突出していて、ユーロ円もこれに影響されて少し上げていますが、ザッと見でも虹は下向きの流れで、ユーロが売られていることは明白です。
...こうした比較や大きな動きを見るのに虹は便利です

まだ新年第一週で流動性が低いのかもしれませんが、これだけユーロクロスが売られている状況ですから、年初のユーロドルの動きの方が異端だったのかもしれません
...金曜の雇用統計まではマーケットが薄い可能性もあり注意したいところです

ただユーロドルに関しては、4時間の虹が乱れてきているので、昨年末の安値を下抜けて行かないと、しばらくはレンジになってしまうかもしれず、方向感がなくなるのではないかと思っていて、安心して売るのも難しい気がします。

年が変わっても、ユーロ不安は払拭されるはずもなく、ギリシャの本格的なデフォルトが予想される中、ユーロ・クロスの動きも注視する必要がありそうです。

ではまた

ユーロ売りとスイスフラン

1月6日(金)

ユーロが売られています。
2012年はユーロ問題がマーケットの中心になりそうで、もしかすると、2010年の1Q(1月~3月)のように、ユーロが一方的に下げる展開になるかもしれません。

ただ、2011年もユーロ問題が大きな問題となりながらも、2010年前半のように一方的に下げる展開にならず、やりにくい部分もあったので、今年の動きはとても気になります。

チャートはユーロドルとユーロクロスのペア6種の4時間です。
eur cross4h
EURUSD、EURJPY、EURCHF
EURAUD、EURGBP、EURCAD という配置です。
   ※赤い縦線は年区切り線

昨日ブログに載せたのユーロクロス4種のチャートとほぼ同じですが、4時間チャートでも下向きの虹が出ていて、ユーロ売りの流れが明確です。
ただ、ユーロドルは昨日売られ過ぎたので、少し戻すか、現状レベルを維持する状態が続く可能性があります。
...私の1.2890付近のショートはキープしています。
   ひとまず1.282付近にストップを下げました。

もう一つ注目はユーロスイスです
スイスフランはSNB(スイス国立銀行)が断固としてスイス高を阻止する姿勢で、ユーロスイスは1.20を維持するようで、このユーロスイスのチャートだけは虹を描かず、不自然なチャートです。
ユーロがこれだけ全面安の展開で、さらに今後もユーロが大きく売られる場合、SNB(スイス中銀)がどこまでスイスフランを守り続けられるのかは、注目しています。

このスイスの動きも見るため、週足も見てみます。
eur cross weekly
週足もユーロ売りで下方向に虹が出たり、虹になる動きの中、右上のユーロスイスだけは異常なチャートです
チャートを見るとやはり1.21と1.20がポイントになっていて、もしここが下抜けすると、大きく下落しそうで、目を離せません。

昨夜のディーラーズ・バトルにも書きましたが、スイスフランが売られて、ドルスイス、ポンドスイスが上昇、スイス円が下落するなかで、ユーロスイスはユーロもスイスも売られて動かなくなっています。

以前のユーロスイスはSNBの動きから1.22に接近すると買いが入って上昇していて、ここで買い回転させる人も多かったのですが、今回は1.22を割り込んでも大きく買いあがっていきません。

このユーロスイスの動きはすぐではないとおもいますが、大きく動く可能性が高いので下方向への動きは注目しておきたいと思います。
...昨日の西原さんのメルマガでは、SNB総裁の会見など注目の情報が配信されており、
   もしかしてスイスが動くかも、と注目していました。


さて、直近の動きを考えると、今夜は雇用統計
昨夜のADPが予想外に良い結果だったので、雇用統計が良く米国経済に信任が集まるようだと、ドル買いも加わってユーロドルは大きく下げるかもしれません。

今日は雇用統計を控えて動きにくいと思われますし、昨夜大きく動いているので、日中は特に閑散だと思います。
ゆったりと22時30分を待ちたいと思っています。

マーケットは今週から始まりましたが、休みボケかスタートが少し遅れて、水曜の下げる動きには乗れませんでした
そろそろ頭も切り替えて、週末はテニスをして、通常モードに戻したいと思います。

みなさんも素敵な週末をお過ごしください

SNB総裁の辞任

1月10日(火)

昨夜スイス国立銀行(SNB:スイスの中央銀行)のヒルデブラント総裁が、奥さんの為替取引がインサイダーとの疑惑もあって辞任しました。

辞任の理由はどうでもいいのですが、問題はヘッジファンド出身でマーケットにインパクトのある方法を知り尽くしている総裁が辞任したことで、1ユーロ1.2スイスフランを維持できるかが注目されます。

昨年のユーロ不安のなか、スイスフランは買われ続け、スイスフラン高が続いていました。
日本同様に経常黒字国であるので、資金が集まるのも当然なのですが、輸出国であることも日本同様で、日本で円高が問題となるように、スイスでもスイス高は大きな問題です。

いくつかの事前のメッセージはあったものの、9月の介入では一気に1000ポイントも動かされ、スイスフランの動きは一変してしまいました。

こうしたSNBの通貨維持の強い姿勢が、総裁の交代で変わるのかが気になるところですし、先週金曜のブログに書いたようにユーロスイスは1.21に接近してきています。

チャートはスイスクロスの4ペアの日足です。
20120110 CHF cross daily
USDCHF、GBPCHF
EURCHF、CHFJPY という配置。
上段のドルスイス、ポンドスイスの日足は、上向きの虹が明確で、また右下のスイス円は下向きの虹になっていて、スイス売りになっていますが、左下のユーロスイスだけは11月に1.24ミドルの高値をつけてから下げ始めています。
これは12月からのユーロ売りの流れによるものと思われますが、それまでは11月のように1.21レベルでは急反発していましたが、今回もこのような動きになるのかが注目されます。

これまでは1.20に接近してきたら、ユーロスイスを買っておけば大きく上がりましたが、今回はヤリ手の総裁の辞任で怪しくなってきています。

同じ組み合わせの4時間も見てみます。
20120110 CHF cross 4H
4時間では、ユーロスイスが下向きの虹であるだけでなく、他のスイスクロスもスイス買いの動き(USDCHF、GBPCHF、EURCHFの下落、CHFJPYの上昇)が出ています。

先ほども書きましたが、現状のような金融不安であれば、経常黒字国で安定しているスイスが買われるのは当然の動きで、これを抑制していた力が働かなくなるとすると、これまで抑圧されていたものが一気に動くので、大きなスイス買いになる可能性があると考えています。

そうした意味で、スイスの動きはしばらく注目だと思っています。

SNBはヒルデブラント総裁の辞任とともに、副総裁の昇格と、これまでの金融政策を変えずスイス高を抑制する姿勢を示していますが、この後のマーケットvsSNBの攻防がどうなるか要注目だと思います。

ではまた

ユーロ下落の可能性

1月11日(水)

昨日はリスクオン的、豪ドルが上昇、ユーロも買い戻される動きになりました。
しかし大きな流れはユーロ売りで、マーケットが安心できる状況ではないと思っています。

また虹色チャートは、再びユーロ下落の可能性を示しており、タイミングが合えばユーロを売ろうと思っています。

チャートはユーロクロスの6種の4時間です。
20120111 EUR cross6pair 4H
縦破線は週区切り線で、赤罫線は昨日の安値です。
EURUSD、EURJPY、EURCHF
EURAUD、EURGBP、EURCAD という配置。

リスクアセットのEURAUDが下げていないのが気になりますが、EURUSD、EURJPYは昨日安値に接近しており、EURGBPはすでに前日安値を下抜けています。
4時間の虹は下方向に出ているので、ユーロ売りは間違いなく、後はタイミング。
7本線が順番通り揃って下を向き始めれば、売ろうかと思っていますが、EURUSD、EURJPY、EURGBP、EURCHFの直近安値は月曜日なので、ここがサポートになるかもしれません。

ユーロは売りスタンスですが、明日にECB理事会も控えており、動き出すかどうか見極めたいと思っています。

ではまた

ユーロとドル

1月12日(木)

昨日はユーロが下落しましたが、それ以上にポンドも下げる動きでした。
ポンドはノーマークでしたし、理由もわからず、ついていけませんでした

昨日のブログのようにユーロは下落したのですが、私のイメージはもう少し時間が経ってから下げると思っていたので、この辺は自分のシナリオと違っていました。
注目していた直近安値1.2665の下には売りオーダーを置いていますが、ここは付けずにユーロドルは上昇しており、今日のECB理事会や国債入札で大きく下げる可能性を考えています。

ユーロドルがすんなり行かないので、ドルの動きをドルインデックスで見てみます。
20120112 dollar index weekly2
チャートはドルインデックスの週足で、2009年からの動きが出ています。
これを見ると2010年前半は2009年12月にギリシャの粉飾決算発表でユーロドルが急落、ドルインデックスも上昇しています。(緑線部分
しかし、昨年から今年にかけては、ユーロはギリシャ問題どころではなく、崩壊の危機と言われているのに、ドルは買われず、ユーロドルもすんなり下げて行きません

今朝の日経新聞にもありましたが、新興国のドル売り、自国通貨買いという動きがドルの動きを抑えているのかもしれません。
...この辺のファンダメンタルズの判断は難しいところです


ユーロは危機的状況と思われつつも、ドルインデックスが上昇しないだけでなく、株価も堅調でNYダウは12000ドル台をキープ

そこで、恐怖指数と言われるVIX指数を見てみます。
20120112 vix weekly2
こちらも現在の数値は21、と通常レベルで少し前の40台やリーマンショック時の90付近とは全然違う景色です。

ただ、VIXを見ると過去も落ち着いてくると急上昇して危機か顕在化する(緑円部分)ことを繰り返しており、今回もどこかで大きく動く可能性を意識しておきたいと思っています。


虹のチャートに関しては、いつものことながら、ラインが集束すると、動き出す前兆になっています。
20120112 6pair1H
チャートは、ドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの1時間で、縦破線が日付区切りなので、昨日の動きを示しています。
上段のEURUSD、GBPUSD、下段のGBPJPY、EURJPYのピンク●の部分で1時間の7本線が一部集束してきて、その後虹の方向に大きく放たれています。
またこの6枚の比較でも、昨夜はユーロとポンドが売られたのがわかります。
...ただ、理由がわからないと、大きな玉で一時的に動いているのか、そうした流れになっているのかがわかりにくく、手を出しにくいです。

今夜はECB理事会や国債入札という、反応しやすいイベントがあるので、これに関連した動きが出ればついていきたいと思っています。
マーケットはユーロ売りながら、ドルは新興国の介入で買いが潰されているようで、ユーロドルはやりにくいかもしれません。この辺のドルの動きを考えると、ユーロクロスの取引の方がいいのかもしれません。


ではまた

ユーロの動き

1月13日(金)

昨日は英国と欧州の中央銀行が金融政策を発表しました。
BOE(英国中央銀行)は政策金利を年0.50%で据え置きし、資産購入枠も2750億ポンドで変更なし。
また注目のECB(欧州中央銀行)も政策金利を年1.0%の過去最低水準で据え置きしました。

ECBが昨年12月21日に実施した4890億ユーロ(約50兆円)の3年物の資金供給が効き始めたのか、昨日実施されたスペインやイタリアの国債入札は順調で、金利も大幅に低下しました。

ECBドラギ総裁も会見でこの効果に言及し、ユーロは買い戻される動きとなりました。

チャートはユーロクロスの4時間チャートで、縦破線は週区切りなので今週の動きが表れています。
20120113EUR cross6 4H
チャートを見ても虹は大きく乱れてユーロの急上昇がよくわかります。
...ただ昨夜のディーラーズ・バトルで書いたようにユーロスイスは別の動きです。

マーケットはユーロの状況に少し安心感が出ているように思いますが、このユーロ買戻しの動きが続くとは思えません。


チャートは同じユーロクロス6ペアの日足です。赤い縦線は年区切りです。
20120113EUR cross6 Daily
日足を見ると、ここでも明確に下向きの虹が出ていて、ユーロ売りの流れがわかります。
日足で虹が出てトレンドが明確である、ということは、この強いトレンドが簡単には変わらないことも示しています。
よって、昨日ユーロは買われましたが、これは一時的で、再び大きなユーロ売りの流れに戻る可能性が高いと考えています。
...なので、この局面でユーロ買いはせず、再び下げる動きを待ちます。

再びユーロが崩れ出すのが今日なのか、来週なのかはわかりませんが、ユーロが下げ始めたら売り参入したいと思っています。


こうした大きなマーケットの流れの見つけ方や、複数の時間軸での考え方などは、1月25日(水)にCyberAgentFX で西原宏一さんのセミナーが開催されるので、おすすめです。
わかりやすい解説で評判の西原さんのセミナーなので、事前申し込みは早目がよさそうです
...ちなみに西原さんの有料メルマガは、すでに購読者が500人近くいるようで、的確なマーケット情報と、読者掲示板などでの初心者にも面倒見のいい対応から、人気があるのも当然に思えます


今週も今日が最後です。
良いトレードで、素敵な週末をお過ごしください

円買い・ドル買い

1月16日(月)

金曜日は欧州各国が格下げされるとの噂で、ユーロが急落。
ドル買い・円買いとなりました。
実際、S&Pは東京時間の土曜早朝に欧州9カ国の国債を格下げし、特にフランスがAAAを失い、AA+となりました。

水曜から木曜にかけてユーロは上昇していましたが、やはりここは戻り局面で、大きな流れの通り、ユーロは売られる展開となり、金曜日のブログの通りの展開となりました。

私はユーロドルを1.2780付近でショートして、いったんは木曜の安値1.27付近で決済し、ここで止まらないため、改めて1.27でショートしましたが、そのあと戻ってきたので、サッサと決済。
この後再び下げた分は取り損ねました

チャートはドル・円・ユーロ・ポンドの4通貨の組み合わせ6ペアの4時間です。
縦破線は週区切りせんなので、先週の動きが表示されています。
20120116 6pair4H
少し乱れはあるものの、虹はまた下方向で、大きな流れはドル買い・円買い。
ここから再び4時間の虹が美しく出て下げ続けていくのか、この乱れが何度か続いて反転していくのか、に注目しています。

基本的に4時間の虹は下方向を示しているので、買いはせず、金曜日のように戻ったところで下げるサインが出れば、タイミングをみて売りたいと思っています。
...ちなみに現在はポンド円とスイス円をショートしています。


本日のアジア時間は、金曜の流れと、アジアが休んでいる時間に発表されたS&Pの格下げを受けて下げる展開になりやすいと思いますが、これが消化されたあと、欧州時間からどう動くかが注目だと思っています。

特に本日は米国が休日なので、動きが出にくいと思っているので、アジア時間で動きが止まってしまうかもしれませんし、またさらに欧州からニュースが出ると、さらにドル買い・円買いが進むかもしれません。

すんなり一方的に動きにくく、わかりにくい相場なので、自分のシナリオをハッキリさせて、そのシナリオに合ったいるときだけトレードしようと思っています。
そして、乱れてわかりにくい時は手を出さない
私はトレーディングが上手い方ではないので、無理をしないで、虹のルールに従い、「誰もが買っていれば、私も買い」、「誰もが売っていれば、私も売る」というスタンスを守りたいと思います。


では、また

欧州一服

1月17日(火)

昨日のマーケットは米国がキング牧師の誕生日で休日だったことと、金曜日に大きく動いてしまったためか、小動きに終始ました。

私はポンド円とスイス円をショートしていましたが、ポンド円は下がらないので昨夜遅くに建値で決済。
スイス円は今朝まで持っていましたが、少し下げた後戻されましたし、英国のフィナンシャル・タイムズがユーロ円での介入の可能性を報じているのと、西原さんのメルマガで、ユーロ円をロングにしたとの配信(こうした配信が多い1日にと5本も6本も来ます)があったので、円売りの可能性を考えて、スイス円も決済しました。

ポンド円もスイス円も「誰もが売っている」という状況ではなくなってきたので、サッサと降りました

昨夜はフランス国債の入札もありましたが、格下げされたものの順調でしたし、S&PはEFSF(欧州金融安定化基金)もAAAからAA+に格下げしましたが、ユーロは売られず、大きく動かなかったので、欧州の財政問題はひとまず一服かもしれません。

チャートはユーロドルの1時間です。
20120117eurusd1h.gif
ユーロドルは金曜に急落しましたが、昨日・月曜は金曜の安値を下抜けず。
この時点でユーロドルを誰もが売っているとは思えないので、ユーロ売りの動きはひとまず一服かもしれません。

ただ、4時間や日足をみれば虹はまだ下向きで、ユーロドルは下落トレンドです。
このため、少し戻して再び下げ始めたら売りで参戦しようと思っています。

昨日のフォレックス・ラジオ MondayFXは、新年最初の放送で、なかなか興味深いものでした。
特に、為替だけでなく、日本の国債や財政問題の話が興味深く、またわかりやすい話だったので、日本も財政破綻する、とか、日本もギリシャのようにデフォルトだぁぁぁ、という心配のある方は聞いてみるといいかもしれません。
U-Streamでは映像と共に見ることもできます

ではまた

ユーロは足踏みか?

1月18日(水)

昨日はユーロが上昇。
ユーロドルは1.28台、ユーロ円は98円台をつけましたが、そこからは下げています。

欧州9カ国の格下げ後もユーロは安定しており、欧州各国の国債入札も順調で、利回りも一時期より低下して、ユーロ問題は一服という状況になっています。

ユーロは基本的には売られると考えていますが、そこは相場ですから、行ったり戻ったりします。
ひとまずユーロは、この辺で足踏みするかもしれません。

チャートはドルインデックスの週足です。
20120118 dollar index weekly
ドルインデックスはずっと上昇していて、ドル買いが進んでいることがわかります。
このためユーロドルは売られる動きで、ユーロドルの動きは、このドルインデックスとほぼ相対の関係。
チャートをよく見ると、現在のレベルは2010年の10月から2011年の1月ごろのレベルと同じくらいの81~82というところ。

これをユーロドルの週足チャートで確認してみると...
20120118eurusd1week.gif
1.296ぐらいから1.288ぐらいで、現状のユーロドルはここをさらに下抜けています。

しかし、その下には8月の安値1.258ぐらいがあり、この1.29から1.26ぐらいの範囲(ピンク罫線)で少しもみ合うかもしれません。

再びユーロの悪材料が出て、一気に下抜けしてしまえば別ですが、欧州の国債入札が順調だったり、EFSFがAAAからAA+に格下げされてもあまり売られない動きを見ると、このレベルでユーロドルは足踏みするかもしれないと考えています。
ただ、ユーロドルの週足は下向きの虹なので、ユーロドルは下落トレンドが基本と考えます。
そのうえで、足踏みの可能性を考えているので、戻り売りスタンスです。


大きな流れは戻り売りなので、あとはタイミングをどうとるかの問題で、私は虹が教えてくれるサインに従って、ゆっくりトレードしているので、もう少し短い時間のチャートで再び売るサインが出れば、売り参入し、方向感がハッキリしなければ待つ相場になります。

まずはユーロドルが1.26を下抜ける動きになるのかを見極めたいと思います。

ではまた

欧州の安心感?

1月19日(木)

昨日はユーロが足踏みどころか、買い戻されました。(EURCHFは下落)
ユーロドルやユーロクロスが上昇し、これまでのユーロ売りの動きが変わったかのようです。
...昨日までが重要変化日と書いているところもありましたね

IMFの融資向け原資を拡大し、欧州の事態に備える準備に向かっていることや、ギリシャが債権者と話し合うなどが好感され、欧州の危機的状況に少し安心感が出ているようです。

チャートはユーロドルの1時間です。
20120119eurusd1h.gif
昨日から虹を描いて上昇し、先週13日金曜の1.288付近(ピンク罫線)に接近しています。
しかし、ロウソク足を見るとわかるように、すんなり上昇ではなく、上げたり下げたりでわかりにくい動きとなっていて、私は売りスタンスでしたが、この状況なので売っていません。

まずはこの金曜の高値(ピンク罫線)を上抜けるかに注目しています。

20120119eurusd4h.gif
この4時間チャートを見ると、下値を切り下げながら下げていましたが、今週になって上昇に転じていて、先週金曜の高値(ピンク罫線)を越えると、ひとまず下落の流れは終わると思われます。
...そもそも金曜の高値がその前の高値を更新しているので、本当はここで上がるはずだったかもしれません。

ただ1時間は虹ですが、4時間はまだ転換中です。

4時間が転換して本格的にユーロが上昇するには、次の1.308付近(オレンジ罫線)を上抜けなければならず、ここは厳しいかもしれません。

金曜の高値を越えてくると、1.308に向けて上昇する可能性があるので、タイミングをみて買い参入も考えます。
ただ、4時間が転換しているわけではなく、当然日足もまだ下向きなので、下方向へのリスクを考えつつということになりそうです。


本日のタイトルを「変化日?」として書いていたら、今、西原さんのメルマガでも、「変化日」というタイトルのメールが配信されてきたので、ちょっとタイトルを変えないとなぁ...


ではまた

ドル売り・円売り

1月20日(金)

東京は雪の朝です。
週末はこのまま雪か雨とのことで、テニスができなければ、昨日届いた妻のPCのセットアップになりそうです

さてマーケットは、ドル売り・円売りの動きで、ユーロ円は100円に戻し、ドル円も77円台です。
中国人民銀行が市場に4兆円の資金を供給する公開市場操作を実施したりして、中国の緩和期待もありますし、ECBの3年物資金供給オペが順調とドラギ総裁がコメントしたりして、マーケットを楽観的にしているかもしれません。
マーケットは、いわゆるリスクオンの動きです。

チャートはドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの1時間です。
少しロウソク足の幅を狭めたので、ここ2日の動きが表れています。
20120120 6pair1H
左下のドル円は動きが悪く、昨日急騰していますが、それ以外は一昨日ぐらいから1時間は上向きの虹になって上昇を開始。
...私は昨日からEURUSDで参入しています。

4時間を見ると...
20120120 6pair4H
まだ虹は上向きには出ていませんが、下向きでもなく、転換期であることがわかります。
このままドル売り・円売りが継続して、4時間も虹になってくると、トレンドは大きく転換して、これまでのユーロ売り、リスクオフの動きが巻き戻されて行くと思いますが、どうなるでしょうか
4時間のトレンドがどうなるかは、まずは1時間の虹がどのように描かれるかに現れるので、1時間と4時間のチャートを見比べつつ、動きを見守りたいと思います。

ただ、本日は週末の金曜日なので、この上昇が新規の買いなら利確もあって下げるでしょうし、逆にこれまでの売りが決済している動きなら、さらに上がるかもしれません。

昨夜のディーラーズ・バトルで書いたように、これまでの売りスタンスは見直して、中立から買いのスタンス。
エントリーのタイミングが取れれば買い参入しますし、そうでなければ様子見、そんな感じです。

ドル円・クロス円が上昇してくると実需の売りも出そうで、この辺の動きも注目しています。

今週末も寒くなりそうなので、みなさん風邪などひかないように暖かくお過ごしください。
では、素敵な週末を

ユーロドルの虹

1月23日(月)

今週は中国が春節で一週間お休み。
中国はアジア市場のビッグプレーヤーなので、少し参加者が減るかもしれません。
また今週は火曜・水曜の2日間、FOMCが開催され、水曜日の深夜に金融政策を発表するので、ここが注目どころだと思います。
...この辺は今夜のForex Radioで話題になりそうです

さて、先週はユーロが買い戻され、ユーロドルも上昇しました。
1時間の虹は上向きで、4時間は転換中の動きでしたが、木曜のディーラーズ・バトルに書いたように1.288で止められていたユーロドルがここを上抜けて行ったので、私は1.29付近で買いました。

チャートはユーロドルの1時間です。
青縦線が買った時間、赤縦線が決済の時間で、木曜と金曜の2回の取引を示しています。
20120123eurusd1h.gif
その後ユーロドルは1.2985付近まで上昇しましたが、金曜のディーラーズ・バトルに書いたように1.295付近を下抜けたら下げると考えていたので、ここにストップをおいて決済されました。(青■部分が利幅です)

ユーロドルは金曜に1.295を下抜けて下げましたが、1.288がサポートされたので、再び1.29買いました。
しかし、これは失敗トレード。
上のチャートを見て頂いてもわかりますが、虹が乱れています。
短い3本のEMAが集束していて、私はここから上昇して、再び虹が出る、との予想で1.288をストップに買い、その後1.295付近まで上昇しましたが、上値が伸びないのと、金曜日であることから、ストップを建値付近に引き上げて週越え。
結局は今朝のオープンの下落でストップとなりました。

金曜のトレードは損は出ていませんが、虹が揃わないトレードだとやはり上手く行かないという例で、私のようなアマチュアは、サインに従った方が良さそうです
...そのまえに利確しなかったのも失敗ですね

ギリシャ債務の民間との協議がまとまるかと思いきや週越えになったり、マーケットは何が起こるかわからないのですが、私たちアマチュアよりヘッジファンドや銀行のプロの方が情報や判断が速いと思っています。 このため、彼らの動きに乗る方が、リスク少なくトレードできるのではないかと思っています。
こうしたマーケットの動きを判断するのに虹を使っているので、やはりこれに従うべきでしたね
また、西原さんのメルマガではユーロ・ショートとの配信があったので、この時点で撤退しても良かったかもしれません。
...タラレバですけど


ではまた

ギリシャの債務交換

1月24日(火)

東京は雪景色の朝です。
ただ、太陽が出ているので、陽のあたるところは溶けていて、雪景色は長続きしなさそうです。
...太陽のパワーってすごいですよね、自然に感謝

さてマーケットは、ギリシャの債務をどれくらい棒引きするか、ギリシャにすれば50%踏み倒した上に、さらに踏み倒しをどれくらい増やせるか、という協議が続いています。

先週末で妥結しそうだった話が、決まらず昨日はユーロなどが一時下げましたが、大きな流れはユーロ買いになっているので、ユーロドルは上昇しました。

チャートはユーロドルの1時間です。
20120124eurusd1h.gif
ディーラーズ・バトルで書いたように1.2950付近(ピンク罫線)を越えたら、再び1時間に虹が現われると予想し、ここを上抜ければ上方向と考えていたので、ここでロング。
ストップを引き上げて行ったので、下げてきた1.302付近で決済されました。
上は1.305付近まで上昇していますが、頭まで取ることはできないので、上出来だと思っています。

現状は欧州の状況を見つつ、小動きですが、昨日の高値を上抜けて再び虹が出そうならば、買いエントリーを考えます。

ただ、ダルビッシュの米メジャー・リーグ(レンジャーズ)との交渉でも、期限の5分前まで協議していたように、欧米では期限ギリギリまで交渉するのが当たり前なのかもしれません。

そうだとすると、このギリシャの債務交換協議もギリギリまで続く可能性があり、その過程ではユーロは急落する場面もあるかもしれません。
ただ、マーケットの大きな動きは、ドル売り、円売りの楽観に動きてきていると考えているので、虹のチャートの大きな流れが下方向(ドル買い・円買い)に向かわない限り、下げても手を出さず、再び上昇するポイントで参入していきたいと思っています。

昨夜は、自分のユーロドルのポジションに加え、某メルマガ配信に便乗したトレードもしてみました。

この配信通りで儲けている人の話は羊飼いさんの取材記事が、前編後編として掲載されていますので、ご興味のある方はどうぞ。

その便乗トレードは、100円付近でユーロ円の買いでしたが、これまでの私なら、ここからさらに上がるのか、と疑心暗鬼してエントリーを躊躇する場面でした。 でも、ここからでも行けるという判断をしている人の意見はとても参考になり、少量でエントリーしました。
そして、実際その通り上昇し30pipsほど儲けさせて頂いたので、素晴らしいの一言です。
...有料でも多くの人が購読する理由がわかります

他人のメールだけで取引するのは、自分のトレード力がつかない気がして積極的ではないのですが、今回のように自分の方向性とあっていて、躊躇する場面や、迷う場面では、とても良い参考になることがわかりました。

ただ私のトレードの軸は虹ですし、この方のように俊敏なトレードはできない(頭で理解していても、迷って行動が遅れてしまうのです)、ので、こうした情報を利用しつつ、虹の精度を高めるようにしたいと思っています。

ではまた

ユーロドルのレンジ

1月25日(水)

昨夜ユーロドルはディーラーズ・バトルで書いたように下げる動きになりながらも、1.2950を下抜けできませんでした。
上値の1.307付近は当面の目標と考えていたポイントなので、本日はこの1.307から1.295の狭いレンジ(ピンク罫線)になりそうです。

チャートはユーロドルの1時間です。
20120125eurusd1h.gif
下方向は1.295付近の下に、1.288付近がポイントとしてありますが、ここを下抜けるとユーロの上昇は終わってしまいそうです。
...昨夜の下落は虹の乱れとやMACDのダイバージェンスで予測し、1.2950を下抜けない可能性についてはボリンジャーバンドのエクスパンションの動きから予想して、それらはディーラーズ・バトルで書いたとおりです

ここには出していませんが、4時間は上向きの虹になりつつありますが、昨日の高値を越えられないと、昨日のブログに書いたギリシャの債務交換問題の長期化から、ユーロは下げるかもしれません。

まず今夜は英国のGDPと、FOMCがあり、この2つが注目だと思っています。
特にFOMCでは、その後のバーナンキ議長の会見もセットされていて、ここまでマーケットは動きにくいかもしれません。

私は毎日トレードしているわけではなので、取れそうな条件が揃ったら参入したいと思っています。

ではまた

FOMCでドル売り

1月26日(木)

昨夜のFOMCでFRBは金融政策を変更せず、異例の低金利(年0.0%~0.25%)で据え置くとともに、これを従来の「2013年半ば」から「2014年終盤」まで継続する、として異例の低金利の期間を延長しました。
これにより、ドルは売られる展開。

ユーロドルでは、ユーロの悪材料での売りと、ドルの緩和の売りが衝突することになり、単純にユーロ売りではなくなりそうです。
ユーロドルはFOMC後に1.31台へ上昇していて、先週からこのブログやディーラーズ・バトル書いているようにユーロドルは上昇の流れになっています。

チャートはドルストレートの6ペアの4時間です。
20120126 dollar strait
EURUSD、GBPUSD、AUDUSD
USDJPY、USDCHF、USDCAD...という配置。
上段はドル売りで上昇し、上向きの
下段はドル売りで下落し、下向きの虹、になっていますが、ドル円だけは逆になっています。

円は先日の貿易収支の赤字(31年ぶり)をきっかけに売られていて、ドルより円が売られている状態です。

これらから、ユーロ売りなら、ユーロクロスのほうがユーロドルよりやりやすいと思います。
クロス円は上昇の可能性が高まっています。

思惑や値ごろ感でトレードすると、痛い目に合うので虹や、自分の得意なインジケーターなどでマーケットを確認するのが良いようです。
...最後は昨日お会いした方が読んでいるというので、
   ちょこっとカッコつけて真面目にしてみました
   お気軽にコメントしてくださいね~

ではまた



ユーロの動き

1月27日(金)

今日は朝から移動していて、更新が遅くなりました。
さて、ユーロは先週から上昇の動きとなっていて、昨夜少し下げましたが、まだ流れは上昇と考えています。

チャートはユーロドルの4時間です。
20120127eurusd4h.gif
4時間も虹が揃ってきて上昇トレンドになりそうです。
直近は下げていますが、1.306(ピンク罫線)付近を下抜けなければ、虹とともに上昇が続くと考えています。

これを1時間で見ると...
20120127eurusd1h.gif
昨日から虹は乱れていますが、4時間が強く上方向なので、このピンク罫線を下抜けずに上に向かえば、再び上昇になると思っています。

ただ、昨日は高値を更新しつつも伸び悩んでいるので、勢いが衰えている可能性はあると思いますし、本日は金曜で週末を控えていますし、米国GDPの発表もあります。 GDPの結果によっては下げる可能性もあり、買い方はストップに気を付けた方がいいかもしれません。
少なくともチャートは、迷いを示しているので、上昇の動きが確かめられれば買い参入ですが、そうでなければ様子見したほうがいいかもしれません。

今週はドル売り、ユーロ買いでユーロが上昇していますが、ギリシャの債務交換問題で悪材料が出ると、買い方の利確と合わせて大きく下げるかもしれないので注意したいところです。


寒気が入って寒くなっているので、週末はゆっくり休養したいと思っています。
みなさんもご自愛ください。
ではまた

欧州の金融と財政

1月30日(月)

ユーロは上昇していますが、欧州は再び対立が始まっています。
ドイツは、財政再建が進まないギリシャに対し、EUの監視下でギリシャの財政再建を進める提案をEUに出しているようです。
ユーロ圏諸国が監視官を任命して、ギリシャ議会が再建計画に反した場合には拒否権を行使できる権限を与えるという案で、EUがギリシャの財政に直接乗り込んで行くという提案です。
当然ですが、ギリシャ政府は財政は自国で管理すべき!と反対しています。

今更ながらですが、ユーロは、金融政策はECBで行いながら、財政政策は各国でという、金融と財政が一体となっていない構造なので、こうした矛盾がでてきます。

マーケットは問題が起きると、こうしたユーロの持つ根本的な矛盾や不合理を攻めます。

ただ、為替市場は、株式や債券とことなり、交換価値の市場です。
ユーロ単体を売買しているのなら、ユーロは売れらる一方になると思いますが、為替は相対的です。
ユーロ・ドルではユーロとドルを天秤にして、強い方が買われ、弱い方が売られます。
ユーロは悪いのですが、ドルも緩和策を実施して売られやすく、ユーロドルは下げにくくなっていますし、先週水曜のFOMC後はドルが売られているので、ユーロドルは上昇する動きになっています。
...この辺が為替の難しいところでもあり、面白いところでもあると思います。

チャートはユーロ・クロスの日足です。
20120130 Eur ceoss daily6pair
縦破線は月区切り線なので、今年に入っても下げ続けたあと、上昇に転じているのがわかります。
ユーロは全般に買われていて、右上のユーロスイスだけがまだ下げ続ける動き。
このユーロスイスのスイス買いがどこまで行くのかも注目で、1.2を下抜けると大きく動くかもしれません。

この日足を見ると、直近のユーロドルは金曜に買われ過ぎているので、1.31ミドルから前半ぐらいまでの戻りはあるかもしれません。
ユーロドル、ユーロ円が大きく上昇しているのに、ほかのユーロクロスがそれほどでもないので、この上昇はドル売りや円売りによる部分が大きいのではないでしょうか。

ユーロは長期的には売られる方向を予想しているので、下がり始めたら売るスタンスで行きたいと思っています。

今日はまずEU首脳会議がありますし、金曜日は雇用統計です。
今週もマーケットを楽しみましょう
ではまた

次はポルトガル?

1月31日(火)

昨日はユーロが下落しましたが、18時台にディーラーズ・バトルに書いた前日の安値1.3075付近(赤罫線)でサポートされました。
ポルトガル10年債の利回りがユーロ導入後最高に上昇するなど、欧州の不安要素がありながらも、このレベルがサポートされたのは重要かもしれません。

チャートはユーロドルの1時間です。
20120131eurusd1h.gif
月曜(昨日)のオープンと共に上昇してスタートしましたが、そこからはずっと下げています。
昨日のブログやディーラーズ・バトルで書いたように、買われ過ぎから売られる動きとなり、1.3135付近まではこの調整の下げだったと思っており、これは予想通りでした。
しかし、欧州時間に入るとポルトガル問題が上がってきたり、ギリシャのPSI(民間部門関与)が合意しなかったりで、再び下げて行ったため、1.3075付近のサポートに視点を変えました。

ここで4時間チャートも見てみます。
20120131eurusd4h.gif
4時間は上向きの虹が出ていて上昇トレンドです。
昨日は下げましたが、5EMAが10EMAに接触したところで下げ止まり、虹の乱れは最小でした。
ここからは、昨日の高値1.3225付近に向けて上昇すると考えています。

ただ、昨日の高値を越えられない場合は、欧州問題などから、下方向の可能性を残すと思っていて、ドル売りでサポートされていながらも急落に備えたストップ設定が重要だと思っています。

EU首脳会議は、いつものことながらハッキリした姿勢を示すことはできておらず、マーケットの不安要素は残っています。
先週のFOMCからのドル売りの流れでユーロドルはサポートされていますが、このドル売りが弱まりと、欧州のネガティブ・ニュースが重なると大きく下げる可能性があるので注意したいところです。

今週は雇用統計があるので、ここまではドルが大きく動く可能性は少なく、ユーロドルは昨日の1.3075付近と1.3225付近で小動きかもしれません。

こうしたマーケットの動きを学ぶセミナーとしては、2月14日(火)にセントラル短資で西原宏一さんのセミナーがあります。
チョコを食べながら、マーケットやテクニカルの使い方を学ぶのもいいと思います


ではまた
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プロフィール

田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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