売るしかない?

10月3日(月)

今日からページを少しアレンジして、ご案内は最初のページに固定して表示するようにしました。

さて、金曜のNYダウは240ドル下落、マーケットはユーロ売り、ドル買い、円買いになりました。
ユーロの下落や、ドル買い、円買いの動きは、日足チャートでも虹が下向きに明確になっていて、簡単に上昇に転換はしないレベルになっています。

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チャートは、ドル・円・ユーロ・ポンドの4通貨の組み合わせ6ペアに、AUDUSDとAUDJPYを加えた8ペアのひあしです。

左下のドル円と、上段右から2番目のユーロポンドだけは虹になっていませんが、それ以外は日足でも明確に下向きの虹になっていて、売るしかない相場です。 
私は、少し戻して下がり始めれば売り、というスタンスで、戻る場面の買いはしません。
...現在は金曜に1.3440付近で売ったユーロドルをキープしています。
   この日足チャートでは金曜の下の方で売ってますが、それでも十分に利が乗っています。
   虹の流れに乗れば、すぐに大きな利のなるのがいいところです

様子を見て、ほかの通貨での追撃や、インヴァストの口座でも取引したいところですが、少し疲れていて今日はお休みになりそうです。


土曜日の西原さんのセミナーには、このブログの読者の方も何人か来ていただき、お会いできて楽しかったです
セミナーで虹色についても少しご説明しましたが、ご興味のある方はお気軽にコメントしてくださいね。
わたしも何人かのかたからお話を聞いて、いろいろ情報交換できました。


では、みなさんは体調万全でマーケットに臨んでください。
今週はBOEやECBが金融政策を発表しますし、雇用統計もあるので、虹のルール通り、思わぬ動きに注意したいと思います。

ではまた

ユーロ売り

10月4日(火)

昨日は体調不良でブログを更新したもののほとんど休んでいました。
その間にマーケットは大きく動いていて、ユーロドルは1.31台、ユーロ円は10年ぶりとなる100円台をつけています

しかし、驚きはしません。
昨日のブログで書いたように、虹色チャートは全面的に「売りしかない」相場であることを示しており、上がれば売り、下がっても売り、という状況です。

この状況は、おそらく来週10月12日のギリシャの国債償還日のまで続くはずで、今週金曜の雇用統計は警戒ですが、それまでは下げ続けるかもしれません。
ただ、さすがに先週金曜、月曜と売られ過ぎていて、日足からも離れていることから、ユーロドルは1.32付近、ユーロ円は102円ぐらいまで戻ると考えています。

ユーロは売りスタンスで、戻れば売り、進めば売る、という構えです。

チャートはユーロドルの日足(拡大版)です。
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9月に入ってから下落に転じて、9月後半には日足チャートでも虹が明確になっています。
が、直近は売られ過ぎていて、1.32 1.33ぐらいまでの戻りがあると思っていますが、下げ圧力が強いので、ここまで戻らずに再び下落するかもしれません。


こちらはユーロ円の日足(拡大版)です。
20111004eurjpy1day.gif
ユーロ円は円買いの動きが続く中、チャートが示す7月の終わりには虹になっています。
今朝100円台に突入していて、ユーロ円での日銀の介入が警戒されるレベルだと思っています。
このユーロ円も昨日の売りで下げ過ぎていて、102円ぐらいまでの戻りを予想。
こちらも不安要素が少しでも出るとすぐに下げてしまいそうです。

NYダウも昨夜は良好だったISM製造業景況指数の結果を受けつつも、終値では258ドルの下落となり、株価も下げ続けていて、ギリシャ破綻に向けてのリスク回避が明確です。
このため、為替マーケットはドル買い、円買いで、今週中はこの動きが続きそうです。

1つ気になるのは、昨日の窓
この窓がキチンと埋まっていないので、この窓を埋める場面があるはずで、現状からするとかなり上になってしまっているので、金融政策の発表か雇用統計などの大きなインパクトがあるイベントで埋めに行くのかもしれません。
ストップを上手く管理しつつ、売りスタンスで臨みたいと思います。


先日の勉強会に遠方よりご参加いただいた虹色FXの読者の方から「自分が300pipsも取れるなんて思わなかった」と感謝されましたが、虹はトレンドを視覚化するので、それがわかれば誰でも利は伸ばせると思います。
...重要なのはエントリータイミングですけどね

現在のように誰が売っても儲かる場面だと、チャートの詳細を見ないでエイッヤッと売ってしまいがちですが、こうした時こそ、チャートをきちんと確認することが大事だと思っています。

まずはユーロドルの1.3210付近、ユーロ円の101円20付近を上抜けて戻り始めるかに注目しています。

ではまた

ユーロの方向感

10月5日(水)

昨日はユーロドルが下げたままでしたが、このブログやディーラーズ・バトルで書いたように下値が伸びず、予想した1.33に戻り、さらにNYダウの上昇で1.3370付近まで上昇する展開となりました。

虹の便利な点は、7本の移動平均線を使うので、全体の流れを把握できるだけでなく、こうした戻りの目途にも使える点です。

1.33までユーロドルが戻る予測をしていたので、売りはせず、戻りを待つ1日でしたが、結果として売り持ちしなくて良かったと思っています。
1.31台や1.32で売っていたら、100pips以上踏みあげられてしまうわけで、損失回避を第一とする虹色FXでは、こうしたリスクはとりません。
...時間のあいたところでディーラー烈士伝を読んでいたら、今井雅人さんも損失回避派で意外でした

さて、マーケットですが、大きな流れは引き続きドル買い・円買いと考えていますが、昨日の戻りでユーロドルは売りにくい位置に来ています。

チャートはユーロドルの1時間です(縦破線は日付区切り線)
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昨日下げ渋ったユーロドルはNY時間から上昇して、想定の1.33を越え、高値は1.3370付近まで上昇しました。(青罫線
それでも一昨日の高値1.3380付近(ピンク罫線)を上抜けはせず、流れは下方向を維持しています。
ただ、1時間の虹はこの上昇で乱れていて(黄色●部分)、直近は方向感がありません。

この虹が再びきれいに下向きに出れば、売り参戦ですが、それまでは様子見します。

本日は米国でADP全国雇用者数が発表となりますし、何より明日はECB理事会です。

ギリシャ問題で大揺れのECBが正式にアナウンスをする場ですから、世界中が注目していますし、ここにきて少しずつですが欧州の債務問題の解決方法や、そのための金融機関への支援などが話し合われているようで、ヘタをすると流れが少し変わるかもしれません。

大きな流れは欧州不安によるリスク回避でドル買い・円買いが継続と考えますが、先に何が起こるかわからないのがマーケットなので、何か変わる兆しがあれば柔軟に対応できるように準備しておきたいと思います。

先ほどのディーラー烈士伝には、酒匂さん、大倉さん、西原さん、など、著名ディーラーの方の生い立ちから考え方などがインタビュー形式で掲載されているので、時間のある時に読まれると面白いと思います。

ではまた

ユーロの戻り

10月6日(木)

昨日はジリジリとドル売り、円売りの動きとなり、月曜日までの下げ相場が戻されています。
NYダウも火曜・水曜と上昇に転じていて、リスク回避相場は巻き戻されています。

本日はBOE英国中央銀行)と、ECB欧州中央銀行)が金融政策を発表し、特にギリシャ問題で揺れるユーロ圏についてECBトリシェ総裁の発言が注目されます。

本日のこの金融政策発表と、明日の雇用統計を控えて、マーケットは方向感のない状況が続きそうと思われますが、私は、ユーロが買い戻される可能性も考えています。

チャートはユーロドルの1時間です(縦破線は日付区切り線)
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7本線は乱れて虹になっておらず、短期的には方向感がありません。

また金曜日からの下落で、月曜日は窓を開けて下げたユーロドルですが、この窓が埋まってません。
赤罫線は金曜日の安値1.3394付近で、月曜はここから窓を開けて下げています。
その下の青罫線は昨日の高値1.3383付近で、まだ10ポイント空いています。
FX会社によってはこの程度の差は埋まっている会社もあると思いますが、私がチャートを見ているFXDDでは窓空き状態です。

窓は埋める傾向にあるので、ここをキチンを埋める動きがあるのでは、とチャートの上からは考えられます。

一方、虹色チャートを見ると、ユーロは1.35ミドルぐらいまでの戻りがありそうで、この点からも窓埋めになって、ユーロドルは上に向かう可能性があります。

チャートはユーロドルの週足です。
20111006eurusd1week.gif
少し見やすく拡大チャートにしてますが、週足は5EMAから離れすぎていて、(黄色●部分)ここに戻ることが予想されます。
この週足の5EMAは、1.3570付近(破線罫線)にあり、1.35ミドルぐらいの戻りがありそうです。

ユーロドルが下落を開始した9月4日の週も大きく下げましたが、翌週は陽線で5EMAに戻す動きになっています。
今週もこれと同様の動きになるかもしれません。
...ユーロポンドも上昇傾向ですしね。

まずは、今週抑えられている月曜の窓を埋めて上方向に向かうのかに注目しています。


以上は虹のチャートだけからの考えですが、ユーロドルがあと100ポイント上昇するようになると、ユーロ不安が和らぐか、米国景気に期待が持てるようになることがあるかもしれません。
こうなるとNY株価も上昇、クロス円も上昇となる可能性があり、ここからの売りはしにくいと考えています。

私は昨日、もう1度下げるチャンスがあるかと思って売りましたが、損切りさせられたので、クロス円も上に行く可能性が強いと思われ、しばらくお休みです。
ただし、大きな流れは依然、ドル買い・円買いで、今週は先週売られ過ぎた反動で一時的に戻るだけだと思っているので、再び下げ始めたら参戦したいと考えています。


まずは本日のECB、そしてユーロドルの窓埋めに注目しています。


ではまた

今夜は雇用統計

10月7日(金)


昨日はBOE(イングランド銀行:英国中央銀行)が資産購入枠を拡大
これによりポンドが急落し、他の通貨も連れて少し下げましたが、これは一時的で、結局は戻されました。

この戻りにはECBの発表も影響しているはずで、ECBBOE同様に政策金利は変更しませんでしたが、銀行への無制限融資を発表したり、銀行の社債を購入することで、ギリシャがデフォルトして金融機関が痛んでもECBや欧州当局が支える姿勢を強く示しました。

マーケットは、ドル円は方向感がなく値動きも小さく40銭ぐらいの上下でしたが、ユーロは1円、ポンドは2円ぐらい上下する動きで、危ない場面でした。
...なので虹色はイベント前は休むことにしています


チャートは、ドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの1時間です。
20111007 6pair1h
BOEの発表前後の動きが急激で大きく上下していることがわかります。
ただ、発表前の時点で虹はないので、新たなポジションを持つことはないでしょうし、イベント前は休むのが損失回避を第一とする虹のルールなので、リスク回避手法として虹は上手く機能していると思います。

昨日のブログやディーラーズ・バトルで書いているように、ユーロドルは1.35ミドルまでの戻りを予想していますが、1.34ミドルまでしか戻っておらず、雇用統計で大きく動かないとそこまで行かないかもしれません。

ただ、もし想定レベルに達しないとなれば、それは下方向の圧力が強いことでもあり、やはり大きな流れはユーロ売り・ドル買いであることが確かめられると言えるかもしれません。

欧州当局は、欧州の銀行への資本増強などを言い始めていて、欧州金融危機への動きには少し楽観も出ていると思いますが、リーマンショックの時、米国が金融を支えるために必要だった資金を考えると、欧州の銀行が痛んだ場合に本当に支えられるのかと、アマチュアの私でも考えてしまいます。

まずは今夜の雇用統計に注目で、もしかすると、9月になって始まったユーロ売り相場が一服するかもしれないので、その後の動きがどうなるかを見極めたいと思います。

注目のギリシャについては、今朝のTV東京 ニュース・モーニングサテライトで現地取材が放映されていましたが、ギリシャ政府はかなりいい加減そうです。
...箱モノがコストを垂れ流している様子は、日本も同じで、ギリシャは将来の日本かもしれません
   すでに十分わかってることですが

たぶん、ギリシャのデフォルトは避けられず、ここでもう一段のユーロ売りが起こると思っていて、まずはその前に一旦少し戻るのではいかと妄想しています
そのためには、まず雇用統計がそこそこ良い数字でないと戻らないわけで、やはり今夜の雇用統計は注目です


日本は連休になりますし、空気も澄んで良い季節です。
素敵な週末をお過ごしください


最後、昨日亡くなった、Appleの創業者 Jobsのスタンフォード大での卒業式のスピーチを
14分と長いですが、日本語字幕ですし、印象的なので...

転換の動き?

10月11日(火)

昨日、日本は連休中でしたが、マーケットは大きく動きました。
週末の独仏首脳会談で、メルケル首相とサルコジ大統領が欧州金融を支える姿勢を示し、事実上破綻した銀行デクシアを国有化、ギリシャでも銀行国有化がありました。

こうした金融へのサポートで、ひとまず安心感が伝わった...と言われていますが、私はこれを材料にユーロ売り、ドル買い・円買いしていた投資家が利確したものと考えています。

チャートはドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの1時間です。
木曜の途中から現在までのチャートで、主に金曜と月曜の値動きがわかります。
20111011 6pair1H
ユーロドル、ポンドドル、ユーロポンド
ドル円、ポンド円、ユーロ円、という配置です。

このうち、ユーロとポンドの動きがほぼ同じである点と、ユーロドルとユーロ円、ポンドドルとポンド円がほとんど同じ動きであることがよくわかります。
これら4ペアは先週の木曜(各チャートの左端)が底でそこから戻し始め、昨日は大きく上昇しました。
ただ、左下のドル円は全く方向感がなく、動いていないことが虹の7本線が集束しています。

ドル円以外の1時間チャートでは今回の上昇で虹が現われてきていますが、直近は5EMAが下を向いてしまっています。
この5EMAが再び上方向を向いて上昇し始めると、1時間の虹が揃って上方向への動きになりそうで注目しています。



もう少し範囲を広げて4時間も見てみます。
これは4時間チャートなので黒縦破線が週区切りですので、先々週からの値動きです。
20111011 6pair4H
これを見ると、昨日の上昇で、先週下げた分が戻され、先週のリスク相場が巻き戻されたことがよくわかります。
現状はほぼ先々週の高値付近まで戻しており、ここからさらに上昇するようだと、欧州不安が大きく払拭されることになりそうですが、たぶんそうはならないでしょう。

その理由は虹の7本線の配列です。
昨日はドル売り・円売りで先週のリスク相場が戻されましたが、まだいずれも7本線の配列では100EMAが上にあり、5EMA100EMAを上抜けているのもありますが、虹が上向きになっているわけではありません。
大きな流れは、まだまだ下向きで、本格的に転換したとは思えません。
上に書いたように1時間は上向きの虹になりつつありますが、4時間が虹にならないと安心して買うことはできません。

逆に、さらに相場が上昇して、1時間の虹がハッキリし、4時間も上方向にラインが向き始めると、ドル買い・円買いのトレンドが転換する可能性がでてきそうです。

ただ先ほど書いたように、昨日の上昇が売り手の利確がメインであると考えると(もちろんあの上昇の勢いには新規の買いも入っていると思いますが)、ひとまず底値圏に来ていた相場が、独仏首脳会談などをきっかけに利確したと考えるのが適当ではないでしょうか。
...だってメルケルもサルコジも対応策を月末に発表という具体性のない先延ばし発表ですから

というわけで、欧州の不安は再び起こり、株価下落、ユーロ売り、資源国売りがまた起こる可能性が高いと思っています。

ここから再びさらに上昇するようだと、少し考えを直さないとならないかもしれませんが、昨夜の値動きが高値圏であれば、再び下方向の可能性があると考えています。

今週は大きなイベントもないので、米国株価や欧州からのニュースで動く可能性が高く、この辺には注意したいと思います。

ではまた

ドル買いの気配

10月12日(水)

ユーロの買戻しは1日天下かもしれません
月曜日はドル売り・円売りで、それまでの動きが戻されましたが、昨日はその動きが加速しませんでした。
スロバキア議会がEFSF拡充を否決したり、ギリシャへの融資が決定したり、イタリアやスペインの金融に対するネガティブなニュースなど、欧州をめぐるニュースはありましたが、大きくは動いていません。
...それでもユーロに安心感を持ってる人は少数だと思います。

ギリシャがデフォルトするかと騒がれていた欧州の状況でもスロバキア議会はEFSFの拡充を否決しましたし、17か国が合意しないと動けないユーロの体制は大きなネックでしょう。
今後もユーロ圏の状況が悪化するたびに17か国合意が必要なユーロの体制そのものが大きな足かせになると思っていて、私はユーロにはネガティブです。



チャートはドルストレートの4ペアです。
いずれも4時間チャートですが、ドル円は動かないので、ここには入れていません
20111012 dollar4pair4H
ユーロドル、ドルスイス
ポンドドル、オージードル...という配置。
右上のドルスイスは逆の動きになりますが、先々週はリスク回避でドルが買われ、先週に底をつけてから戻されてドル売りの流れになっていましたが、昨日は一昨日の高値(青罫線)を越えられずにいます。
   ※ドルスイスは一昨日の安値(赤罫線)ですね

まだ4時間の虹は乱れたままですが、ここからドルが買われ始める可能性が出てきていると考えています。
すでにポンドドルとオージードルは昨日の安値を下抜けて下げ始め、ドル買いに動いています。
ポンドは本日9月の失業率の発表があり、オージーは明日9月の失業率の発表があるので、個別事情かもしれませんが、まずは昨日の安値(USDCHFは高値)を越えるかに注目しています。

ここから再びドル買いになるのか、しばらく狭いレンジで調整になるのかに注目しています。
明らかに動き出したと思えれば、虹に乗っていこうと思います。


ではまた

強い巻き戻し

10月12日(木)

欧州の信用不安は一段落し、リーマンショック並みのクライシスという意識は薄れているようです。
マーケットは先行き不安感が払拭されて、少し楽観へと動き、これまでのドル買い・円買いの巻き戻しが続きました。
私は虹を見つつも、ユーロ・ネガティブなイメージを持ったままでいたため、昨日はドル買いに戻ると思ってましたが、そうはならず、一気にドル売りになって、イメージと違うので少し混乱しました。
...自分が勝手なイメージを持つより、虹のチャートの方が正しいですね
   損はしませんでしたが、自分の考えと違和感があったので、検証が必要だと思っています。

さて、本日ですが、まずは昨日の高値を越えてドル売り・円売りが継続するのかに注目しています。
チャートは、ドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの1時間です。
20111013 6pair1H
昨日の上昇の動きが目立ちます。
右上のユーロポンドを除き、1時間は虹が美しく出ました。
このままこの虹の動きが継続すると、マーケットは大きく転換していきそうです。

そこで4時間も見てみます。
20111013 6pair4H
こちらはまだ下向きの虹から上向きへの転換途中で、虹は現われていません。
この4時間でも虹が出るようになると、マーケットには明確なトレンドが現われるので、これまでのユーロ売り、ドル買い・円買いの動きは終息して、ユーロやポンド、資源国が買われ、ドルや円が売られる展開になりそうですが、そこまで進むかには少し疑問です。

また、左下のドル円の唐突な動きが目立ちます。
このドル円の上昇でクロス円が上昇した部分もあると思うので、ドル円がどう動くかには注目しています。


ではまた


上か、下か

10月14日(金)

マーケットは水曜にドル売り・円売りとなってから方向感がなくなっています。
昨夜スロバキア議会がEFSF拡充を可決しましたが、大きくは影響していません。
マーケットが喰いつくネタが何なのか、はいつも難しいです


さて昨日は、ディーラーズ・バトルで書いたように、方向感なく動きませんでした。 若干数値がずれたものもありましたが、ほぼ予想の範囲で動いてます。


チャートは、ドル・円・ユーロ・ポンドの4通貨の組み合わせ6ペアの4時間です。
20111014 6pair4H
4時間の虹は上方向に動きつつあり、これが本物の動きなのかを虹の動きで確かめたいと思っています。
当面は、一昨日(水曜日)に上昇した高値(赤罫線)と昨日の安値(青罫線)の間で方向感なく、どちらに進むのかに注目しています。
これは4時間チャートなので、下方向に動き出すと、今回の上昇は一時的で再びリスク回避のドル買い・円買いに向かいそうですし、上方向なら欧州不安が後退して少し戻す動きになるかもしれません。



昨夜は債券をメインにしている方と飲んで、いろいろ勉強させていただきました。
世界にはいろんな取引があるもので、金融って面白いですね。
では、みなさん、素敵な週末をお過ごしください

リスクオンが続くか

10月17日(月)

先週のマーケットは、欧州各国政府の積極的対応で、高まっていた危機的な状況は回避されて、リスク回避の動きの巻き戻し、リスクオン! 楽観的方向へ動きました。

チャートは恐怖指数ともいわれるVIX指数の日足です。
20111017 vix
8月からギリシャ問題などで急上昇して、一時は50手前まで上昇しましたが、現在は30を割り込み28台へ下がってきました。先週は順調に下げていて、マーケットが落ち着いて楽観的になってきたことがわかります。
このまま30台に上がらなければ、レンジが下に下がりマーケットは落ち着きそうです。

...ちなみにVIX指数は通常は15~20ぐらいの範囲ですから、
   28はまだ高いのですが、30を割り込んできたので、少し落ち着いてきた現われでしょう。
   リーマン・ショックのときは90ぐらいまで上がりました


チャートは、いつものドル・円・ユーロ・ポンドの主要4通貨の組み合わせ6ペアの4時間です。
縦破線が週区切り線なので、ちょうど先週の1週間の動きがわかります。
20111017 6pair4H
左下のドル円だけは極端な動きになっていて、やはり手を出しにくい通貨ペアですが、その他はドル売り・円売り、ユーロ買い・ポンド買いで上昇していて、右上のユーロポンドも上昇していることからも、欧州不安からのユーロ売りが巻き戻されてユーロが買われたことがわかります。
...4時間が虹になりつつあるということは、1時間は完全に虹で買えば上がる相場になっています。
   ただ、相場は波なので、多少の戻しはあり、エントリー・タイミングと損切り設定が重要です

さて、ここからですが、この楽観的なリスクオンの動きが継続するのか注目です。
日足では若干買われ過ぎなので、少し戻すと思いますが、そこから再び上昇するのか、下げに転じるのかが重要な分かれ目になりそうです。

上の4時間チャートがみな上向きの虹になりつつあることから、マーケットの流れはまだリスクオンで楽観的に動きそうですが、週末のG20でも具体的なアクションは出ていませんし、欧州問題が解決したわけではありません。

この辺のディープな情報は、プロの方の意見を参考にした方がいいと思うので、本日18時30分からライブ放送されるYEN蔵さんのFOREX RADIO MondayFXや、西原宏一さんのブログ(一番旬な情報は有料メルマガですが)などを参考にしたいと思います。


本日は、直近は上方向の動きを意識しつつ、欧州からのニュースには敏感に反応する相場になるかもしれないので、まずは週明け、G20後の欧州の動きに注目したいと思います。


ではまた

悲観と楽観

10月17日(月)

昨日のマーケットは、欧州時間前にディーラーズ・バトルに書いたように、クロス円やドルストレートが下落。
それまで現われていた1時間の虹も乱れ、先週の上昇が調整される動きになりました。

チャートはユーロドルの1時間です。
20111018eurusd1h.gif
一度金曜の高値(青罫線)を上抜けたあと、買いは続かず、一気に下落。
しかし19時台にディーラーズ・バトルに書いたように「調整」の動きに留まり、23時台に書いた下値のめど(赤罫線)を下抜けできず、現在は下げ止まりから戻す動きになっています。

ここではユーロドルを例にしましたが、基本的にドルストレートとクロス円はほぼこのユーロドルと同じ動きになっています。
つまりマーケットが欧州問題が深刻になり悲観的になるとリスクオフになり、ドル買い・円買い。
逆に少し楽観的になると、リスクオンのドル売り・円売り。
場面によって多少豪ドルの動きが強かったり、ポンドの動きが弱かったりしますが、大きなながれはこんな感じにイメージしています。


さて、本日ですが、この後11時から中国の第3四半期のGDPが発表になります。
これが良いと、おそらく調整は終了で昨日下げたクロス円・ドルストレートは上方向に戻りそうに思います。
これでピンク罫線付近を上抜けると虹は乱れた状態になって、方向感のない状態になりそうですし、逆に悪いと一気に下げが加速して、赤罫線を下抜けるかもしれません。
こうなると、上昇の動きは終了で、再びユーロドルは下落またはレンジになると考えています。

まずはこのピンク罫線赤罫線のどちらを抜けるのかに注目したいと思っています。


ちょっと雑談ですが、
昨夜、悪酔いして渋谷駅のベンチに座り少し休んでいたら、後ろのベンチに座った男性2人がFX会社の話やスプレッドが有利とか、手数料とかの話をしていました。これからFXを始めるような感じでした。
私は少し気分が悪く休んでいたのに、耳だけはダンボ状態で、ちゃんと練習してからトレードしてね、とか思ってました...不調の時でも相場の話が気になる私って...


ではまた


分岐点かも

10月19日(水)

昨日は月曜からの調整の動きが続きましたが、そろそろ下げ止まりかもしれません。
月曜に想定したレベルを下抜ける動きもありましたが、そこから戻されています。

チャートはドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの1時間チャートです。
20111019 6pair1h
月曜日まで上向きだった1時間の虹は、月曜の欧州時間から崩れて方向感がなくなっています。
ただまだ下向きの虹も出ていないので、これが上昇過程での調整なのか、この上昇が終わりで反転下落する前兆なのか、の見極めポイント、分岐点にきているように思えます。

そこで虹が現われる前に注目なのが、昨日の高値(青罫線)と安値(赤罫線)です。

昨日安値(赤罫線)を下抜けて行くようだと、昨日のフランスの格下げの見通しなどのような欧州不安が復活して、リスク回避の動きが高まり、ドル買い・円買いになりそうです。
こうなると、徐々に1時間は下向きの虹になり、4時間も大きく乱れてくると思います。

逆に、昨日高値(青罫線)を上抜けると、金曜日や月曜にある直近の高値に向かうと思われますが、欧州事情が楽観に向かうとも思えないので、上値は限定的かもしれません。
上値が伸びないと、ここから虹が美しく上向きに現れるのは難しく、もみ合い相場になるかもしれません。

本日はまずこの2つのラインのどちらを抜ける動きになるかに注目しており、分岐点になるかもしれません。

ではまた

レンジ相場

10月20日(木)

昨日は注目していた一昨日の高値と安値ですが、主な通貨ペアは高値を越える動きになりました。
しかし、動きは弱く、そこから下げるなど、方向感なく、マーケットは分岐点の状態のままで、小さなレンジ相場になっています。
23日のユーロ圏首脳会議での包括的対策が何かを待つ展開かもしれません。


チャートは、いつものドル・円・ユーロ・ポンドの組み合わせ6ペアの1時間です。
月曜の途中から表示されています。
20111020 6pair1H
月曜日は金曜日からの動きで高値を付けましたが、そこから下落。
火曜日は引き続き下げる動きで、昨日はその火曜日の高値を越えましたが、月曜の高値(青罫線)まで届きません。
マーケットは月曜(または金曜)の高値(青罫線)と火曜(または月曜)の安値(赤罫線)の範囲のレンジとなっていて、ここをどちらに抜けるかという動きになっています。

おそらく今週はこの範囲内の動きで23日のユーロ圏首脳会議を待つ展開になりそうで、はっきりした動きになりそうもありません。
...ギリシャでは大規模なデモも起こっており、ユーロ情勢は不透明なままです。
   もしギリシャ議会で追加の緊縮財政策が否決されると、ユーロは大きく下げるかもしれませんね


昨夜、ディーラーズ・バトルで書いたように、ユーロ円、豪ドル円は下げましたが、下げも弱く、今は戻しています。

こうした動きは虹のチャートに現れていて、この1時間チャートでも虹になっている通貨ペアはありません。
私は通常スイスなどを含めたは12ペアを見ていますが、明確に虹になっているものはなく、強いて言えば、スイスクロスが虹になりそうになっている程度です。
...相変わらずユーロスイスは下げたら買うと、上がってくれます

虹がないときにトレードしても、思わぬ動きで損切りさせられたり、耐えてもその後逆方向に虹が出ると、大きな損失になってしまうので、こうした場面ではトレードしないのが経験上も一番です。

こんなときは練習ツール FOREX TESTER2 で検証するのがいいかもしれません。


ではまた

ユーロ買いの可能性

10月21日(金)

マーケットは23日()のユーロ圏首脳会議に向けて煮詰まってきています。
ユーロ圏各国の足並みが揃っているのか、17か国の利害・経済状況などでバラバラなのか、こうしたニュースで一喜一憂するマーケットになっていて、方向感がありません。

昨日はユーロドルが直近の安値である火曜日の安値1.3650付近(赤罫線)を下抜けるかと思いましたが、抜けられず、昨夜のインヴァスト証券 ディーラーズ・バトルで書いたように、まだ下げるにはエネルギー不足のようです。

チャートはユーロドルの4時間です。(縦破線は週区切り)
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今週のマーケットは月曜日の高値(青罫線)と火曜日の安値(赤罫線)の間でレンジ相場になっています。
...これは今週ずっと書いてますね

昨夜はこの今週火曜日の安値(赤罫線)に接近する部分(黄色●部分)がありましたが、そこはサポートされて再び上昇に転じました。

しかしユーロドルの上値は月曜日の高値から、上値が切り下げており(ピンク斜線)、下方向を意識させています。

マーケット参加者の多くは、ユーロ下落、をイメージしているようですが、もしかするとユーロは買い戻されて上に行くかもしれません。

その理由は虹のライン構成です。
この4時間チャートを見ると、今週月曜日まで上向きですが、よく見ると長期のラインである75EMAや100EMAがまだ虹を創っていませんでした。
しかし今週のレンジ相場で、これらの長期ラインは揃ってきて、もっと動きが敏感な短期線が上向けば、明確に上向きの虹が現われます。
つまり、上に向かうと、虹が完成して、大きく上昇トレンドになる可能性があると考えられます。

次に日足チャートも見てみます。
20111021eurusd1day.gif
この日足チャートをみると、9月末までは下向きの虹になって下げています。
ギリシャのデフォルト懸念がメインテーマで、10月8日がデッドラインなどと言われてユーロ売り一色でした。
しかし、ユーロ圏が必死で支える姿勢を示し、デクシアを国有化するなどの状況からユーロ不安は和らいで10月はずっと戻してきて、現在に至っています。

現在の直近高値(青罫線)付近は、9月の急落相場の戻り高値(黄色●部分)とほぼ同じ付近です。
よって、直近の高値(青罫線)付近である1.40付近を上抜けると、9月の戻り高値も越えそうで、そうなるとユーロドルは1.45へ上昇する可能性が出てきます。

昨夜のFOREX RADIO たらればFXにもゲスト出演されていた伝説のディーラー大倉たかしさんがよく仰るのは、「マーケットがどちらかに傾いているときが危ない」というもので、この辺がさすがに本物の相場師だと思うところです
もしマーケット参加者がみなユーロ売りと思っているようだと、昨夜の下抜けない動きや、虹のチャートなどから、もし上方向に行った場合に慌てないように、セカンドシナリオを用意しておいた方がいいと思っています。
...もっとも上に行くなら越えなければならないハードルが何段もあることになりますが


今日は金曜日で週末ですが、23日のユーロ圏首脳会合で問題解決が進むのか注目しつつ、今日動くか、週明けかはわかりませんが、上に動くにしても、下に行くにしても、心の準備はしておこうと思っています。

このあと直近の値動きの予想などは、ディーラーズ・バトルtwitterで随時書き込んでいます。
ディーラーズ・バトルでは、私の名前部分をクリックすると、過去の書き込みを含め、私の発言だけを見ることもできます。


では、良い週末を

クロス円の動き

10月24日(月)

金曜日は週末のEU首脳会議を期待してか、ユーロが買われるなど、ドル売りの動きとなり、ドル円は史上最安値を更新して75円78銭まで円高となりました。

もしかして、週末のEU首脳会議でドイツとフランスの対立が決着して、大きく前進する前ぶれかと思いましたが、結果はそうではなく、今朝の時点でドルLIBORを見ても逆に上昇が継続していてドル資金が必要になっている状況は変わらず、金曜のマーケットの動きは単に投機の動きのように思えます。

実際、ユーロドルなどは金曜日のブログで書いたボーダーラインを越えられず、ここから再び大きく下げる可能性もあると思っています。

さて、そんな中で注目しているのがクロス円です。
クロス円は先週から方向感がなく、ずっと動いていません。
チャートはクロス円6種の4時間です。
20111024 jpy6pair4h
左上のドル円の下落が目立ちますが、突発的な動きです。
他のクロス円は、みな上方向に向かいつつも、先週月曜の高値(ピンク罫線)を上伸できずに方向感なくもみ合っています。
このレベルから下げ始めると急落になる可能性のある形になってきていて、欧州問題からリスク回避の動きとなると、クロス円は一気に売られるかもしれません。

欧州は政治的にも経済的にも大きな矛盾が構造的にあります。
1つは金融の問題で、これは説明するまでもないでしょう。
もう1つは政治の問題で、EU27か国は経済や人口など実質的に大きく違いう国々が、いずれも同じ1票を持っている点です。
これでは問題が簡単に解決するはずもなく、時間だけが過ぎてしまいます。


金曜のブログで書いたラインを上抜けない限り、欧州問題から再びドル買い・円買いになる可能性は強く、ポジション調整が進んだ今からが、大きく動く可能性が出てくると思っています。

FOREX RADIOでゲスト出演された大倉たかしさんがいつもおっしゃるように、今回の金融危機はすべての材料がテーブルの上に出ているので、リーマンショックの時のようなサプライズやパニック的な動きにはなりにくいと思いますが、それは市場参加者がみんな状況に応じたシナリオを描き準備をしている、ということですから、何か起これば一気に動く可能性があると思っています。
トリガーがいつ引かれるのかを見極めたいと思います。

ではまた

ドル売り

10月25日(火)

9月はギリシャのデフォルト懸念で市場はリスクに敏感となり、ドル買い・円買いの動きでした。
それが10月初旬から巻き戻され、調整との見方もありましたが、ここまで来ると、ドル売りに転換したと考えざるを得ません。
特に先週あたりから4時間チャートがドル売りを示す虹が現われるようになっています。

チャートはドルストレート6ペアの4時間です。
20111025 usd6pair4H
ドル円、ドルスイス、ドルカナダ
ユーロドル、ポンドドル、オージードル、という配置です。
上段はみな右下に下げていて下向きの虹。
下段は右上に上げていて上向きの虹。
4時間のドルストレートはみな4時間が虹を描いてドル売りとなっています。

ドル円以外は先週の高値または安値を越えてドル売りが進んでおり、こうなるとドルを売らざるを得ないのですが、明日にEU首脳会合があることから、エントリー・タイミングを吟味して、慎重に行きたいと思っています。
...日足はまだドル買いの虹から転換中なので、注意したいところです。

4時間チャートが虹になっているので、大きな流れはドル売りに傾いてきていると思いますが、ユーロ情勢によっては、一気にひっくり返る危険性があり、それくらい欧州はヤバい状況だと思います。
...欧州情勢の概要は昨夜のFOREX RADIO MondayFXで、YEN蔵さんが
   リスナーの質問メールに応えて、わかりやすく問題を整理して話してくれています。

この欧州問題では、イタリアが次のターゲットになりつつあり、イタリアの10年国債の利回りが6%ぐらいになってきています。
これはかなり危険水準で、だいたい7%を越えだすと、EUやIMFに支援要請になる場合が多いので、G7メンバーでもあるイタリアが支援要請するようになると、ユーロは一気に売られると思います。
...このためECBはイタリア国債を買い支えています。

マーケットの大きな流れは、楽観的になりNY株価も上昇、ドル売りとなっています。
通常であれば4時間が虹になると、大きな流れができますが、欧州問題はとても大きいので、でネガティブ・ニュースが出ると、この流れを変えてしまう可能性があるので、まずは明日のEU首脳会議に注目したいと思っています。

ではまた

注目はEU首脳会合

10月26日(水)

本日は注目のEU首脳会議が開かれます。
昨夜この首脳会議の前座である財務相会合がキャンセルになったとのニュースでマーケットは動きました。
やはり欧州状況に注目が集まっています。

一方、先週末からFRB周辺からQE3関連のコメントが出ていて、ドル売りの動きも出てきています。

まずは今夜のEU首脳会合ですが、再びユーロ売り・ドル売り、ということになるかもしれません。

チャートはユーロドルの1時間です。
20111026eurusd1h.gif
1時間チャートは金曜の夜から虹が出て上昇していますが、1.40を前に少し頭打ちになってきています。
昨日と一昨日の高値はほぼ同じレベル(青罫線)で、1時間の虹は上値が伸びないため、乱れてきています。
このまま上伸せず、1.3810付近(赤罫線)を下抜けると、下落に転じる可能性があると考えています。

もう少し大きく4時間チャートも見てみます。
20111026eurusd4h.gif
ユーロドルは先々週に大きく上昇して1.33台から1.38台まで上昇。
その後、先週、今週は1.38~1.39で足踏みしていて上昇は弱くなっていますが、先週末のイエレンFRB副議長やNY連銀総裁の発言で1.40に向かいそうになってきています。
ただ4時間で見ると、今週は上下にヒゲが出て、方向感に迷いが出てきています。また上値が伸びないため虹も乱れてはいませんが、5EMA10EMAの間隔が狭くなってきています。

やはり今日のEU首脳会合で上(青罫線)を抜けるのか、下(赤罫線)を抜けるのかに注目しています。

この注目水準は、長期的にも重要ポイントのようです。
20111026eurusd1day.gif
青罫線赤罫線の過去には、7月の安値や9月の戻り高値があり、この付近をどちらに動くかでこの先の方向性が決まるかもしれません。
また日足チャートでみると、青罫線付近を上抜けて行くと、今回のユーロ下落は終了となる可能性が強く、QE3への思惑もあって、大きな分岐点になりそうです。

まずは今夜のEU首脳会合をうけてマーケットがどう動くかに注目しています。

ではまた

ユーロ不信

10月27日(木)

昨日はユーロ圏情勢にからんで荒れた相場でした。
ユーロドルは火曜の高値を越える動きをしたかと思えば、急落して今週の安値も割り込むなど、上下に大きく振れて、どちらもチャートポイントを越える動きだったので、売り方も、買い方もストップを切らされた人も多かったかもしれません。

上下に動いたので、ここでも方向感がありませんが、私はユーロの上昇は終わりでそろそろ下方向に代わる前兆ではないかと思っています。

チャートはユーロドルの1時間です。
20111027eurusd1h.gif
一度前日の高値(青罫線)を越えて上ヒゲとなり、その後、ギリシャ債の損失をめぐる銀行団との協議が行き詰っている、とのニュースで一気に売られて急落し、月曜日の今週の安値(ピンク罫線)を下抜ける動きとなりました。

昨夜の急落では今週の安値(ピンク罫線)の1.3820付近に注目していて、私はここを抜けたら売りを考えるラインと思っていて、売りの準備をしましたが、ディーラーズ・バトルで書いたように、動きが急激だったので、ここからさらに大きく下げるのかを見極めた方が良かったようで、その後のニュースやNY株の上昇などでユーロドルは戻り、下げは続きませんでした。

もうひとゆのチャートはユーロドルの4時間です。
20111027eurusd4h.gif
4時間チャートは虹が上向きに現れて上昇方向でしたが、直近は上値が押さえられて5EMA10EMAに接近して虹が乱れそうになってきたところで急落して5EMA10EMAは現在同じレベルとなっています。
ここから上に動かないと、4時間の虹はさらに乱れていき、上昇は終わる可能性があります。


また、この急落はマーケットの欧州不安や欧州問題が簡単には解決しないだろうという、ユーロ不信の表れだと思っていて、ギリシャ債のヘアカットが簡単には進まないだろう、という市場参加者の考えに合致したニュースだったため急落に動いたと考えています。

EU首脳会合では銀行への資本増強を図ることが決定されましたが、そもそも銀行資本がどれくらいか精査されていません。 また過去のストレステストが国債のデフォルトを条件としていないテストだったため、これらを含んだストレステストなり、銀行財務の精査が必要であり、時間が必要です。
...ストレステストに合格していたデクシアも破綻しましたし、意味がないように思います。

当面ユーロ圏は時間稼ぎをしつつ、対応を準備したいところでしょうが、何をするにも17か国がそれぞれ議会で合意しなければならず、迅速な対応はできず、どこから大きな問題になると思います。

昨日の飛びぬけた高値を越えて、1.40に乗せて上昇しない限り、今後ユーロは下方向へ行く可能性が高くなるように思っています。
ただ本格的に下げるにはまだチャートの虹の動きがまだですし、時間がかかるように思いますが、先週の安値(赤罫線)を下抜ける動きになれば、ユーロは確実に下落方向だと思っています。

ただし、米国がQE3を実施するとこれらのシナリオは全部ナシです
前回QE2同様に米国がドルを大量に供給すれは、当然ドル安となり、ユーロドルは1.40どころか1.50へ向けて上昇してしまうでしょう。

ただ、米国が緩和策を取ると新興国にも大きく影響してしまうことがわかっているので、それでもやるようであれば、やはり世界経済は危機的状況なのだと思います。


ここからは、これらの罫線を抜ける動きと、虹のラインで上下に振れる相場に騙されず、じっくり構えていきたいと思っています。

わかりにくくなってきたので、今夜8時からのYEN蔵さんのセミナーで勉強しようと思います。



ではまた

チャートは正しい

10月28日(金)

昨日はユーロの上昇が止まりませんでした。
昨日のブログを書いた時には、「ユーロの上昇はそろそろ終わり」とユーロ売りスタンスをまだ持っていました。
EU首脳会議でギリシャやユーロの救済策を出しても、ユーロの構造問題が解決するはずもなく、まだまだユーロは売られる、と思っていましたが、アマチュア個人投資家の思い込みなんて全く意味がないことを昨日は再び思い知りました。

このブログを始めた頃に書いたように、個人投資家が世界経済の情勢や、他の投資家の思惑をはかり知ることができると思ったら、大間違いです
...そんなのただの思い込みです
やはり、マーケット参加者の思惑の結果としての値動きに素直に従い、虹のチャートに従うのが一番儲かることを改めて痛感したのが昨日でした。

チャートはユーロドルの1時間です。
20111028eurusd1h.gif
1時間の虹のラインは上向きですが、短期のラインが乱れていましたし、1.40手前で止められて上値が重い展開が続いていました。
しかし、4時間も1時間も虹が出て上方向なので、自分のイメージとは違いながらも15時台に1.4010付近で買いエントリーしました。
しかしその後も1.40を越えているにもかかわらず一気に上に伸びないのでこの辺が高値かなぁ...と思ってまたが、気が付けば上昇して、NY時間には1.42台まで上昇。
今回は1時過ぎでやめてしまい、オーバーナイトはしませんでした。
自分のイメージと違うため枚数も少なく、あまり利益になってません

4時間も1時間も虹だったのですから、上昇するはずですし、チャートの動きに従うべきでした。
私はずっとチャートを見てきたのですし、ましてキチンと経済や金融の教育を受けたアナリストでもないので、自分のチャートを信じていれば、もっと儲かったかと思うと残念です。

その4時間チャートを見てみます。
20111028eurusd4h.gif
こちらも虹は上向きになっているので、水曜の下げは押し目買いポイントでした。(後から見れは
私の課題でもありますが、このポイントを抜けると反転するというポイントは、抜けなければ押し目や戻りポイントなので、ここで入ればもっとも効率よくなるはずです。
が、虹が乱れる場面なので、怖くて入れません。
この辺はもっとリサーチして、利幅を増やせるようにしたいと考えています。


さて、昨日は1.38台から1.42台まで大きく動いたので、今日はあまり動かないと思っています。
特に虹は上向きで大きな流れはドル売りユーロ買いですが、直近は昨日買われ過ぎたので調整される可能性があると考えています。
チャートはユーロドルの日足です。
20111028eurusd1day.gif
日足だと昨日のロウソク足が長いのが明らかです。
本日の日足の5EMA(ピンク罫線)付近は1.4050付近なので、ここまで下げる可能性があると考えていますが、大きな流れはすでに上方向なので、下げ止まったら買い参入というスタンスです。

チャートにはマーケットのすべてが凝縮されているように思います。
自分の勝手な思い込みより、チャートが正しいことを忘れずに、チャート分析を磨きたいと思っています。

では、良い週末をお過ごしください

円高は続く

10月31日(月)

円高が止まりません
全く重みのない財務大臣が、軽口をたたいて、市場は日本政府の発言を全く信用していません。
今朝も円高を更新し、ドル円は75円56付近まで下げていて、今日あたり介入しないと、さらに円高は加速しそうです。
73円説とかが現実味を帯びてきますね。

現在の市場は構造的に円高になる理由があり、テレビ東京モーニングサテライトにもよく出演されている、双日総研の吉崎達彦さんがかんべえの不規則発言の10月29日にわかりやすく説明されているので、ご参考に

さて、私はエコノミストではないので、チャートから考えたいと思います。

おっ
ここまで書いてチャートを見たら、現在10時33分ですが日銀が介入したようです

このブログを書き始めた時に取ったドル円4時間チャートはこちら
20111031usdjpy4h.gif
虹を描いて下落しており、今朝もドル円の史上最安値を更新して、今日は円高について書こうとおもって書きはじめました。

で、今見たらコレ
20111031usdjpy4h2.gif
3円ぐらい持ち上げています。

それでも、このあと80円まで押し上げられるかどうかですが、日銀の単独介入だけでは厳しいかもしれません。

ただ日本政府の希望の星は今週のFOMC
現在はQE3期待もあってドル安に向かいつつありますが、このFOMCQE3実施がないと、ひとまずドルは買い戻され、ドル円でもドルが買われるかもしれません。

逆にもしここでFOMCQE3を実施するか、実施の可能性を示唆すると、今回も介入に使った数兆円が数日で消えてしまい、日本政府の下手さが際立ちます


一方、こちらはユーロドルの4時間の介入前のチャート
20111031eurusd4h.gif
先週も木曜に1.42ミドルの高値を付けてから下げていますが、まだ4時間の虹は上方向。
ただ木曜の上昇が大きくて買われ過ぎなので、本日でも1.4070~1.41ぐらいまでの下げはあると思っています。

日銀のドル買い介入で、ユーロドルもドル買いになっていて、この1.41に向けて下げています。
20111031eurusd4h2.gif
1.41付近で下げ止まるのか、そして水曜日のFOMCでどのような発表があるのかに注目したいと思います。

まずは日銀介入でマーケットは乱れてしまったので、落ち着いてからトレードする方が良さそうです。


ではまた

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Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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