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虹色FX のご案内!

アクセスありがとうございます。
虹色FXの管理人、田向宏行です。 
初めて虹色FXにアクセスされた方は、カテゴリ欄をご参照頂ければ、虹色チャートの設定方法や、基本的な考え方などをご覧頂けます。 虹の具体的な使い方や、トレードのコツは、ブログ記事や雑誌(FX攻略.com)連載をご一読下さい
ブログ更新後の予測・相場観については、随時、ディーラーズ・バトルtwitterで書いています
虹色FXの本日のエントリー記事はこの下にあります。

そして、本を書かせて頂きました。
カバー帯つき
臆病な人でも勝てるFX入門 (池田書店 税込¥1404 2016/6/17発売)
虹色FXの基本となる考え方、テクニカルの見方などを書きつつ、入門者の方が長くFXを続けて収益を得るベースになればと思っています。
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なんと 2冊目も出ました
1冊目のFX入門の内容は理解しているであろう方を対象としているので、FXの取引の仕組みなどは省略され取引方法や考え方のみが書かれています。
これからFXをやってみようという方は、両方をお読み頂くとFXの理解が深まると思います。
kengyo_201712310043315f1.jpg

1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX
自由国民社 刊  税込¥1512  2017/12/27発売

私を含め、素人の考えるファンダメンタルズは妄想の域をでない
妄想でポジションを持つのは、任せと同じ。・・・だったら、テクニカルを基準に考えてみては という本。
ローソク足の基本やダウ理論、ディナポリについて書いています。
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GPD Pocket

8月31日(金)

昨夜のアルゼンチン中央銀行の緊急利上げ(なんと15%利上げで、政策金利は年60% なんじゃそりゃ)で、ペソが暴落

トルコ・リラなど新興国通貨は軒並みさげて、リスクオフになりました。
メルマガや為替予想、twitterで書いたドル円は、110.90を割り込み、水曜からの上昇の動きはキャンセルされています。


そんな相場の動きで、アタフタしている人もいると思いますが、外出先でもちゃんとチャートを見たい人にお勧めなのが、このパソコン GPD Pcket
IMG_1937.jpg
いつもと同じ15通貨ペアが表示されるMT4環境をそのまま持ち歩けています。
詳しくは、【 GPD Pocket 】 で検索して頂くと、youtube動画をはじめ、いろいろ出てきますが、要するにWindows10を搭載した、キーボートとマウスポインタ付きのれっきとしたパソコンです。

今回はブログ用に写真を撮りましたが、トレーダーの私にとっては、カッコづけではなく、実用性の問題なのです。

今や普段の取引のほとんどiPhoneですが、やはりチャートは、フルのMT4を見たいんですよね。
取引業者がMT4でなくても、この高機能チャートはとても魅力で、もう10年ぐらい何より最も長く使っているチャートなので、ローソク足をベースに使うにしても、インジケーターを表示させるにしても、何にしても使いやすいMT4をwindowsで持ち歩けるのはとても安心感があります。
また、調べものもパソコンの方が遥かに使いやすいと感じでいます。

また、私はトレーディングのほかに、元シティバンクの西原宏一さんがエフピーネットダイヤモンド社から発行しているメルマガで補助としてテクニカル分析の寄稿をしたり、インヴァスト証券 INVAST NAVIに為替予想を執筆している関係で、Windowsマシンが必須なのです。

・・・そこでこちらのブログ記事にあるようにマシンも持っていましたが、さすがに非力でWindowsアップデートもできなくなり、セキュリティ的に使えなくなりました
IMG_4151.jpg


以前は、レッツノートを携帯していましたが、ひとまず携帯しよう、という使い方には重いです。
特に、テニスのように遊びに行くような場合には、使わないことが多いので、だんだん持ち歩かなくなってしまいます。

そこへいくと、480gは偉大です
この重さだと、持ち歩きを気にしませんし、いつでもどこでも持ち歩けます。
なにしろ、週の半分ぐらいはストレス解消と運動のためテニスクラブにいるので、テニスの合間にクラブハウスからチャートを見たり、取引したり、コメントを書いたりできちゃうわけです。

キーボード入力ができるwindowsがいつも携帯できているのは、私のような仕事と遊びの区別がつかないような人には最適で、キータッチがしっかりしている点も好みです。

使ってみると、1日2日ぐらいの出張やセミナーなら、これだけで行けますし、モニター出力も問題なく、どこでもWindowsが使えます。
iPhoneは常に持ち歩いているので、ネットに接続するときはテザリングできますし、セミナー会場などにはwifiもあります。
またバッテリーも十分に持つので、日常的な使用では、週に1度ぐらいの充電で足りています。
またバッテリーが不足でしてもUSB-Cで充電可能なので、iPhoneの予備バッテリーで兼用できる点で荷物が減ります。
マウスがいらない点も評価しています。

さすがにキーボードはかなり小さい上、英語キーボードなので、本格的に文章を書くとか、本を執筆するのには使いにくい部分もありますが、メルマガやレポート、twitterぐらいは書けますし、なによりMT4チャートが見れるのが便利です。

もともとは、新しいモノ好きの西原さんが昨年購入して、書籍で紹介していたものですが、私は約半年以上遅れて購入しました。

私は、とても慎重で臆病なタイプで、多くの人のレビューや記事を読み、生産が安定したであろう時期のロットを購入したため、ちょっと不安な中国製パソコンGPDpocketですが、何のトラブルもなく使えています。

・・・ちなみに信頼性という意味では、レッツノートRZが、今よりさらに軽く、かつ、USB-Cの充電に対応するのを待ってます

この辺は、トレード・スタイルと同じでその人の性格が反映されていて面白いところです。
目ざとく、金融市場の新しい動きに素早く乗る西原さんと、私のように慎重に諸々確かめてキッチリしてから入るタイプは、トレーディングでもこうしたガジェットの導入でも、同じものを選択してもタイミングが全く違います。

トレーディングには自身の性格が強く反映されます。
ルールや時間軸も自分の性格に合っていることが重要です。
性格と合わないことをしても上手く行きませんからね。

最後はトレーダーの性格の話になってしまいましたが、impulsiveな人と、私のようなmehtodicalな人とでは、同じことでもアプローチが違うので、トレードツールだけでなく、自分の性格も見直してみるといいかもしれませんね。


ではまた

動かない相場

7月30日(月)

暑い日が続いていますね。

相場は動かな日が続いています。
チャートは、私が毎日、西原メルマガ(エフピーネットと、ダイヤモンドで発行)で、配信しているディナポリ・チャートで、ドル円の日足です。

※ちなみに「日足」は、「ヒアシ」と読みます。 「ニッソク」と読む人は自分が初心者と思った方がいいですし、誰のwebセミナー等の映像配信でも、「ヒアシ」と言い、「ニッソク」という講師はいないので、そうした点で、ご自身に細かな注意力や観察力に欠けている、と意識した方がいいかもしれません。
 自分の性格や注意点を知ることは相場をする上で、大切です。

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メルマガでは、日々の値動きをこのように高値安値などのラインを引いて解説しているので、拙著をお読みいただいた方は、実戦の参考になると思います。

このチャートを見ると、5/21高値と、5/29安値のレンジが、ずっと続いています。
このレンジは、7/11に5/21高値を上抜けるまで、1カ月以上続きました。

つまり、相場は、そんなに毎日動くわけではない、ということです。
レンジが7割、8割と言われるのも、合っているわけですね。

ということは、現在も値動きがありませんが、こんなのはまだ序盤で、まだまだ動かない場面が続いても焦る必要はない、ということです。

しかし、FXで儲けたい、という人は、「欲が先走る」のでガマンができず、いろいろ手を出して結局は、損をしてしまう場合が多くあります。
特に、FX初心者の方は、テクニカルとか、ファンダメンタルズとか、相場分析ができれば、儲けられるように思いがちですが、そんなことはありません。
相場の多数派はどちらか、売り手と買い手の力関係がどこで変わるか、結果として相場が動くかどうかを分析しているのであって、自分の都合で動く理由を探しても上手く行きません。

その代り、動くときにしっかり利益を取らなくてはなりません。

毎日のように利益を得る、というのは、タイムカードを押せば賃金を貰えるという発想です。

トレーダーは狩猟をしているので、何日も利益がない日があっても、どこかで大きくとればいい、という発想にならないと、相場から利益を得られるようにはならないので、このメンタルができるまでが苦悩の日々だと思います。

相場が動かない時に、「動かなければ、どこを越えたら動くのか」、という戦略を立てて準備することが大切になります。
動かないときこそ、いろいろ考えたり、その基盤となる知識を入れるようすると、良いのではないでしょうか。

もちろん、私の本を読むのもお勧めですが、本を読んだら儲かる、ということはありません
野球で、バットの振り方を習ったら、大谷翔平投手の球を打てるでしょうか?
そんなのは、無理です。

本を読み、実践して、失敗し、改めて勉強したり、自分で考え尽くす、こうしたことの繰り返ししか、相場で儲ける方法を身につけることはできません。

動かないときこそ、何をすべきかを考えるいい時間、と思ってみるといいのではないでしょうか。

ではまた

書籍Part4-6 補足解説

6月26日(火)

拙著のPart4の6「今後のシナリオを検証してみる」(p.138~p.143)について
ブログにコメントを頂きました。
FX1年弱の方ですが、熱心に勉強されていると思います。
その努力は、必ず相場から返ってくるので、FXを楽しみながら、続けてください。


さて、ご質問の回答ですが、コメント欄では文字でしか説明できないので、
図表を入れた解説をするため、ブログ記事としてお伝え致します。
なお、この部分の書籍の解説は、今振り返ると、少し「雑」に思えるので、他の読者の方にもご参考になれば、幸いです。


拙著「1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX」のPart4(p.120~)は、移動平均線の章です。
移動平均線とは何かとか、どう使うか、という説明の中で、ダウ理論と併せて使うにはどうするか、ということを主に書いています。

ただ、その為と言ったら言い訳になりますが、添付チャートの説明は「雑」で「大まかにこんな感じで移動平均を併せて見て」という感を否めません。

コメントでご指摘されているのは、特にp.139~p.142にある、図表11から図表14の高値と安値についてです。

この図表11から14は、同じ図表をベースに、説明を書き沿えており、底で示しているドル円月足は同じものです。

ここでご質問頂いたのは、2014年12月安値115.555(空色)と、2015年3月安値118.315(紫色)が、それぞれなぜ安値として認識されるか、わからない、というものでした。

書籍の図表がわかりにくいので、添付図にも同じ期間の月足を出しています。
usdjpy m

2015年6月の最高値125.859から遡ると、明らかな安値は2014年2月の100.738、または添付図で追加している2014年7月の101.062になります。

よって、125.859から100.738までは安値がないように見えます。


では、なぜ本書で2014年12月の115.555と、2015年3月の118.315を安値としたか、ですが、
この2つそれぞれの月足を見て頂くと、2014年12月の安値と高値は、
その後2015年3月に高値が更新されるまで抜けていません。

また2015年3月の高値と安値は2015年5月に上抜けするまで変わりません。

つまり、2014年12月高値121.845と安値115.555のレンジが、
2015年3月に高値更新されるまで続きます。

同様に、2015年3月高値122.005と安値118.315のレンジが、
2015年5月に高値更新されるまで続きます。

以上の事実を踏まえて、おさらいです。


ダウ理論のトレードは、高値を安値を見つけることで、現在のレンジを把握します。
レンジは、売り手と買い手の力関係が拮抗している場面です。
ですから、レンジを抜けることで、売り手と買い手のどちらかが優勢となり、相場が動き、これが続くことでトレンドになります。

ということは、2014年12月足や2015年3月足のように、その後高値も安値も更新されなければ、この月足の範囲でレンジということになります。
ダウ理論の上昇トレンドは、「高値を更新し、安値を更新せず」です。
2014年12月移行の2015年1月と2月は、2014年12月に対して、高値を更新していませんし、安値も更新していません。

つまり2014年12月安値115.555は、その月の高値121.845とレンジで、
3月に高値更新されるまでは、このレンジ内の動きということになります。

また2014年12月足でレンジになっているということは、仮に2015年1月や2月に2014年12月安値(115.555)を割り込むと、安値更新することになり、上昇トレンドは終了して下落転換する可能性が出てきます。
このとき、現実はそうはなりませんでしたが、レンジの下限を下抜けたら、そう考える、ということです。

この考え方は、2015年3月足(安値=118.315)でも同様です。

このため、2014年12月安値115.555と、2015年3月安値118.315が安値として認識される、ということです。
そして、この118.315の下抜けや、115.555の下抜けがあれば、トレンドが転換したと考えることになります。

以上の理由で、拙著では安値として書いています。

が、以上の解説を書いていて思いましたが、本書では、ここまで詳しく書いてませんね
説明不足で申し訳ないです。

ちょっと大人の出版事情をお話しすると、先に刊行の日程が決まります。
それから、原稿を書き、図表を整え、編集して追加したり、削ったりの作業をします。
なので、書籍後半は、かなり慌ただしい中での執筆と編集が続いています。
わかりやすい、いい本を作りたいのですが、なかなか完璧にはできず、より良いものを求めて次作に反映したいと思います。


また、この辺も踏まえ、月刊FX攻略.comでは、2018年5月号からテクニカルについての連載を書いています。
ご興味があれば、そちらも併せてお読みいただくと、考え方をご理解頂けやすくなるかと思います。

本当は直接お会いしてお話しするのが一番お伝えしやすいのですが、なかなかそうもいきません。
どうしても書籍は文字数など物理的制限があるので、疑問があれば、こちらへお寄せいただければと思います。


最後にちょっと宣伝ですが、このブログ左にある西原さんのサイトに行くと、メルマガの紹介があります。
この西原メルマガには、私も毎日テクニカル解説を書いており、現在の相場について、高値や安値、ディナポリチャートなどについて配信しているので、考え方の参考になるかと思います。
10日間の無料お試しがあるので、ご興味があれば、試してみてはいかがでしょうか。

私も50代のオッサンなので、大人の事情がいろいろありますが、みなさんのトレードの参考になれば、幸いです。

ではまた

流れは急には変わらない

6月20日(水)

昨夜はサッカーワールドカップの日本戦で盛り上がりました。
南米コロンビアから貴重な勝ち点3を手に入れ、決勝トーナメント進出の第一歩となりました。

ワールドカップは4年に一度ですが、この期間中は相場も動きにくいと聞いたことがあります。
ロンドンFXで有名な松崎美子さんによれば、ロンドンのシティで働くお嬢さんの会社では、自国チームの試合時間はTV観戦が認められているとか
金融の中心であるロンドン・シティが、これですから、確かにワールドカップ中は動きにくいのかもしれませんね

さて、サッカーではなく、マーケットの話。

FX相場のトレンドは、簡単に反転しないというお話をします。
相場はトレンドが出ると、市場参加者の多くがその方向にポジションを傾けます。
大きな流れに乗るのが儲かりますし、デリバティブ取引であるFXでは逆張りは即死しかねません。
しかし、トレンドが続いてくると、いつか反転しそうで、怖くなってきます。
自分が入ったら終わりなんじゃないか、一気に巻き戻されてしまうんじゃないか、という不安です。

これらは、チャートを読み取れないから起こります。

このチャートはユーロドルの日足ですが、
EURUSDは2017年1月の1.03を底に上昇してきました。
しかし2018年1月の1.25367ぐらいで上値が伸びなくなり、4月までレンジが続きます。
eurusd d
レンジは上が1/25の1.25367でしたが、2/16には1.25546まで拡大します。
しかし下は、3/1の1.21538で、この1.25ミドルから1.21ミドルの約400ポイントのレンジが約3カ月続きました。

つまり、1.03から1.25へ大きく上昇したということは、それだけ多くの買いポジションができていて、簡単に逆方向には動かないのです。
日足や週足でのトレンドは、転換するにも時間がかかります。

これを知っていると、焦ってポジションを作ることもなくなりますし、レンジで上下するなかで消耗するような取引をする必要がありません。

そうして見ると、EURUSDの現在は、1.15を底に、1.1850まで戻した後のレンジになっています。
このレンジをどちらに抜けるかは誰もわかりませんが、日足がレンジになっているということは、簡単に急騰急落はしにくいだろう、ということです。

まして、ワールドカップをやっています
サッカーがマーケットにどの程度影響するかは、不透明ですが、しばらくの間は動きにくくなる可能性がありそうです。

そう考えると、相場の動きをジックリ見ることができますし、戦略も立てられます。
「焦り」や「欲張り」の心理が失敗トレードの原因になりやすいのは、私自身も経験上よくわかります。

相場は急には変わらない=変わる前にはレンジの膠着がある、ということを意識するだけで、ゆったりとした気持ちを持つことができるのではないでしょうか。

焦らず、欲張らず、相場を楽しみながら、しっかり利益を得るテクニックを身に付ければ、後は利益がついてくると信じて、じっくりFXに取り組んでみてはいかがでしょうか。

私はテニスの回数が増えてきています
ではまた

拙著「兼業FX」へのご質問に答えて

5月19日(土)

twitter(@maru3rd)に拙著をお買い上げ頂いた「浜ちゃん」さんらご質問を頂きました。
twitterの140字で説明するのは無理あるので、こちらでご説明いたします。
浜ちゃんさんは、丁寧にもこのブログにも同じコメントを頂いています。
ありがとうございます。


コメント欄から引用すると、
=====
質問です。
twitterにも投稿させて頂いたのですが、こちらにもメールさせて頂きます。

1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX
を購入させて頂きました。
興味深く購読致しております。

P79の下から4段目「高値である8月11日」とありますが、何故その直前の8月2日辺りが高値にならないのでしょうか?
=====
というものです。

まずは、拙著「一日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX」をご購入頂き、ありがとうございます。

書籍は、誌面という物理的制約がありますし、締め切りという著者にとっては精神的な締め付けもあり(笑)ブログやツイッターのように自由には書けない分がありますので、不明な点は今回のようにコメント欄にご質問頂ければと思います。


さて、拙著をお読みいただくとわかりますが、私は相場の値動きは、売り手と買い手の力関係でのみ決まると考えています。
買いが売りより多ければ、値段は上がり、逆なら下がる、ということです。

私がダウ理論で見ているのも、相場の買い手と売り手の力関係です。

トレンド相場も、一気にトレンドが続くのではなく、その時間軸の中で、レンジとレンジブレイクを繰り返すことでトレンドになっています。
そして、そのレンジが逆方向にブレイクすると相場は転換します。
これが相場の転換点です。
転換点は、レンジを逆方向にブレイクするポイントとしてみるとわかりやすいと思います。

以上の基礎知識の上で、8/3から8/24のGBPUSD日足を見てみましょう。
gbpusd d
8/3が高値ということは、ここで買い手より売り手が勝ったということです。
だから相場は下がり始め、その売り手と買い手が均衡したところが高値になります。

しかし相場は波のようなもので一気に8/24まで下げているわけではありません。

下落が止まる場面、つまり下げ止まって戻される場面が何度かあります。
まずは8/8です。
8/9安値は8/8安値を下抜けていないので、8/8安値の時点で買い手が勝ったことになります。
ここで、8/8高値を上抜けると少し上に行きますが、ここも上抜けず、8/8の高値と安値のレンジで売り手と買い手が攻防します。(紫色のレンジ)

しかし、このレンジは8/11に8/8安値を下抜けてレンジブレイクします。
売り手が勝ったわけです。
8/8高値を越えなかったということは、8/8高値の上には強い売りがあることになります。

そしてレンジは8/11と8/18のレンジに移行します。(空色のレンジ)

このレンジも8/22に下抜けして、8/11の上には売りが強いことが示されます。

そして8/24安値を付けます。
ここは8/21と8/24でレンジになっています。(橙色のレンジ)

ということは、8/21を上抜けると、レンジを逆向きにブレイクするので、トレンドが転換、つまり上昇に転じます。


ただ、ここからは冒頭にも書いた大人の事情ですが(笑)、書籍に添付する図表にあまり細かなことを書き込むと、図表が小さいので、説明が難しくなります。
これはブログやWEBとの違いで、物理的に仕方ありません。

そこで、拙著では、8/21ではなく、見やすく、わかりやすいであろう8/11で解説しています・

また8/21ではなく、8/11にしたのは、実際の私のトレーディングにも関連しています。
最初の相場転換では、5月のドル円のように上手く転換しない場合もあり得ます。
慎重を期するなら、さらに上の8/11を使う方がわかりやすくなります。


また、ちょっと言い訳ですが、そもそも、ご質問の79ページは、3章のダウ理論の話ですが、76ページにあるように、「値動きにはすべての要因が織り込まれている」というお話をしています。

そして、織り込みの事例として、2017年9月14日のBOEのアクションと、値動きを説明しています。
BOEは利上げも何もしていないのに、ポンドは買われ、GBPUSDは上昇している、という話ですね。

私は、9/14のBOE開催前からポンドは買われていて、それがチャートには織り込まれている、つまり8/24を底に上昇している、という説明をしたいわけです。

このとき、79ページでは、8/11高値を上抜けた時点からポンドドルは上昇になっているから、その流れの中で9/5に8/11高値を上抜けたことで、すでに上昇の流れができているから、9/14のBOEが利上げしなくても、GBPUSDは上昇を続けた、という趣旨を書いています。

なので、厳密にテクニカルを細かく追及していません。
これには、先ほどの大人の事情でわかりやすくしよう、という意図もあります。

以上が、8/11高値を選択している理由です。


では、浜ちゃんさんの8/3ではダメかというと、そうではありません。
8/3はもっと大きな動きの高値ですから、ここを越えたタイミングでロングにする、というのもアリだと思います。

ここで、GBPUSDの週足を見てください。
gbpusd w
週足では、8/3から8/24への下落の間位に、日足で示した8/8、8/11、8/21という高値はありません。
つまり、週足では8/3と6/21のレンジ内の動きなので、レンジの高値である8/3を上抜ければ上昇と考えることができます。

前述のように相場は波なので、波は時間軸によって大きさがちがいます。
このため、日足では、8/3ではなく、その前の波の頂点を転換点としているわけです。

以上でご理解いただけるでしょうか。

なお、私はこうした事例を、twitterや西原メルマガで書いています。
特に西原メルマガは有料なので、チャートを添付して毎日配信しています。
またオフ会などもあるので、文字では伝わりにくいことも、お話しすることで伝わりやすいのではないかと思います。
書籍同様に1日1回のチャートチェックと配信をしているので、兼業トレーダーの方の参考になればと思います。

ではまた



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田向宏行

Author:田向宏行
たむかい ひろゆき
大学卒業後、資格試験に挑戦するが挫折。就職できず仕方なく起業。事業経営の間も金や株に投資。
事業譲渡後の現在は個人投資家。
2010年1月号から月刊 FX攻略.com でコラム連載中。
2011年3月からディーラーズ・バトルでもマーケットの動きついて発信中。
ブログ更新後は、ツイッター(@maru3rd)とディーラーズ・バトルで直近の相場感などを随時情報発信してます。

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